[ニューヨーク 25日 ロイター] - 米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ.N>は、米インターネット検索大手ヤフー<YHOO.O>の中核事業を現金48億3000万ドルで買収することで合意したと発表した。 長引いていた売却プロセスに終止符が打たれ、ネット企業のパイオニア的存在としてのヤフーの時代に幕がおろされることになった。 ベライゾンは今回の買収によって、デジタル広告やメディア事業を拡大したい考え。 ヤフーは中核事業の売却完了に伴い事業会社としては経営を終了し、ヤフー・ジャパン<4689.T>の35.5%株式と中国電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディング<BABA.N>の15%株式を保有する持ち株会社となる。 売却完了は2017年初めの見込みで、株主や当局の承認を得るまでは独立企業にとどまる見通し。その後は社名を変更し、上場投資会社となる計画。ヤフー幹部によると、売却