年間の推移を見ると、多少の上下はあるもののWindowsは常に90%近いシェアを確保している。一方、Linuxのシェアは増加しているとはいえ、2%未満にとどまっている。母数が大きいので2%でもかなりの数なのだが、割合で見ると小さい。 デスクトップ/ノートPC向けオペレーティングシステムシェア推移 2016年5月~2018年4月 - 資料: Net Applications では、なぜこのタイミングでLinuxの連載を開始するのかというと、それは昨年、MicrosoftがWindows上でLinuxを利用できるようにしたからだ。最新のWindows 10では、Linuxを簡単に導入することができる。しかも、開発が活発に進められており、これからもっと便利になる予定だ。ここ数年、MicrosoftはLinuxとの距離を縮めている。 さらに、クラウドやAIがITのトレンドになりつつあることも本連載