NVIDIA RTX/Tシリーズのターゲットはクリエイターで、GeForceのターゲットはゲーマーだ。これを基準に考えると両者の特徴を押さえやすいように思う。APIもターゲットに合ったものになっている。APIとは、アプリケーション・プログラミング・インターフェース(Application Programming Interface)の頭文字を取ったものだ。ソフトウェアの一部を公開することで、他のソフトウェアと機能を簡単に共有できる仕組みを意味する。 NVIDIA RTX/Tシリーズで採用されているのはOpenGLだ。このOpenGLは、Windows OS以外にも対応した汎用性の高いグラフィックスライブラリで2DCGや3DCGの正確な描写を得意としている。3D CADなどモデリングに最適だ。一方で、GeForceではDirectXが採用されている。Mirosoft社によって開発・提供されて
理論性能はGTX 1660を4割上回るRX 590:7.119 TFLOPSGTX 1660:5.027 TFLOPSRX 590には2304個ものシェーダーユニットが搭載されているため、理論性能(FP32)は非常に高い。価格的に競合するGTX 1660と比較すると、実に4割超え。 ただし、実際のゲーミング性能とは一致しない傾向が強い指標なので、あくまでも参考程度に。コア数とクロックから求められる計算性能は速いというだけの話です。 TDPは更に伸びて200W級にRX 590:225 WRX 580:185 W消費電力をほとんど改善しないまま、クロック周波数の向上だけで性能アップを目指しているため、性能の伸びに比例して消費電力も跳ね上がってしまいました。 実際に計測しないと本当のところは分かりませんが、とりあえずスペック上の消費電力は2割の増加です。 価格はGTX 1060 / 1660に対
Radeon RX 580 vs. GeForce GTX 1060: 27 Game Battle 米TechSportのデータを参照します。テスト環境は表の通り。CPUには一般向けCPUで2番目にゲーミング性能が高い「Core i7 7700K」が、4.50Ghzにオーバークロックされた状態で使用されました。 マザーボードは電源周りが充実しているASRockのハイエンドモデル「Extreme 4」、メモリはゲーム用途には十分過ぎる32GBかつ動作クロックは3200Mhz。ストレージは当然「SSD」なので、ボトルネックになり得る要因は、ほぼ全て排除されています。 よって純粋に、GTX 1060 6GBとRX 580の性能を測ることが可能な環境です。以下、平均フレームレートのデータが続きます。 Grand Theft Auto V Grand Theft Auto V / ウルトラ設定(1
RT CoreもTensor Coreも搭載しないTuringが,新世代の鉄板GPUになる!? GeForce GTX 1660 Ti (ASUS ROG-STRIX-GTX1660TI-O6G-GAMING) Text by 宮崎真一 米田 聡 GTX 1660 Tiは,第2世代Maxwellベースの「GeForce GTX 960」比で3倍の性能を持つとされる 日本時間2019年2月22日23:00,NVIDIAは,Turing(テューリング)世代のGPU新製品「GeForce GTX 1660 Ti」(以下,GTX 1660 Ti)を発表した。「GeForce GTX」を名乗っていることからも想像できるとおり,本製品はTuring世代のGeForceとして初めて,リアルタイムレイトレーシングアクセラレータ「RT Core」を持たないというのが大きな特徴だ。 また,搭載グラフィックスカ
NVIDIAの新世代グラボ「GeForce RTX」とは? 情報まとめ PCでVRデバイスを使用する際に必要となるグラフィックボード(グラボ)。HTC ViveやOculus Rift、そしてWindows Mixed RealityのUltraモードなど、VRデバイスを通した高品質な体験には欠かせない存在です。 アメリカの半導体メーカーであるNVIDIAは、グラフィックボードや、それに搭載されるGPUなどを開発・販売しています。そして2018年、同社はGPU「GeForce」シリーズの最新モデル「GeForce RTX 20」シリーズを発表しました。本記事では、このGeForce RTX 20シリーズについてご紹介します。 目次 1.GeForce RTX 20シリーズとは 2.これまでのGTXシリーズとはどう違うのか 3.リアルタイムレイトレーシングとは 4.さらにVRへの「最適化」も
既報の通り、NVIDIAは5月6日(米国時間)に新アーキテクチャ"Pascal"をベースとした、初のコンシューマ向けGPU「NVIDIA GeForce GTX 1080」を発表した。ワールドワイドで27日(日本では深夜)の発売が予定されているが、これに先駆けて仕様する機会を得たので、早速その実力を試してみたい。 GeForce GTX 1080のアーキテクチャや新たに追加された機能などは、笠原一輝氏によるレポート記事「新しいメモリ圧縮、Asynchronous ComputeなどGeForce GTX 1080爆速の秘密が明らかに」を参照してほしいのだが、GeForce GTX 1080は"Pascal"ベースのGP104コアを採用したハイエンドGPUだ。 製造プロセスルールは、従来の28nmから16nmへ微細化し、前世代のGeForce GTX 980と比較して、CUDAコアが増加する
NVIDIAが、2016年5月7日にテキサス州オースチンで開催した自社イベントで発表した新型グラフィックボードが「GeForce GTX 1080」です。GTX 980×2のSLIよりも速い処理速度を実現した怪物のようなGTX 1080と、OpenGLの後継となる低オーバーヘッドのグラフィックAPI「Vulkan API」を使って驚くほど滑らかに動作する新「DOOM」のプレイムービーが公開されています。 DOOM: Watch World-Exclusive Direct Feed, GeForce GTX-Powered, Vulkan-Accelerated 1080p 60 FPS Gameplay | GeForce http://www.geforce.com/whats-new/articles/geforce-gtx-doom-vulkan-direct-feed-gamep
GTX960を搭載したグラフィックカードのスペックをまとめています。 NVIDIA GeForce GTX960搭載グラフィックカード性能まとめ TDP以外は数値が大きいものほど性能がよく、特にCUDAコア数が多いと性能が高いというのが定説のようです。GTX980>GTX970>GTX960の順に性能がいいんだ、と把握するだけでOKです。 実際にグラフィックカード選びの際に気にしないといけないのは「GPUベースクロック(コアクロック)」「GPUブーストクロック」「メモリクロック」に加えて画面出力インターフェース、搭載したいグラフィックカードのPCI Express電源コネクタのピン数、PCの電源ユニットの容量になります。 用語説明GPUベースクロック GPU本体の動作クロック。Intel CPUでいう定格時の動作周波数。 GPUブーストクロック GPU Boostによって動作クロックが引き
NVIDIAは、8月20日(現地時間)に「GeFroce GTX 950」を発表した。搭載グラフィックスカードも同日各ベンダーから発表になり、実売予想価格は米国で159ドル。 GeForce GTX 950は、28ナノメートルプロセスルールの第2世代Maxwellアーキテクチャを採用した。内蔵するCUDAコアは768基でStreaming Multiprocessorは6基、テクスチャユニットは48基でROPユニットは32基を実装する。グラフィックスコアクロックはBaseで1024MHz、Boostで3300MHz、グラフィックスメモリの転送レートはDDRで6.6Gbpsに相当する。第2世代Maxwellを採用したことで、DirectX 12で提供する機能では基本機能を実現するAPI(12_0)に加えて、Conservative RasterやRaster Ordered Viewsといっ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く