日本語が亡びるとき を読みました。普段は、あまり書評らしいものは書かないのですが、いろいろ確信が得られたので、熱が逃げない内に記します。 日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で 作者: 水村美苗出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/11/05メディア: 単行本購入: 169人 クリック: 12,641回この商品を含むブログ (456件) を見る この本で論じられている「日本語はこのままだと亡びる可能性がある」ということは、僕にとっては、若干背を向けたかった現実だったりします。僕は、英語が完璧にはほど遠いエンジニアの常として、なんだかんだ言って日本語をベースとした活動としています。「日本語が亡びる」ということは、それらの活動が将来的に無になってしまうことと、ほぼ同義です。 技術、特に情報科学・技術を専門としている身としては、英語が普遍語である、というのは、この本に教えられるまでもなく
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