連続猫殺し事件の犯人像を周知させるため、ロンドン南部ウエストノーウッドのナイツヒル警察が発行したポスター(撮影日不明、提供写真)。(c)AFP/METROPOLITAN POLICE 【12月17日 AFP】トニー・ジェンキンス(Tony Jenkins)氏にとって、脚を切断された猫の死骸を調べるのはつらい儀式になっている。ロンドン南部で次々と猫を殺している何者かが新たに犯行に及んだのだと彼は言う。 ジェンキンス氏は動物の救出やリハビリテーションに携わっている愛護団体「SNARL」の共同創設者だ。不審死した猫の死骸を確かめるため動物の手術室にいる彼を見ても意外に思う人は誰もいない。SNARLは過去2年で、殺された疑いがある400匹余りの動物を特定した。大半は猫だったがキツネやウサギもいた。 ジェンキンス氏はテーブルに袋が置かれている狭い検査室に入った。手袋を両手にはめて袋を開け、脚先だけ白
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