Linux上のフォント管理は、Fontconfigが行っている。例えば、「デフォルトのゴシック体(サンセリフ体)は"MSゴシック"を割り当て、デフォルトの明朝体(セリフ体)には"MS明朝"を割り当て…」のような機能を担っている。さらに、フォントの割り当てだけではなく、フォントの表示のさせ方(アンチエイリアスなど)の調整などの、細かな機能も担っている。 この記事では、Fontconfigでフォントの割り当てを設定する方法を解説する。 現在のフォントの設定を確認する よく使われるフォントファミリー(総称ファミリ名)には、「sans-serif(ゴシック体、サンセリフ体)」、「serif(明朝体、セリフ体)」、「monospace(等幅)」がある。その他、マイナーなものとして「cursive(手書き文字)」、「fantasy(装飾書体)」があるが、ほとんど使われない。 ほとんどのアプリケーション