太平洋の両側でこのところ、「報道」の面目が損なわれている。それは、報道に関わる人間の意識のせいだったり、「報道」と「娯楽」の境界線がぶれているテレビメディアのあり様のせいだったり。日本の「中川もうろう会見」や「バンキシャ!誤報問題」と前後して、アメリカでは「ジョン・スチュワート対CNBC」という騒ぎが発生していた。「オバマ大統領」とは直接関係ないことかもしれないが、「オバマのアメリカ」をここ一週間ほど賑わせていたこの騒動は、金融危機に対するアメリカ国民の怒りをくっきり掬い上げたものでもあったので、ご紹介します。(gooニュース 加藤祐子) ○ 日本の「なあなあ」 間違いをしない人間はいないし、ミスをしない記者もいない。新聞記者だった当時の自分も、取材不足によるミスをキャップやデスクに拾って助けてもらったこともあれば、うっかりミスがそのまま通ってしまって訂正を出したこともある。そして官庁の記
![危機に怒るアメリカ、コメディアンの戦いを注視 コラム「東京から見るオバマのアメリカ」(7回目)(gooニュース) - goo ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/641ad2eb1f0dcbea965209d0b70c2cb9085fa6a3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.news.goo.ne.jp%2Fimage_proxy%2Fcompress%2Fq_80%2Fimg%2Fsns%2Fnews.png)