AOL OpenAuthがすごいとか、JSONPによる認証だとか騒いでたけど、もう去年の11月にAOL Web AIM APIが公開されていたということについて、なんで気づいてなかったのか。一年近くもこれを正当に評価してこなかったことは、恥ずべきことだ。 Web AIM APIは、以下の理由で画期的、あるいはちょっとネガティブな側から見れば問題児なAPIである。そして、これからWebサービスAPIを設計/開発する人、およびWebのセキュリティを考える人にとっては、少なくとも現在こういったWebサービスの実装が存在していることについては、ちゃんと注視しておかなければならない。 1. サーバレスでメッセンジャーアプリを構築できる これがとりあず一番目に重要なポイント。これはAPIリクエストとしてJSONP形式のバインディング(運搬方法)を採用していることによる。サーバレスでアプリが作れることの
JSONPという強力なAjaxアプローチが認知されだしたとたん、JSONPってセキュリティ的にやばいんじゃないの、という話がそこらここらで聞かれる。注意して使った方がいいよー、とか、どうなっても知らないよー、とか。 JSONPで軽量Webサービスインフラを、と提唱してる身としては、もしほんとにリスクが大きいのであれば早めに何とか手を打ちたいわけです。 とりあえずこちらで思いつく限り、JSONPのリスクっぽいものをあげてみる。 まず最初に思いつくのが「これってクロスサイトスクリプティングじゃないの?」という話。なんか文字だけ捉えるとそれっぽいね。確かにクロスサイトだし、スクリプトだし。 クロスサイトスクリプティング(XSS)とは 動的にWebページを生成するシステムのセキュリティ上の不備を意図的に利用し、サイト間を横断して悪意のあるスクリプトを混入させること。また、それを許す脆弱性のこと。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く