先延ばしは携帯電話やWi-Fiの電波障害みたいなもので、誰もが経験しているのに、実際に何が起きているのかをわかっている人はほとんどいません。先延ばしは、今すべきことにイエスと言えないという問題ではありません。やらなくてもいいことにノーと言えない問題なのです。 先延ばしはさまざまな形で現れますが、共通する点が1つあります。すべきことをするかわりに、気休めになることをしようとする衝動がその根本にあるということです。今すべきことをするかわりに、風呂の掃除や、皿洗いなど、さほど重要でないToDoタスクばかりをやろうとします。生産的な作業に取り組むかわりに、Facebookで無意味な情報を何時間もチェックし続けます。また、内なる恐れや準備不足を直視していないことが先延ばしとなって現れるケースもあります。 重要な仕事に集中する、Facebookのタブを閉じる、内なる恐怖と向き合う、先延ばししていること