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ブックマーク / www.l.u-tokyo.ac.jp (1)

  • イデオロギーと「主体性」—第二次大戦末期ドイツ国防軍兵士の野戦郵便—(小野寺 拓也) │ 東京大学文学部・大学院人文社会系研究科

    論文は、第二次大戦末期のドイツ国防軍兵士が何を考えながら戦い続けていたのかを、彼らが記した野戦郵便に基づいて、イデオロギーと「主体性」の観点から分析するものである。 1980年代までのナチズム・ホロコースト研究は主に、意図派・機能派という枠組みで展開してきた。意図派はナチ体制をヒトラーの意図や思想が上意下達され実現していく全体主義体制として捉えるのに対し、機能派は、こうしたヒトラー中心主義的な理解によって全ての責任がヒトラーに押しつけられて機能エリートたちの体制関与のあり方が見えなくなることを指摘し、ナチ体制の多頭制支配や政策決定の場当たり的性格を強調する。しかし両者ともに、研究対象は指導者レベルまでであり、ホロコーストに現場で関わった警察官や兵士たちのメンタリティ、あるいは、ホロコーストを積極的に支持したのではなかったとしてもそれを黙認させる土壌となった「普通の人々」の伝統的な反ユダヤ

    kechack
    kechack 2013/02/18
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