18th Street Software, Mike Arace氏は自身のブログにおいて、FlashやJavaアプレットといったサードパーティプラグインを使わずにアニメーション効果を実現する方法を紹介している。 同氏は、これまでWebでアニメーション効果を実現したい場合、FlashやJavaアプレットなどのサードパーティプラグインを使わないといけないと考えられてきたが、最近のAjaxやDHTMLの普及により状況が変わったとしする。 そして、具体例として閲覧するWebブラウザに依存しないクロスフェードのデモンストレーションを紹介する。 このデモはScript.aculo.usを使って開発され、3つのテキストデータが5秒おきにクロスフェードしながら表示されるというものだ。JavaScriptを適切に処理できるブラウザであれば特別なプラグインは必要ない。 最初に表示される画面。下部の緑色のボック
Webアプリケーションのテストツールに「Selenium」がある。SeleniumはJavaScriptとHTMLを使って、Webブラウザに自動でテストをさせようというもので、アジャイル開発におけるテストツールとして注目されている。 Seleniumとは SeleniumはWebアプリケーション用テストツール。JavaScript/DHTML/iframesをベースに構築されたテストツールで、Webブラウザから直接実行できるという特徴がある。要するに、目の前でWebブラウザが勝手にテスト工程を実施するわけである。見ていてなかなか気持ちがいい。対応しているプラットフォームやWebブラウザは多岐にわたる。代表的なプラットフォームは次のとおり。 Windows Internet Explorer 6.0 Mozilla Suite 1.6以上 Firefox 0.8?1.5 Seamonkey
引き続き、今回もプロジェクト管理のアプリケーションを使っていこう。前回のGanttProjectは完成度も高く、すぐにでも実用になるソフトウェアだが、今回はもう少し開発途上な2本を紹介したい。 まず1本目は、これもJavaで開発された非常にシンプルな進捗管理ツール「JProjectTimer」だ。お馴染みのオープンソース開発者コミュニティサイト「sourceforge.net」からダウンロードできる。 さて、JProjectTimerはJavaの.jarアーカイブファイル形式で配布されている。Javaランタイム環境が整っていれば、WindowsでもMac OS XでもLinuxでも、「JProjectTimer-0.0.7.jar」を起動するだけで実行可能だ。起動後に表示されるウィンドウを見るとわかるが、メッセージもちゃんと日本語化されていて安心だ。 JProjectTimerの画面は、「
前回はPHProjektを導入するところまでやってみたが、いざログインしてみると、主に日本語対応周りの不具合が多かったりする。今回は予告した通り、その辺の問題について調べてみたい。まず、すぐに違和感を感じるのが、ユーザやグループの登録時にフォーム上のボタンに表示されている文字だ。 「作成 または ?ndern」とあるので、おそらく「?ndern」は「修正」や「変更」となるのが正しいのだと思われる。英語ならばまだ多少意味もわかりそうだが、元がドイツ語なだけに、大学の第二外国語などでよほど真面目に勉強していない限り、瞬時に理解するのは難しいだろう。なぜこのように日本語に翻訳されている部分とされていない部分が混ざってしまっているのかというと、おそらく過去に翻訳された日本語ファイルに、バージョンが上がって後から追加された文字列を、ドイツ語のまま追加しているからではないかと思われる。実際に日本語リソ
当コラムも今回で100回目である。毎週お付き合い頂いている読者の皆様と、素晴らしいソフトウェアを開発されている皆様には、本当に感謝の言葉もない。今後ともどうぞ今後とも末永くお付き合いください。 さてさて、2週に渡りデスクトップで使用できるプロジェクト管理アプリケーションを使ってみたが、メンバー間で情報を共有しつつ仕事を進めようと思うと、やはりネットワーク上で利用できた方が便利だ。以前、Webプロジェクト管理アプリケーションとして「phpcollab」を紹介したが、今回はまた別のLAMPアプリを紹介しよう。「PHProjekt」だ。 PHProjektは現在バージョン5.0.1が最新となっている。稼働には、PHP 4とデータベースの環境が必要だ。データベースはMySQL、PostgreSQL、Oracle Database、Informix、Microsoft SQL Serverと非常に広
google-perftoolsはGoogleによって提供されている、C/C++アプリケーションのパフォーマンスを改善するための開発ツールキットである。2005年3月に初めて公開され、およそ4年を経て7日に正式版がリリースされた。The BSD Licenseの下で提供されており、LinuxをはじめとしてFreeBSD、Mac OS X、Solaris 10、Windows XPなど、各種プラットフォームでの動作が確認されている(ただし、Linux以外については一部機能を除く)。 google-perftoolsには次に挙げる4つのツールが含まれている。 高速メモリアロケータTCMalloc ヒープチェッカー ヒーププロファイラ CPUプロファイラ TCMalloc(Thread-Caching Malloc)は通常のmallocよりも高速なメモリ割り当てを実現するライブラリであり、テスト
Smashing Magazine - WE SMASH YOU WITH THE INFORMATION THAT WILL MAKE YOUR LIFE EASIER, REALLY. Smashing MagazineにおいてMySQL Admin and Development Tools Round UpのタイトルのもとMySQLの管理および開発に活用できるツールがまとめられている。MySQLを使った開発やデータベース管理を行っている場合には一度チェックしておきたい内容だ。紹介されているツールを抜粋すると次のとおり。 phpMyAdmin - MySQL管理Webアプリケーション SQL Buddy - MySQL管理Webアプリケーション Aqua Data Studio - MySQL管理アプリケーション(開発向け機能含む) (Win, OS X, Linux, Solari
はじめに PHPExcelは、PHPでExcelファイルを生成できるライブラリです。Excel2007形式のファイルの読み書きができ、ワークシート、セル、罫線、図形、コメント等の操作ができます。 PHPExcelで生成したExcelのサンプル 入手方法 PHPExcelはCodePlexからダウンロードできます。ライセンスはLGPLで、執筆時点の最新バージョンは1.6.5です。ダウンロードページには「PHPExcel」と「PEAR PHPExcel」の2種類がありますが、ここでは「PHPExcel」を入手します。 実行環境 PHPExcelを利用するには以下の環境が必要になります。 ・PHPバージョン5.2以上 ・PHP拡張モジュール「php_zip」 本稿ではPHPのバージョン5.2.9を使って動作確認を行いました。また、php_zipを利用するため、php.iniの「extensi
とうとう来たか――。昨年12月12日、産経新聞社からリリースされたiPhone/ iPod touchアプリ『産経新聞』に軽く昂奮した。産経新聞全ページをそのままiPhoneで読める。しかも、(当面は)無料で。毎朝5時、その日の産経新聞データが配信開始。家を出るとき、紙面データがダウンロードされたiPhoneを持って、行ってきます、だ。もうキオスクで100円を払う必要もないし、新聞片手に地下鉄に乗り込む必要もない。このアプリさえあれば、ネットワークの通じない地下だろうが空の上だろうが、どこでも片手で新聞が読める。その日から筆者は、産経新聞ばかりに目を通すようになった。 iPhoneアプリ「産経新聞」での紙面チェックは快適。自在に拡大縮小し、一覧ページ(ダウンロード済みページは点灯)も用意。アプリ起動時にデータがダウンロードされ、iPhoneにキャッシュしておける点も魅力だ つり革左手、右手
米Googleがモバイル版の「Google Book Search」の提供を開始した。Book Search Mobile Teamによると、同サービスを通じてiPhoneまたはAndroid携帯電話から150万冊以上のパブリックドメインの書籍にアクセスできる。 モバイル版Book Searchを利用するには、対応端末のWebブラウザから「http://books.google.com/m」にアクセスする。ホーム画面には、検索ボックス、最近読んだ本、特集、さらに「アドベンチャー」「ドラマ」「歴史」などブラウジング用の18カテゴリーが並ぶ。開いた本は自動的に"最近読んだ本"にリストされる。読みかけの本へのアクセスや書籍探索の際のブックマーク代わりに使える便利な機能だ。 Google Book SearchのPC版では、ページイメージを見たままにデジタル化したPDF版を中心に書籍が表示される。
今回のテーマは「iPhone/iPod touch向け開発」 iPhoneやiPod Touch向けのネイティブアプリケーション開発や、最適化されたWebサイトの構築が各所で行われている。日本国内だけで見ればシェアはそれほど大きくないと言えるが、iPhoneユーザはパケット定額に入っているため、ネットワークを多用したアプリケーションが組めること、「App Store」を通じて世界にアプリケーションを公開できること、さらに課金システムも用意されていること、そして何よりも格好が良いことがあって世界中の開発者を虜にしている。 とは言え、iPhone/ iPod Touch向けアプリケーションの開発は特殊な点もあるので一筋縄ではいかないだろう。独自のインタフェースや開発に際しての注意点など、経験を必要とするものも多い。だが、それらの情報もインターネットを使えば収集できるものもたくさんある。 今回は
バックアップの重要性が説かれることは多いものの、その実情となると、三日坊主どころかこれまで1度もバックアップを行ったことがないという人もいるだろう。「Time Machine」は、そんな人のために用意された、Mac OS X 10.5 LeopardのOS標準バックアップシステムだ。 Time Machineを利用するには、HFS+形式(ジャーナリングを有効化したMac OS拡張)でフォーマットされた外付けHDDが必要だ。USB接続かIEEE1394(FireWire)接続かといった接続方法は問わない。MacとHDDを接続すると、「Time Machineでバックアップを作成するために"HDD(接続したHDDの名称)"を使用しますか?」といった旨のダイアログが表示される。ここで[バックアップに使用]ボタンをクリックすると、即座にTime Machine用HDDとして自動設定される。 USB
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iPhoneをモバイルディスク化できるフリーウェア「DiskAid 2.0」 (画面はMac OS X版) DigiDNAが4日、iPhoneをモバイルディスクとして使用できるフリーウェア「DiskAid 2.0」を公開した。対応するデバイスはiPhoneおよびiPod touch、バージョン1.1.1から2.2までのファームウェアをサポートする。動作環境はWindows XP SP2 / Vista、Mac OS X 10.4以降。 DiskAidは、iPhone / iPod touchのマウントを可能にするアプリケーション。保護されているシステム領域 (ルートフォルダ) は対象外だが、撮影した写真や楽曲データなどが保存されるメディアフォルダを通じ、WindowsおよびMacintosh間とのファイルの融通が可能になる。「Jailbreak」と呼ばれる、自由なファイルの書き換えを可能に
米EvernoteがサービスAPIを公開した。同社は、メモや写真、Webページなど、ユーザーがキャプチャした情報を統合的に管理し、クラウドを通じて複数のパソコンの間で同期するツールやサービスを提供している。携帯デバイスからの利用も可能だ。 サービスAPIの提供により、サードパーティの開発者がEvernoteのサービスにアクセスできるようになる。例えばカレンダーやTo-Doアプリケーションとマッシュアップしたり、独自のEvernoteクライアントを開発することも可能だ。一例として、EvernoteとSalesforce.comアカウントをマッシュアップするNote Wizardが挙げられている。Salesforceで自身のアクティビティや顧客とのやり取りをトラッキングするユーザーにとってミーティングのメモやビジネスカードを取り込むのは面倒な部類の作業だが、メモを一括管理でき、画像の文字を自動
MSYは6日、プロデザイナーの使用を前提としたRazer製Mac用デバイス「Razer ProSolutions Elite」シリーズの新製品として、iPod / iPod touch / iPhoneドックやマクロ用カスタマイズキーを搭載した多機能キーボード「Razer ProType Keyboard」を発表した。価格は1万5,800円。発売は29日に予定されている。 「Razer ProType Keyboard」 iPod/iPhoneドックを搭載 マルチメディアボタンを利用してiPodやiPhoneを直接操作することも可能 Razer ProType Keyboardは、ハイクオリティラバーによる静音キースイッチを搭載したメンブレンキーボード。キートップは高低差の少ない設計が採用され、指運びの多くなるキータッチのストレスを解消している。また、Razer ProType Keybo
毎度お読みいただきありがとうございます。「第283回 速攻GETした「iPhone 3G」をあれこれイジる (1)」でiPhone 3Gを入手したときのトラブルについて取り上げたためか、かなりのアクセスをいただいたようです。コラムの主旨と大きく離れてはいますが、スルーしてはいけないことと考えますので、その後の経緯について説明させていただきます。 私の考え 今回のような事態、正直言って面倒です。うれしくありません。結構な時間を費やしていますし、なによりストレスが溜まります。 "抱き合わせ"が納得できないなら他の店で買えばいい、という考えもあるかと思います。しかし、iPhone 3Gの供給は当面タイトなはずですから、私が買わなくても他の誰かがその条件で買うことでしょう。不幸のバトンタッチというか、落とし穴に近づきつつある歩行者に警告しない行為というか……私には受け入れられません。それならば自ら
7月10日午後1時、サンフランシスコのフラッグシップ店前。行列はできているものの、並んでいるのは2人だけ 2度目のiPhone発売を迎える米国では、昨年のような長い行列は見られず、比較的おだやかな「iPhone 3G」発売になりそうだ。 ニューヨーク市5番街にあるガラスのキューブのApple Storeでは、独立記念日あたりから行列ができはじめ、一時は初代iPhone発売に劣らない騒動になりそうな雰囲気もあった。だが他の都市では発売まで24時間を切った時点でも、長い行列は見られない。カリフォルニア州サンフランシスコ市にあるApple Storeのフラッグシップ店では9日夜に行列ができ始めたものの、日本のソフトバンク表参道で発売が開始された頃(米西海岸時間で10日午後3時)に並んでいたのは2グループのみだった。 昨年の初代モデルの販売開始は金曜日の午後6時だった。学生は夏休みに入っていたが、
6月29日、アメリカ全土で発売が開始されたiPhone。マイコミジャーナルでもYamashita氏のレポートや、末岡氏のレポート、丸山氏のレポートなどなどが掲載された。 世間でも、発売後数時間で分解レポートが出たり、早速原価推定が行われたり、iPhoneのアクティベーション回避策が発表されたり、ミキサーで粉砕されたりと、大変なことになっているわけであるが、筆者の手元にもなぜか届いた。それも「分解レポートをお願いします」のただし書き付き。 いや、折角だし正常動作しているうちに、上述のアクティベーション回避を試してみようと思ったのだが、編集部から届いたメールには「別途iPhoneの分解写真を押さえる必要があり、いったん分解させていただいております。ねじ類は取り外した状態で組み立て直してありますため、正常に画面表示が行われない状態となっております。」おーい。「また、非常に申し訳ないのですが、
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