福井鉄道の歴史について車両の展示などを通して理解を深めることができるミュージアムが完成し、19日、記念式典が行われました。 「北府駅鉄道ミュージアム」は、福井鉄道の車両工場がある北府駅のそばに越前市などが整備を進めていました。 19日、越前市の山田賢一市長や福井鉄道の村田治夫社長らが7年前に営業運転を終えた「200形車両」の前でテープカットをしてオープンを祝いました。 ミュージアムは、屋内と屋外の展示物からなり、このうち、国の登録有形文化財になっている北府駅の駅舎では、廃線となった鯖浦線や南越線などが路線図などで説明され、歴史を知ることができます。 また、19日は、大正時代に作られた除雪車や3月27日から運行が始まる新しい車両など、大正から令和にかけての4世代の車両が勢揃いし、訪れた愛好家などが盛んにシャッターを切っていました。 越前市総合交通課の水谷澄人さんは「市民の寄付などで、ようやく