(2005.10.04) 2005年12月に結党50年を迎える自由民主党。先進国でもまれなこの長期政権政党の歴史を振り返りながら、戦後政治のあゆみ、そしてこれからをみつめていくシリーズを展開していきます。 ※タイトル・内容は変更になることもあります。 第1章 55年体制の確立自民党結党前夜の激しい主導権争いから、自民党長期政権の確立までをみていきます。 (1)吉田・鳩山「5年戦争」 (2)岸「逆コース」の挫折 (3)長期政権化とそのひずみ 吉田と鳩山の激しい権力闘争の末、勝利した鳩山、岸を中心に保守合同が実現。巨大与党となった自由民主党は「対米一辺倒」の吉田路線から「自主独立」を勝ち取ろうとするが……初期の自民党の「離陸」から「安定飛行」までの道のりを解説します。 第2章 「三角大福中」の抗争ポスト佐藤をめぐる田中と福田の抗争。これに、新勢力の台頭も加わり、自民党はゆれる70年代を迎えるこ