登壇したのは日本ハムの藤本芳人氏。同氏が所属するコーポレート・コミュニケーション推進室は「グループの商品が選ばれる仕組み作り」がミッションだ。たとえば商品展示会や女子プロゴルフトーナメントの開催など、その業務内容は幅広い。その中にWebサイトも入っていたが、2014年に大きな転機があったという。 それまではコーポレートサイトを中心に活動していたのですが、あるときユーザーの利用実態を調査しました。すると「ユーザーは企業目線の情報に興味がない」ということがわかりました。キャンペーンとレシピしか興味がなく、われわれが伝えたいことが届いていなかった。 この調査がきっかけで、藤本氏は「コーポレートサイトは、マーケティングやブランディングの手段として最適ではない」ということを認識。コーポレートサイトで企業目線の情報を発信する「守り」の戦略から、消費者に近いところに自ら出てコミュニケーションする「攻め」
「Web担当者Forum ミーティング 2016 秋」では、サイバーエージェントの木村氏が 「データから見るSEOとUXの関係性と対策」と題して、SEOとUXの事例と対策について解説した。 SEOは、楽しいですか?今日のセミナーでは、「テクニカル的にこの施策を実行すれば、明日から数字が伸びます」といった魔法の杖的なノウハウは紹介しません 木村氏は冒頭から釘を刺したうえで、やや過激な問題を提起した。 近頃、SEOが面白くなくなってきている その理由として木村氏は、次の事実をあげる。 Googleは、昨年あたりから急速にアルゴリズムを人工知能(AI)をベースとしたものに変更してきている 人工知能はビッグデータからユーザー行動を機械学習して、その結果をアルゴリズムとしてフィードバックしている。つまり、Googleは人工知能を活用して、ユーザー(検索者)が満足するように検索結果をチューンしているの
今日は、「マーケティング業務に必要な知識」の調査データの情報をお届けします。ガートナーさんが調べたもので、上位は「企画・立案能力」「データ分析能力」「マーケティング全般の経験・知識」でした。 「マーケティング業務の変化に関する調査結果」を、ガートナー ジャパンが発表しました。 ガートナー、マーケティング業務の変化に関する調査結果を発表マーケ業務にもっとも必要なスキルは企画・立案マーケティング業務において必要なスキルに関する質問では、次のような回答でした。 「重要であり絶対に必要」と回答した人の多かった上位の項目は次のとおり。 企画・立案能力(72.1%)データ分析能力(62.4%)マーケティング全般の経験/知識(54.7%)社内調整力(53.1%)プレゼンテーション能力(43.5%)デジタル・マーケティング専門の経験/知識(36.1%)スキルの重要性でいうと、「デジタルマーケティングの経験
「Web担当者Forum ミーティング 2016 秋」では、ビービットの生田氏が「成果の頭打ちを打開する! ウェブ集客を抜本的に見直す手法と成功事例」と題し、ユーザー行動を踏まえたうえで成果を向上させるための仮説・実験型の実践手法を事例とともに紹介した。 Web広告運用の現状と課題生田氏はまず、現在Webの集客を担当しているマーケターが直面している悩みを紹介した。それは次のようなものだ。 新規顧客の刈り取り、リスティング、リターゲティングなど、ある程度の勝ちパターンが見えているが、それも限界で成果が伸び止まっている また、次のような問題もある。 リスティング広告を中心にCPA(Cost Per Acquisition)が高沸しており、CPAを下げようとがんばってもこれ以上は下がらない もちろん成果を上げコストを下げるためにLP(Landing Page)のA/Bテストをはじめ、さまざまな最
今日は、軽めのコラムです。シャノンさんが2016年に発表した「ゴール機能」が、経営層・管理者層・現場の「マーケティング」をちゃんと進めるのに非常に重要なポイントを押さえていると思うのです。 シャノン、組織階層で分断しているマーケティングをつなぐために「ゴール機能」を発表(シャノンのプレスリリース)このコラムでは、(グーグルなどの大きなものを除けば)特定の企業のツールやサービスにはあまり触れないようにしています。 でも、シャノンさんが2016年12月に発表した「SHANON MARKETING PLATFORM」の「ゴール機能」は、すばらしいと思うので、紹介します(提供開始は2017年2月予定)。 この「ゴール機能」は、「組織階層で分断しているマーケティングをつなぐために」作られた機能だということです。 「マーケティング」と言っても、組織のレイヤーごとに認識が違っているこのゴール機能の何がす
こんにちは! 象好きのかたわら、パソコン教室を運営し、教室に通っている方の操作を観察し、お困りごとを発見する仕事をしているモリマミコと申します。アジアゾウがとても好きなんだゾウ。ゾウさんについて語らせたら、電源を切れない壊れかけのRadioのように、小一時間は話し続ける自信があるゾウ! ある日、当社が運営するパソコン教室に「なんかうちのパソコンが変なの」とノートパソコンを持ち込まれた方がいらっしゃいました。 何が“変”と感じられましたか? とうかがっても よくわからないけど、なんか“変”なの。 というお答え。 パソコンを操作していただくと、インターネットエクスプローラーを起動しても、何も表示されない。画面は真っ白だ。 何もしていないのに、ヤフーが出なくなっちゃったのよ、変でしょ。幽霊かしら。それ以外に原因が考えられないでしょ。 とおっしゃる。 幽霊!? YOU礼! ギャグは要冷凍! と心の
IT関連メディア事業のインプレスは、中国のEC市場をゼロから学べる調査レポート「中国EC市場調査報告書」を11月8日に発売した。 同書は、中華人民共和国工業情報化部(省)が所管する企業団体「中国電子商会」の特別協力のもと、中国の消費動向、法律動向、新越境EC制度などを1冊にまとめたもの。 中国EC市場への参入を検討している、あるいは進出済みのメーカーや流通企業がビジネスに役立てることを目的にしている。主なポイントは次のとおり。 通販やECに関する中国の法改正動向を一挙掲載日本の大手メーカー、有名EC企業が利用している中国のEC支援企業データを47社掲載中国の「新越境EC制度」についてその道のプロが解説最新の中国消費者の購買行動、越境EC利用動向などを調査中国のリサーチ会社であるiResearchによると、中国の消費者が海外企業のECサイトから製品を購入する越境EC市場は2018年までに8兆
※この記事は読者によって投稿されたユーザー投稿です:編集部の見解や意向と異なる内容の場合があります編集部は内容について正確性を保証できません画像が表示されない場合、編集部では対応できません内容の追加・修正も編集部では対応できません ECサイトを成功させる上で必要なのは、徹底したデータ分析・データ管理です。いくらWeb広告にお金をかけたり、キャンペーン企画を次々に繰り出したりしても、「やって終わり」ではマーケティングの成否さえはっきりしませんし、当然次の施策の精度を高めることもできません。日々のアクセス数や売上などのデータを地道に記録し、見直すことによってはじめて、実施した改善や施策がどの程度効果を上げることができたのか明らかになります。こういった数値管理・目標管理を実践することで、KPI(重要経営指標)の達成に向けて効果的なマーケティングができるわけです。 そこで今回の記事で提案したいのは
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