小田原市民や地元企業が出資した「ほうとくエネルギー」(小田原市浜町1)の大規模太陽光発電所「小田原メガソーラー市民発電所」が10月、小田原市久野の山林で発電を始めた。 久野の山林に完成したメガソーラ(大規模太陽光発電所) 「ほうとくエネルギー」は、かまぼこ屋、干物屋、魚市場、電気屋など地元企業38社から5,800万円の出資金を集め設立。小田原のエネルギーを地元地域で創出することを目指す「ほうとくソーラー市民ファンド」(ほうとくソーラー1)を創設した所、小田原市民179人から出資総額1億円が集まった。 同社ではこの市民資金を基に、メガソーラーの建設と公共施設の屋根貸しソーラーといった再生可能エネルギー事業を展開し運用を図る。「小田原メガソーラー市民発電所」の発電能力は最大984キロワット、今後、年間100万キロワット強の電力量を予定している。 社長の蓑宮武夫さんは「小田原の山、森、海の持つパ
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