昔の新興市場の株価を整理するなど、死んだ児の歳を数えているなどと注文がつきそうだが、そうは思わずに過去を振り返ってみた。 21世紀の世界の株価指数で最も低迷しているのが東証マザーズ指数である。もとい、・・・だと思う(完全に調査しきっていない)。世界一がどうかは本質的ではないが、よくもここまで下落してなおかつ停滞したままであると思うが。 数字を上げると、マザーズ指数は2006年1月16日終値の2799.06を直近のピークに下落、1年9ケ月後の2007年9月18日の620.42が底となっている。ピークから底までの下落率は78%。マザーズの企業価値は2割強まで減ってしまった計算になる。 このピークの2006年1月16日は、ライブドアに証券取引法違反容疑で特捜が家宅捜索を行った日であり、これを契機にマザーズ市場は総崩れになり、マザーズ指数は2月末までに37%下落した。その後も、村上ファンドの村上代