「Redmineでスクラム実践!」~アジャイル開発始めました~:かんばん!~もし女子高生がRedmineでスクラム開発をしたら(4)(1/3 ページ) 本連載は、ちょっととぼけた女子高生の姉妹が今注目のアジャイル開発手法であるスクラムとプロジェクト管理ソフトの「Redmine」を使って、システム開発をするというフィクションです。
2011/04/30 米Amazon Web Services(AWS)は米国時間4月29日午後、同社のブロックストレージサービス「Amazon Elastic Block Store(EBS)」および、リレーショナルデータベースサービスの「Amazon Relational Database Service(RDS)」における約4日間にわたる障害につき、詳細な経過報告と対策を発表した。これによると、障害のきっかけはネットワークの構成変更作業におけるミスだった。同社は今回の障害が複数のAvailability Zone(AZ)に影響を与えた理由も説明した。 AWSが発表した今回の障害に関する説明(英語) EBSはAWSの仮想サーバサービスであるAmazon EC2のインスタンスから、仮想ディスクとして使える永続ストレージサービス。実態としてはディスクを備えたノード(コンピュータ)の集合体を
本稿では、Node.jsの特徴や動作原理に触れ、サンプルや役に立つパッケージ、活用事例などを紹介したいと思います。 主なサーバサイドJavaScript Node.jsに触れる前に、予備知識として他のサーバサイドJavaScriptにも触れておきます。Node.js含め、サーバサイドJavaScriptには、主に以下のようなプロジェクトがあります。 サーバサイドJavaScripの標準仕様「CommonJS」とは サーバサイドJavaScriptには、「CommonJS」と呼ばれる標準化が策定されています。標準化というと難しい感じがしますが、要はサーバサイドでJavaScriptを実行するのに何が必要かを仕様として、定義しているドキュメントのことです(例えば、「ログが必要だよね」など)。 Node.jsは、このCommonJSに則って開発されています。現段階であれば、CommonJSの仕様
IPv4アドレス枯渇の日を前に WebプログラマのためのIPv6入門 おがわ あきみち 2011/1/31 IPv4アドレスが枯渇の日を迎えます。この記事では、これまでこの問題にあまり縁のなかったWebプログラマ向けに、IPv4アドレス枯渇とIPv6移行にともない生じる課題について説明します。 迫るIPv4枯渇の日 間もなく、IPv4アドレスが枯渇の日を迎えようとしています。これまで拡大を続けてきたインターネットも、1つの節目を迎えます。 IPv4アドレス枯渇とIPv6への移行は、ネットワークとしてのインターネットに直接関わっているインフラ系エンジニアには非常に身近な話題でしょう。しかし、その他のIT系エンジニアにとっては、あまり実感が持てない問題だと思います。 そこで今回は、Webプログラマの皆さん向けに、IPv4アドレス枯渇とIPv6への移行とは何なのか、どんな課題が生じるのかを紹介し
Review Boardならコードレビューを効率良くできる!:ユカイ、ツーカイ、カイハツ環境!(19)(1/3 ページ) “コードレビュー”やってますか? “コードレビュー”は、ソフトウェア開発の重要なプロセスですが、往々にしておざなりにされがちです。 しかし、きちんとコードをレビューすることで、品質向上や、早期のバグ発見による後工程でのコスト削減につながります。また、病気や事故、他のプロジェクトへの突発的な火消し(!)などによる、開発メンバーの長期離脱時のリスク削減にもつながります。さらには、他の開発者が書いたコードを読んで学習することにより、コーディングスキルの向上にも役に立ちます。 今回は、「そうはいっても、現実的にコードレビューなんて無理……」という方のために、コードレビューを効率化する「Review Board」というツールを紹介します。 Review Boardの主な特徴5つ
ご挨拶 こんにちは、ロンドンのNew Bambooという会社でWebエンジニアとして働いている@makoto_inoueです。ここのところ、PusherというWebSocketのクラウドサービスの開発に関わっています。今回から3回に渡ってWebSocketに関する短期連載を担当させていただきます。 私を含めたNew Bambooの面々(我々は自分たちのことをBambinoと呼んでいます)がWebSocketになぜ興味を持ったかということからはじまり、実際にクラウドサービスを始めるまでにいたったストーリーをお話ししたいと思います。そのストーリーを通じて、WebSocketが切り開く「リアルタイムWeb」な世界への可能性や技術的課題を皆さんと共有できればと思っています。
単体テストを“神速”化するQuick JUnitとMockito:ユカイ、ツーカイ、カイハツ環境!(16) Quick JUnitプラグインの3つの大きな特徴 近年、JUnitとHudsonを利用した継続的インテグレーション(CI)によるテストの自動化や、テスト駆動開発(TDD)の普及などにより、ユニットテスト(単体テスト)のテストコードの作成が重要視されています。 今回紹介する「Quick JUnit」プラグインは、JUnitによるテストコードの作成と実装を支援するEclipseプラグインです。Quick JUnitプラグインは石井勝さんにより開発されていましたが、石井さんが不慮の事故により死去後、Quick JUnitプラグインプロジェクトにより開発が継続されています。優れたオープンソースプロジェクトの模範のようなプロジェクトです。 訂正のお知らせ 故人のお名前について間違いがあり、修
今回はTestLinkをテスト工程でどのように使うのか、テスト特有のマネジメント手法や概念を、TestLinkの機能に合わせて詳しく説明した。 【1】TestLinkの概要 TestLinkはPHPで作られたテスト管理Webシステムである。最新版はVer 1.8.3 (2009年6月)で、GPLで公開されている。WAMP、LAMP環境で動作する。 主な機能は下記である。 (参考:「きちんと学びたいテストエンジニアのためのTestLink入門」(gihyo.jp)、「簡易マニュアル - TEF有志によるテスト管理システムTestLink日本語化プロジェクト」) 数千から数万のテストケースを一括登録して貯蔵できるので、テストケースを再利用できる テストケースとは別に、テスト実施結果を履歴として残せる テスト実施結果をいろいろな観点で集計できる テストケースからバグ管理システムと連携してバグ修正
便利なEclipseプラグイン集「Limy」とは 「Limy」というEclipseプラグインをご存じでしょうか。これは、コード支援機能やプロジェクトの品質管理機能、プロパティエディタやVelocityテンプレートエディタなどが含まれている便利なEclipseプラグイン集です。 今回は、Limy Eclipseプラグインに統合されているソフトウェアの品質レポートを生成する「QALab」の機能を利用したソフトウェア品質管理やLimy EclipseプラグインのQALab実行機能について紹介します。 ■さまざまな品質管理機能を一括実行/総観できる「QALab」 Javaで品質管理を行うツールとして、さまざまなツールが提供されていますが、それらを利用するには1つずつセットアップする必要があり面倒です。 ObjectLABにより開発されるQALabを利用すると、さまざまな品質管理ツールを一括して実行
Webアプリケーションのファンクションテストを行うツールとして注目されている「Selenium」のバージョン1.0が6月20日にリリースされました。安定性が向上するとともに、Firefox 3.0、3.5(Selenium IDEは1.0.2から、Firefox 3.5に対応)や、Internat Explorer(以下、IE) 8などの最新のWebブラウザにも対応しました。 本稿では、Selenium 1.0をベースとしたSelenium IDEとSelenium RCを利用した効果的なSeleniumの利用方法を紹介します。 Webアプリのテストで誰もがイラつく大きな課題 Webアプリケーションテストを手で行うと、非常に煩雑です。Selenium登場以前の従来のやり方では、次のような問題がありました。 回帰テストに時間がかかる バグ修正や仕様変更などで、Webアプリケーションを変更した
第1回 初めてのRailsアプリケーション開発 富田 陽介 Banana Systems株式会社 2009/3/16 Railsアプリケーション開発を支援する統合開発環境「3rdRail」を使って、開発、デバッグ、プロファイリングの手法をマスターしよう(編集部) はじめまして。BananaSystemsの富田と申します。 この連載では、エンバカデロ・テクノロジーズのRuby/Ruby on Rails統合開発環境(IDE)「3rdRail」を使った、Ruby on Railsプログラミングについて解説していきます。 IDEを使用したRailsプログラミングに興味のある方に、3rdRailを使用したRailsアプリケーション開発の流れを習得していただくことを目標としています。どうぞ最後まで、よろしくお願いいたします。 なお、この連載では、以下の環境にて動作確認を行っています。 Mac OS
クラスメソッド株式会社 福田 寅成 2009/7/10 昨今関心が高まる一方のクラウドだが、クラウドの“クライアント”についてはあまり取り上げられないのが現状だ。本連載では、同じく未知の可能性を秘めるRIAをクライアントにして、サンプルを基にクラウドとの連携アプリケーションを検証していく クラウドの“クライアント”について考えていますか? 昨今「クラウド・コンピューティング」(以下、クラウド)に対する関心が高まっています。「アプリケーション開発のさまざまな面でパラダイムシフトが起こる」といわれており、次第に多くの技術者に理解されるようになりました。その半面、実用について考えると、まだ若い技術であるということもあって特に“業務”アプリケーションへの適用は非常に限定的なものになっています。 そしてクラウドに関しての言及は、インフラからデータベース、分散並列処理、クラウド上にデプロイするサーバア
App Engine/AptanaなどJavaクラウド4つを徹底比較:ユカイ、ツーカイ、カイハツ環境!(5)(1/3 ページ) Javaはクラウド戦国時代に突入! クラウドコンピューティングのブレイクとともにさまざまなクラウドサービスが提供され始めました。特に、PaaSサービスを提供する「Google App Engine」(以下、GAE)の登場はインパクトを与え、Javaに対応したGAEの類似サービスとして「Stax」「Morph AppSpace」が登場しました。GAEも遅れてJavaサポートを発表したり、統合開発環境を提供していたAptanaが「Aptana Cloud」のJava対応を行うなど、Java対応のクラウドは戦国時代に突入しました。そして、まだ動かすことはできませんが、サン・マイクロシステムズが先日のJavaOneで「Sun Cloud」を発表し、Amazon EC2に近
2009/06/09 2009年4月7日、グーグルは利用者が作成したアプリケーションをスケーラブルなホスティング環境で稼働させられるクラウド系サービス「Google App Engine」で、新たにJavaをサポート言語に加えた。Java言語のサポートによって、業務アプリケーションのクラウド移行は起こるのか? Google App Engine担当者に話を聞いた。 米グーグル デベロッパー・アドボケートのフレッド・ソーサー(Fred Saucer)氏。もともとJavaによる業務アプリケーション開発のコンサルタントだったが、最近グーグルに入社したという ――コンシューマ市場ではクラウドサービスの受容が進む一方、企業ユーザーはクラウド移行に消極的にも見えます。 ソーサー氏 確かにコンシューマのほうが新しいものを試して、利用するようになるのが速い傾向はあります。でも、そうしたコンシューマ向けサー
2009/06/01 グーグルが発表した新しいコミュニケーションプラットフォームの「Google Wave」が大きな反響を呼んでいる。技術的な詳細がかなり明らかにされているので、何が可能かはだいたい予想ができそうだが(だからこそ発表時に会場を埋めていた4000人あまりの聴衆は興奮のあまり立ち上がって喝采を送ったのだが)、誰も想像できなかったようなキラーアプリケーションが登場するのかどうか、あるいはWave自体がキラーアプリケーションなのか、それはまだ誰にも分からない。 レポート記事(【詳報】Google Waveとは何なのか?)への反響を見ると、さまざまな疑問を感じている人がいる。そこでここでは、直接Waveのプロジェクトリーダーに話を聞いたり、別セッションで開発チームが行った説明、およびオンラインドキュメントから読み取れたことなど、いくつか追加情報をまとめたい。ちなみに、Google I
2009/06/02 サン・マイクロシステムズが2009年夏にも提供を開始するクラウドサービス「Sun Cloud」の概要が見えてきた。同社のクラウドサービスはOpenSolarisベースの仮想環境で、Amazon EC2/S3に相当するサービスを提供するものだ。計算リソース(OSやアプリケーションなどのソフトウェア実行環境)を提供する「Sun Cloud Compute Service」とストレージサービスの「Sun Cloud Storage Service」で構成する。 価格などまだ不明な点は多いが、技術情報は徐々に出てきている。例えばストレージサービスに関してはWebDAVやAmazon S3互換のRESTful APIでアクセスできることが明らかにされているほか、APIのドキュメントやJavaで書かれた管理コンソール、PythonやRuby向けのライブラリが公開されている。スクリ
2009/05/29 米グーグルは5月28日、米国サンフランシスコで開催中のイベント「Google I/O 2009」で、まったく新しいメッセージングおよびコラボレーションのためのプラットフォーム、「Google Wave」を発表した。同日、開発者向け早期プレビューとして公開。限定的にアカウントを発行して、外部の意見を取り入れながら開発を進める。年内にも一般向けサービスを公開し、それに続いてサーバの実装も順次、Apache2.0ライセンスのもとでオープンソースで公開していく予定だという。 プロジェクトリーダーで、Google Waveの基調講演でデモンストレーションを行ったラース・ラスムセン氏は、Google Waveは「3つのP」からなると説明する。 Google Waveのプロジェクトリーダー、ラース・ラスムセン(Lars Rasmussen)氏は、Google Waveは「3つのP」
HDEは5月28日、同社が開発したオープンソースXen管理ツール「Karesansui」をオープンソースとして公開、同ツールの開発プロジェクトを立ち上げたことを発表した。 Karesansuiは仮想化ホストの親パーティションにインストールし、Webブラウザでアクセスして使う管理ソフト。仮想マシンのインストール、起動、停止、CPUやメモリの構成変更、コンソール接続、さらに仮想ディスクのスナップショット取得をWebインターフェイスで行える。ホストOSとしてCentOS 5.3以降をサポート。ゲストOSはXenの準仮想化で利用できるすべてのOSに対応する。同ソフトはPythonで開発され、新しいリソースを追加するだけで、簡単に機能拡張が行えるようになっている。今後は、Karesansui Projectで、KVMなどXen以外のオープンソース仮想化技術への対応も進める。 HDEはISPやレンタル
BigtableデータをApp EngineのJSPで日本語表示:Google App Engineで手軽に試すJavaクラウド(2)(1/4 ページ) Google App Engineで動くJSPの日本語表示が正常に 連載第1回の「EclipseでJava版App Engineを始めるための基礎知識」では環境設定が中心でしたが、今回からGoogle App Engine for Java(以下、GAEj)の実践的なプログラミングに入っていきます。 「GAEjでどんなことができるのか」については、第1回の最初に概要を紹介していますが、今回はその中でもGoogleの巨大データストア「Bigtable」へのアクセスを中心に紹介し、JSPを使用した画面表示やGoogleアカウントへのサインイン/アウト、ログ出力などにも触れていきます。 ところで、この原稿を書き終えるころ(2009年5月13日)
EclipseでJava版App Engineを始めるための基礎知識:Google App Engineで手軽に試すJavaクラウド(1)(1/4 ページ) Google App Engineがやって来るJa!va!だぁ! 米グーグルは2008年4月7日、Pythonで作成したプログラムが動くクラウド・コンピューティング環境「Google App Engine」(以下、GAE)を発表しました。それからちょうど1年後の2009年4月7日、GAEはPythonに加えてJavaへの対応(以下、GAEj)を発表しました(参考:グーグルのクラウドがJava対応、JRubyも稼働か)。 2008年のGAE発表当初、日本ではPythonのプログラマ数があまり多くなく、反響もいまひとつの感じがありましたが、今年になって開発者や利用実績が多いJavaに対応したことで、GAEのユーザー数が一気に増加する可能性
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