国防軽視のマスコミに大きな責任 ≪軍艦の航行の自由は≫ 海上自衛隊のイージス艦が衝突して漁船を大破沈没せしめた海難事故は、被害者がいまだに行方不明で、二度とあってはならない不幸な事件である。しかし事柄の不幸の深刻さと、それに対するマスコミの取り扱いがはたして妥当か否かはまた別の問題である。 イージス艦は国防に欠かせない軍艦であり、一旦緩急があるとき国土の防衛に敢然と出動してもらわなければ困る船だ。機密保持のままの出動もあるだろう。民間の船が多数海上にあるとき、軍艦の航行の自由をどう守るかの観点がマスコミの論調に皆無である。 航行の自由を得るための努力への義務は軍民双方にある。大きな軍艦が小さな漁船を壊した人命事故はたしかに遺憾だが、多数走り回る小さな漁船や商船の群れから大きな軍艦をどう守るかという観点もマスコミの論議の中になければ、公正を欠くことにならないか。 今回の事故は目下海上保安庁に
これまでご愛顧いただきました「五十嵐仁の転成仁語」を、こちらに引っ越しました。今後とも、よろしくお願いいたします。 「背水の陣内閣」を自称し、「地雷原」を歩んでいる福田内閣です。すでに、いくつかの「地雷」を踏んで爆発してしまったようです。 この爆発による損傷は、どれほどのものなのでしょうか。福田内閣は、切り抜けることができるのでしょうか。 かなり大きな「爆発」は防衛省と航空・防衛分野の専門商社「山田洋行」との癒着問題の発覚です。守屋武昌前防衛次官が山田洋行の元専務から100回以上にわたって一緒にゴルフをし飲食の接待を受けていた事実が明るみに出たからです。 接待を受けていたのは、守屋さん本人だけでなく、その奥さんや娘さんまで、一緒にゴルフをしたり、留学の激励会を開いてご馳走してもらったりしていました。 その後、山田洋行の元専務が、防衛省幹部OBの天下りを積極的に受け入れていたことも分かりまし
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