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ブックマーク / xtech.nikkei.com (10)

  • 5G時代の新技術「SRv6」の正体は?

    5G(第5世代移動通信システム)などのネットワークで期待されているIPv6の新技術が「SRv6▼」だ。「セグメントルーティング(SR)」という従来とはまったく異なるルーティングを実現する。 従来のルーティングでは各ルーターがパケットの宛先を見て転送先を判断する。これに対し、SRではルータールーター同士をつなぐリンクなどをまとめて「セグメント」として定義する。ネットワークの入り口にあるルーターがパケットに宛先を示す「セグメントID」を付けるだけで、途中のルーターには何も設定せずに自動的にパスが決まる。SRv6では、セグメントIDは拡張ヘッダーとしてIPv6パケットに格納される。 セグメントIDには宛先の情報となる「Locator」に加え、宛先で実行する動作を示す「Function」や、そのための引数である「Argument」などが埋め込まれる。これにより「ネットワーク全体を1つのコンピュー

    5G時代の新技術「SRv6」の正体は?
  • Windows 10だとファイル共有と動画編集がこんなに便利、今すぐ使いたい新機能

    ファイルを共有する方法としてよく知られているのはOneDriveだが、Microsoftアカウントを使用するため、他のユーザーと一度だけファイルをやりとりするといった使い方にはあまり向かない。このような場合はMicrosoftアカウントなしでファイルを共有できる「近距離共有」が便利だ。両方の端末がWindows 10 Version 1803以降の場合に使える。 タスクバー右端の「アクションセンター」(吹き出しのアイコン)をクリックし、「近距離共有」のボタンをオンにする。ボタンがない場合はスタートメニュー横の検索窓で「近距離共有の設定」を呼び出してオンにする。これで設定は完了だ。

    Windows 10だとファイル共有と動画編集がこんなに便利、今すぐ使いたい新機能
  • コピペが進化、Windows 10なら「別のPC」にも貼り付けできる

    2020年1月14日をもって米マイクロソフト(Microsoft)はWindows 7のサポートを終えた。ここ1年ほどでWindows 7から10へと移行したユーザーは多いはずだ。 Windows 10には、知らないと損をする新機能や強化された機能が多数ある。そこでWindows 7を使ってきたビジネスパーソン向けに、誌が厳選したWindows 10の便利機能を紹介していく。機能選定に当たっては、日マイクロソフトの広瀬友美Microsoft 365ビジネス部 製品マーケティング部プロダクトマーケティングマネージャーと、富士ソフトの増田裕正MS事業部MSサービス推進室室長/フェローの助言を得た。 なおWindows 10は半年ごとの大型更新で新機能が追加されるため、更新時期による機能差が比較的大きい。直近の大型更新は「November 2019 Update(1909)」だが、このバー

    コピペが進化、Windows 10なら「別のPC」にも貼り付けできる
  • Office 365の検索は複雑怪奇

    メールボックスの整理を怠っていたら、必要なメールがなかなか見つからない。メールを使う上でありがちなトラブルだが、Office 365ではその複雑さに拍車が掛かっている。ローカルとクラウドのクライアントで検索の挙動が異なるからだ。両者の違いを踏まえた上で、複雑怪奇な検索機能を使いこなす手法を身に付けておこう。 Office 365の検索機能を複雑なものにしているのは、メールのサービスを利用するクライアントが複数ある点だ。ローカルで使うメールクライアントの「Outlook」と、Webブラウザーで使うクライアントの「Outlook Web Access(OWA)」の2種類を用意している。OutlookとOWAは見た目だけでなく、検索機能の挙動が違う。 まず、Outlook 2016を見てみよう。標準では検索するメールボックスの範囲が「現在のメールボックス」になっている。受信トレイ内にサブフォルダ

    Office 365の検索は複雑怪奇
  • AWSの新ロードバランサーは何ができる?

    米アマゾン ウェブ サービス(AWS)は2016年8月に、新しいロードバランシングサービス「AWS Application Load Balancer(ALB)」の一般提供を全リージョンで始めた。「コンテントベースのルーティングが可能」と喧伝されているが、それは具体的にどういうものか。ALBの機能を説明したうえで、性能検証の結果を紹介する。 Amazon Web Services(AWS)の新しいロードバランシング(負荷分散)サービス「Application Load Balancer(ALB)」の代表的な機能は、パケットの内容に応じたコンテントベースのルーティングだ。詳しくは後述するが、これはレイヤー7(L7)スイッチが備える機能。ALBは、L7スイッチ相当のロードバランシングサービスといえる。 従来、AWSのロードバランシングサービスには「Elastic Load Balancing(

    AWSの新ロードバランサーは何ができる?
    kazu_0
    kazu_0 2017/01/05
  • [第1回]便利ポイント:Windowsの操作ならほぼ何でも自動化できる

    Windowsを中心としたシステムを管理したり、操作したりする際に、とても便利なのに意外に使われていない機能が「Windows PowerShell」(以下PowerShell)だ。読者も名前くらいは知っているだろう。 PowerShellが使われない最大の理由は、おそらく名前にある。何ができるのかがピンと来ないのだ。実はPowerShellという名称はUNIX/Linuxにおける「シェル」という用語から来ている。シェルはOSと利用者の仲立ちをするプログラムを指す(図1-1)。役割は大きく2つ。ファイル操作とプログラムの起動だ。例えばファイルを操作するウインドウを表示し、スタートメニューなどを表示する「エクスプローラー」はWindows標準のシェルである。 「シェル」はユーザーの操作をOSに伝えるのが主目的。特に重視されるのがプログラムの起動とファイル操作だ。ファイル操作などのために、コマ

    [第1回]便利ポイント:Windowsの操作ならほぼ何でも自動化できる
  • こんなに便利だ PowerShell

    [第5回]実例紹介3:サイズの大きいフォルダーを検出する 普段使用しているパソコンには様々なアプリケーションがインストールされているはずです。そのアップデートなどによって、大量の一時ファイルが残ってしまい、いつの間にかハードディスクの空き容量が無くなってしまうことがあります。こうした場合に、不要なファイルやフォルダーを削除する必要があります。コンピュータ… 2016.01.22 [第4回]実例紹介2:イベントログに書き込まれたらすぐにメールで送信する 第3回で紹介した2つのスクリプトを組み合わせて、監視業務にすぐにでも使えるスクリプトを仕立てましょう。具体的にはWindowsのイベントログを監視し、その状態変化に応じてメールでシステム管理者に通知するというものです。 2016.01.21 [第3回]実例紹介1:スクリプトを使ってメールを送る/Windowsで発生した「イベント」を取得する

  • 第1回 Linuxの起動プロセスとsystemd

    Red Hat Enterprise Linux 7(RHEL7)では、「systemd」という新しいLinuxの起動処理とサービス管理の仕組みが導入された。システムの起動処理にかかる時間を短縮するなど、さまざまなメリットを備えている。 従来のバージョンであるRHEL5では「SysVinit」、RHEL6では「Upstart」という仕組みが採用されていた。systemdは、これらの仕組みとは大きく異なるプロセスで、Lnuxを起動する。systemdは従来の仕組みとどう異なるのか、それによってどんなメリットが得られるのか、詳しく解説していこう。 これまではシェルスクリプトでシステム起動を管理 SysVinitやUpstartでは、システムを起動してLinuxカーネルが動き始めると、最初にシェルスクリプト「/etc/rc.d/rcsysint」によって、ファイルシステムの整合性チェックとマウン

    第1回 Linuxの起動プロセスとsystemd
  • 第3回 データベース管理システム「PostgreSQL」の利用ノウハウ

    今回は,PostgreSQLのパフォーマンス・チューニングとクラスタリングについて解説する。 データベースにおけるパフォーマンス・チューニングとは データベースにおけるパフォーマンス・チューニング(以後チューニング)とは,データベース・システムに問合わせを投げて返って来るまでの時間(応答性)や,平均的な処理スピード(スループット)を改善する作業を指す。厳密には応答性を改善するのか,とスループットを改善するのかではチューニング内容が異なることがあるが,ここではあまり細かいことにはこだらないことにする。 チューニング・テクニックはPostgreSQLのバージョンによっても変化するが,稿ではPostgreSQL 8.4を前提とする。 チューニングのポイントは主に以下である。 1)PostgreSQL設定ファイルの調整 2)データベース物理設計 これらを順に解説する。 PostgreSQL設定フ

    第3回 データベース管理システム「PostgreSQL」の利用ノウハウ
  • 第16回 「OpenSSO」と「OpenAM」で実現するシングルサインオンとID管理(解説編)

    J-SOXの施行を受け、企業の内部統制やコンプライアンス強化が求められると同時に、企業情報システムのセキュリティの根幹である認証システムについても強化が求められています。シングルサインオンやID管理を実現するための商用製品が高価であるのに対し、オープンソースでありながら、それら商用製品と比較しても遜色のない「OpenSSO(OpenAM)」が注目されています。 OpenSSOとOpenAM OpenSSOとは、Web上でのシングルサインオン(SSO)を実現するためのJavaベースの認証ソフトウェアです。実装は、 米Sun Microsystemsから提供されていた商用製品「Sun Java System Access Manager」と「Sun Java System Federation Manager」のソースコードがベースとなっています。 Sun Java System Access

    第16回 「OpenSSO」と「OpenAM」で実現するシングルサインオンとID管理(解説編)
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