GDPとは需要の積み上げです。遣われたお金の額の積み上げです。 GDP=消費+民間投資(設備投資+住宅投資)+政府支出(政府最終消費支出+公的固定資本形成)+純輸出(輸出−輸入) 消費、民間投資、政府支出、純輸出の項目を増やす事がGDPを増やす事なのです。 本日は、金融緩和という政策がどのようにGDPに作用するのか考えてみたいと思います。 金融緩和というの通常、公定歩合を下げたり、買いオペ(中央銀行が国債を購入すること)です。それと最近の金融政策では、日銀は国債だけでなくETF(日経平均等の指数連動型投資信託)やREIT(不動産投資信託)も購入しています。簡単に言えば、日銀が株式や不動産も購入しているという事です。 金融緩和は、市場に資金を供給する事になりますので、金利が下がります。金利が下がると、企業はお金を借りて、商売を広げるメリットが大きくなりますので設備投資が増加します。また家計は