撮影を趣味とする鉄道ファン“撮り鉄”が桜の木を切断したとして、しなの鉄道(長野・上田市)関係者が自身のツイッターに苦言を呈したことを受け、インターネット上で物議を醸していることが23日、分かった。 今月中旬、同鉄道の信濃追分-御代田間の線路沿いにある桜の木4本が、チェーンソーとみられるもので切断されているのが見つかったのが発端。現場は浅間山と列車を一緒に撮影出来る人気スポットの上、今年4月には68年に製造された同鉄道の169系が引退するため、最近は撮り納めする鉄道ファンが連日訪れている。切断された桜は05年にしなの鉄道が植えた。 今月21日に同社関係者がツイッターで「もうすぐ咲く桜の木を切ってまで撮影した写真に、何の価値があるというのでしょうか?」と、撮り鉄の仕業を示唆する内容をつぶやいたところ、直後からネット上で「完全に犯罪行為」「カメラも持つ資格なし」などの非難が殺到。一方、鉄道ファン