CNN.jpによると、メキシコ北東部の米墨国境沿いの町ヌエボラレドで13日、若い男女がインターネットの交流サイトで組織犯罪を糾弾していたことを理由に惨殺され、歩道橋に遺体をさらされる事件が発生したとのこと(記事)。 殺害されたのは20代の男女と見られ、遺体は手足を縛られ歩道橋に吊るされていたという。遺体の近くには「インターネットにおかしなことを書き込むやつはみな同じ目に遭うだろう」などと書かれた張り紙がされており、麻薬絡みの犯罪を告発していたブログやフォーラムが名指しされていたとのこと。検察関係者は、目撃者は見つかっておらず、犯人を特定することはほぼ不可能だと話している。 昨今メキシコでは麻薬組織による凶悪犯罪が相次いでおり、警官や有力者をはじめ、2010年には1万人以上の人々が犠牲になっているという。