7月17日に産経新聞の一面を見た人は、驚いたのではないだろうか。 前川元事務次官が、先の国会証言だけでなく、ことあるごとに自信満々で自説の正当性の根拠としてきた例の「獣医学部新設4条件」(以下)の真相が暴露されている。 現在の提案主体による既存の獣医師養成でない構想が具体化し、 ライフサイエンスなどの獣医師が新たに対応すべき分野における具体的な需要が明らかになり、 かつ、既存の大学・学部では対応が困難な場合には、 近年の獣医師の需要の動向も考慮しつつ、全国的見地から本年度内に検討を行う。 産経新聞の記事は次のように記す(*以下傍線太字筆者)。 「学部の新設条件は大変苦慮しましたが、練りに練って、誰がどのような形でも現実的には参入は困難という文言にしました…」 平成27年9月9日。地方創生担当相の石破茂は衆院議員会館の自室で静かにこう語った。向き合っていたのは元衆院議員で政治団体「日本獣医師
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