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書評に関するkeepfineのブックマーク (11)

  • 孤独の価値 (幻冬舎新書) by 森博嗣 - 基本読書

    思考を自由にするために、思考をする。この『孤独の価値』を読んでいて、森博嗣さんがここ何年か出している新書群を一言で言い表すなら、こういう表現が良いのではないかと思った。たとえば昨年出版された「やりがいのある仕事」という幻想 (朝日新書) - 基読書 は、仕事にやりがいを見出すこと、楽しく働くことがあるべき姿のように吹聴されており、それを真に受けて現実の自分とのギャップに苦しんでいる人がいるが、仕事来辛いもので生きるため=金を稼ぐための手段でしかないからそう割り切るのも一つの考え方だという「押し付けられた幻想」を打ち壊すための「思考」について語っている。 書はこの例にのっとっていえば、孤独、寂しさを感じることは一般的には「悪いもの」とする風潮があるが、それは当かと問いなおす一冊だ。孤独とは何なのか、寂しいと感じるのは何か不利益をもたらしているのか? そして孤独でいることには、大きな

    孤独の価値 (幻冬舎新書) by 森博嗣 - 基本読書
  • http://oohara.mt.tama.hosei.ac.jp/oz/606/606-10.pdf

  • 一票はこれを一読してから - 書評 - 脱貧困の経済学 : 404 Blog Not Found

    2009年08月21日00:05 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 一票はこれを一読してから - 書評 - 脱貧困経済学 自由国民社柳瀬氏経由にて共著者より献御礼。 脱貧困経済学 飯田泰之 / 雨宮処凛 初出2009.08.19; 販売開始まで更新 これ、この一年で出た経済学の一般としては最もいい出来の一冊。 しかも、総選挙前というすばらしいタイミングで上梓される。 投票権のある人は、老若男女を問わずこれを読んでからどの党/候補者に入れるかを決めて欲しい。 書「脱貧困経済学」は、今やワーキングプアのスポークスパーソン筆頭ともなった雨宮処凛と、「ロスジェネ世代エコノミスト」のホープ、飯田泰之の対談を、きちんと一冊のにしたもの。 目次 序章 雨宮処凛から飯田泰之への質問 「カネより人命を優先する社会を取り戻すために、経済学には何ができるのですか?」 第1章 働いても働い

    一票はこれを一読してから - 書評 - 脱貧困の経済学 : 404 Blog Not Found
  • kousyoublog.jp – このドメインはお名前.comで取得されています。

    このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年5月時点の調査。

  • マッチポンプの「思想」 - Tip. Blog

    西田亮介のblog 所属 : 慶應義塾大学政策・メディア研究科後期博士課程。同助教(有期・研究奨励Ⅱ) 専門は政策形成とソーシャルイノベーション。 最近の研究分野は湘南の地域活性化と大規模商品間関係の分析。 NPOや自治体、企業などのソリューション・デザインにも携わっています。 また、『思想地図』vol.2や『α-SYNODOS』等に寄稿させていただきました。 企画立案や執筆、非営利組織のファンディング等、仕事の依頼はサイドバーの「about me」からお願いします。 This weblog written by Ryosuke Nishida, Graduate Shool of Media and Governance, Keio University in Japan. Major in regional development(Shonan, Japan

  • 倫理学には入門する価値があるか - on the ground

    動物からの倫理学入門 作者: 伊勢田哲治出版社/メーカー: 名古屋大学出版会発売日: 2008/11/20メディア: 単行購入: 16人 クリック: 209回この商品を含むブログ (54件) を見る 科学哲学の啓蒙書や論理的思考の指南書などで好評を得ている著者が*1、「なぜ動物は殺してよいのか」「動物に人間と同じ権利が認められないのはなぜか」などの問いを含む動物解放論を中心とした応用倫理学的問題系について語りながら、倫理学そのもの(メタ倫理学・規範倫理学)の展開と分布を説いていく入門書。扱われている範囲は広大であるが、文章は平易であり、文献案内も充実している。 すなわち良書である。が、つまらない。倫理学への導入を助ける一冊として、一般的には迷い無く推薦できる水準と言えようが、私にとっては心底退屈なだった。序盤から既に辛く、中途半端な知識を補完するために頑張って通読しようと志していたのだ

    倫理学には入門する価値があるか - on the ground
    keepfine
    keepfine 2009/07/16
    倫理学がつまらないのは、生き死にの事柄が論じられながら、生命の手触りが感じられないから。
  • 稲葉振一郎『社会学入門』 - Blog_inainaba2

    稲葉振一郎氏より、『社会学入門』というを送っていただきました。ありがとうございました。たくさん売れるだろうし、書評もいろいろ出るだろう。私は、おそらくそういうところに書かれないだろうはずの、別のことを書く。 一番うれしかったのは、謝辞に三宅秀道氏の名前があったことである。三宅氏は、女子大で講義をご担当いただいている中小企業論の専門家である。中小企業のものづくり、人づくり、さらには街づくりなどについて、詳細なフィールドワークに基づいた研究をされている。そして、実に講義が上手い。その評判に、私は聴講に行き、素晴らしいと思った。その闊達な三宅氏からメールが来て、なにやらビビリまくっている。今度稲葉氏に会いに行くんですが・・・、と言う。ブログなどをみると、すごく怖いと言うのだ。今でこそアレだが、大学入学した頃は、ださいサファリジャケットとマジソンバック持ったあんちゃんだったし、とか、わけわかめな

    稲葉振一郎『社会学入門』 - Blog_inainaba2
  • 稲葉振一郎『社会学入門』 - logical cypher scape2

    あとがきによると、稲葉振一郎の勤める社会学部1年生向けの授業を元にしたとのことで、元々一般教養科目としての性質があったようで、「社会学」入門であると同時に一般教養である。 一般教養であるって、よくわからない言い方になってしまったw 全部で14講に分けられているのだけれど、格的に「社会学」の話になるのは実は第9講から。 例えば、最初のいくつかは理論とは何かとか、方法論的個人主義と方法論的全体主義の違いについてとか、もちろん社会学と絡めて語られているけれど、より一般的な考え方の話であるし、第7講と第8講のモダニズムの話は、いわゆる前衛芸術や社会学以外の学問の話となっている*1。 大学の授業というのは、結局先生の専門をがーっと話されたりするので、1年生の時にこうやって包括的な話をしてくれる授業があるのは、大変よいのではないかなと思った次第。 社会学なのに全然社会学の話しないじゃねーかって思った

    稲葉振一郎『社会学入門』 - logical cypher scape2
  • asahi.com(朝日新聞社):政治と複数性―民主的な公共性にむけて [著]斎藤純一 - 書評 - BOOK

    政治と複数性―民主的な公共性にむけて [著]斎藤純一[掲載]2008年11月2日[評者]苅部直(東京大学教授・日政治思想史)■鍵は他者の声を聴きとる「感性」に かつてトマス・ホッブズは『リヴァイアサン』の中で、政治社会ができあがる前の段階として想定される自然状態では、「人間の生は孤独で、貧しく、汚らしく、野蛮で、そして短い」と語った。実は、いまの先進社会で底辺に追い込まれた貧困層は、まさしくこれと同じ状況にある。 このに見えるそうした指摘は衝撃的である。だが、社会福祉や労働政策の対象ではなく、あくまでも「政治」、とりわけデモクラシーの質をゆるがすものとして、この問題を著者は位置づけ、考えぬこうとする。 かつて20世紀の福祉国家は、社会保障の制度を通して、見知らぬ人間どうしが、おたがいを苦境から救う紐帯(ちゅうたい)を作りあげた。しかし、ここ20年ほどは、グローバル化と自由市場の暴威が

  • asahi.com(朝日新聞社):変貌する民主主義 [著]森政稔 - 書評 - BOOK

    変貌する民主主義 [著]森政稔[掲載]2008年7月13日[評者]苅部直(東京大学教授・日政治思想史)■否定的な現実のなかに活性化をさぐる 「民主主義」とは、ふしぎな言葉である。同じデモクラシーの訳語としては「民主政」もあるが、日では多くの場合、自由主義や保守主義といった「○○イズム」と同様に、民主「主義」と呼ばれてきた。 しかし、このによれば、統治形態の一分類にとどまらず、人間の生き方をも指定する理念として、デモクラシーを掲げるのが、フランス革命以後の西洋の思想動向であった。20世紀に入ると、この高貴な理念としての「民主主義」が、多くの先進国によって国家原理に採用され、共産主義諸国の体制崩壊とともに、その正当性はゆるぎないものになった。 だが、民主主義をめぐる思想の現状はどうか。陳腐な政治慣行となったそれへの不満が広まるだけでなく、民主主義を支持する側も、さまざまに対立する諸潮流を

  • 時代を切り拓くサブ・カルチャー批評『ゼロ年代の想像力(早川書房)』 文=さやわか 【前編】 - WEBスナイパー

    special issue for the summer vacation 2008 2008夏休み特別企画! web sniper's book review 時代を切り拓くサブ・カルチャー批評 『ゼロ年代の想像力(早川書房)』 著者=宇野 常寛 【前編】 文=さやわか 『DEATH NOTE』、宮藤官九郎、よしながふみ……格差・郊外・ナショナリズム、激震するゼロ年代に生まれた物語たちの想像力は何を描いてきたのか。時代を更新するサブ・カルチャー批評の決定版。 昨年、『SFマガジン』誌上で連載が開始され、ネットを中心に大きな話題となった宇野常寛『ゼロ年代の想像力』がついに単行化された。つまり、これは話題のである。 連載開始当初から宇野が注目された理由とは、まずはやはり彼が「決断主義」という言葉によってゼロ年代のフィクションの特徴を抉り出すことに成功したからだろう。その達成は単行

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