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ブックマーク / blog.slndesignstudio.com (14)

  • ノイズと記憶 - SLN:blog*

    最近vaporwaveと呼ばれるような音楽がちょっと面白いなと思っていて。最近は音の制作環境がデジタルに移行していく中で、デジタル処理した音がそのまま出音になるというのが多い気がする。例えばクリックテクノとか、Corneliusの音とかを聴くと、非常にデジタル的というか、音が鳴っていない部分は完全に音の情報がゼロになってて、音と音の隙間を聴かせる、そんなスタイルをよく耳にするようになった。音一つ一つがハイファイに研ぎすまされていく中で、その揺り戻しとしてvaporwaveみたいなアナログな揺らぎやノイズがある種のスタイルとなっているのが面白いと思っている。 さらに、その音に呼応するようにMVの表現でもLDっぽい画質の映像ソース(Robert Abelのサンプリングが鉄板っぽい)がつかわれていたり、VHS的なノイズがサンプリングされていたりしていて、独特のノスタルジックな雰囲気を出している。

    ノイズと記憶 - SLN:blog*
  • テクノ民族楽器入門 - SLN:blog*

    最近「音が出るおもちゃ」が楽しい。引き金はKaossilatorとDS-10を買ったこと。もともとRoland MC-303っていうオールインワン型のマシンから打ち込みをはじめたというのもあって、やっぱり手頃な価格でちょこちょこ触れる電子楽器がでてくると無条件で反応してしまう。 ふと考えて見ると、DTM以前のテクノはTR-909やTB-303といった単機能のマシンをシンクさせてセッションさせる方法がメジャーだったわけだけど、リズムマシンやシンセが小型化した今、電子楽器はカリンバやアサラトのように手軽にセッションして遊べる民族楽器のような存在になってきている気がする。そういえばその昔、テクノを「都市の民族音楽」なんて呼んでいた人もいたけれど、こうしたガジェットを見るとなんだかそれもすごくナットクできる気がする。今回は、こうした高機能な音が出るおもちゃ=テクノ民族楽器をいくつかまとめてみた。

    kei-s
    kei-s 2008/09/13
  • SLN3DEXPO Vol.4 3次元にCGを合成する - AR入門 - SLN:blog*

    SLN3DEXPO第四回。最終回ということで、未来への展望、みたいなニュアンスもアリで、3DCGを現実の三次元空間に投影するAugmented Realityな表現のお話。 ■AR Tool Kit 単純に3次元空間をシミュレートして、その中を歩き回ったりゲームしたり、というのが、いわゆるVR(=Virtual Reality/仮想現実)という考え方で、ネットゲームとかSecondlifeなんかがモロにそうで、最近はちょっと時代を感じる言葉になってきちゃったなあという雰囲気さえ漂っているけれど、このアイデアの対になる、というか、考え方を一歩すすめてでてきたのが、AR(=Augmented Reality/拡張現実)という考え方。要するにリアルのいいところと、CGのいいところを合成することによっていいとこどりしちゃおうという考え方。(詳しくはwikipediaの拡張現実の項目を参照)よくある

    kei-s
    kei-s 2008/03/18
  • SLN3DEXPO Vol.3 Web3Dについて - SLN:blog*

    少し間が開いてしまいました...SLN3DEXPO第三回。昨今PaperVision3D(以下PV3D)などのライブラリの解放によって、急速に散見されるようになったWebにおける3D表現について、最近の事例なんかを簡単にまとめてみたよ。 ■PaperVision3D http://papervision3d.org/ Flash で3Dを実現するためのライブラリ。今までも3D表現を実現するための方法はいくつかあったみたいなんだけど、いままでのものより実用的+高速ということで、これを利用したFlashでつくられた3Dサイトが最近増えはじめてる。ちなみに他にもFIVe3Dみたいなライブラリもあるけど、PV3Dが圧倒的という印象。 ■Mr.doob http://mrdoob.com/ PV3D の習作とかいろいろ。最新の事例ではPV3Dを利用してオーディオビジュアライザーをつくってる。ちなみに

  • SLN3DEXPO Vol.2 2.5次元アニメの技法 - SLN:blog*

    全四回(になる予定)のSLN3DEXPO第二回は、第一回の「2次元画像から3次元画像を生成する技術」に引き続き、2次元画像を厳密に3次元画像に変換するのではなく、擬似的に3次元に見せる技術についてまとめてみた。 ちょっと前に話題になったモーションポートレートをはじめ、疑似3D、あるいは2.5次元表現ともいうべき、ちょっと不思議な感じのする表現が気になってる。この表現の面白いところは、実写画像に奥行きをあたえるという側面がありながら、元々2次元の、例えばアニメの絵なんかにも、違和感なく立体感を持たせることができること。今までアニメを三次元かしようと考えれば、キャラクターを3Dモデリングして、トゥーンシェーディングでアニメっぽくレンダリングするというのが常套手段だったのかもしれないけど、まだまだアニメ(この場合日のアニメとかを指してる。PIXARのアニメなんかは系譜的にもまた別のものと考えて

  • SLN3DEXPO Vol.1 2次元画像から3次元画像を生成する技術 - SLN:blog*

    昔から3D表現は未来を感じるから好き。PaperVision3Dなんかの3Dエンジンの登場でFlashでも積極的に3Dが使えるようになって、より3Dが身近になってきている印象をうける昨今、そういえば最近の3Dで面白い技術ってどんなのがあるんだろうと思って調べたものをまとめてみた。といっても単純にゲーム系のCGをおっかけてるとキリが無い&いろんなところで語られまくっているので、「2次元→3次元」という次元のシフトをキーワードに、個人的に気になっている技術や作品をダラダラと連想ゲーム的に紹介。 ...と思ってたんだけど、アレも紹介しなきゃ!てことはアレもか!?てな感じでとまらなくなってしまい、予想以上長くなりすぎたので全4回に分ける予定。 SLN3DEXPO Vol.1 2次元画像から3次元画像を生成する技術 Image Based Modeling and Renderingの話から、ベイズ

    kei-s
    kei-s 2008/03/18
  • http://blog.slndesignstudio.com/archives/2007/06/one_nation_under_a_groove.html

  • プレゼン 2.0 - SLN:blog*

    仕事柄プレゼンをしたりされたりする機会がちょこちょこあるのだけど、紙にぽつぽつとキーワードだけ並べた高橋メソッド的なものや、デザイン的にかなりつくりこんだパワポや、あるいはプレゼン資料をそのままswfでつくってる人もいたり、十人十色で面白い。 昔の会社のボスが「プレゼンはプレゼントだ」と言っていて、なるほどなーと思ったものでした。プレゼントをポーンとそのまま渡すのもまあ、いいけど、渡され方に演出があったらもっとうれしいよね。 今回は別にプレゼンのコツとか、そういうGTDとかなんとやらhack的なお話ではなくて、パワーポイントでやるような、スライドショーで言葉の内容を視覚化するという表現からはじまって、映像的な表現に着地してしまったようなもの。スライドショーという静止画と映像の中間である表現手法が、映像に近づく瞬間。そんな感じのものをいくつか紹介。もしかしたら新しいプレゼンメソッドのヒントが

  • 歌詞の視覚化 - SLN:blog*

    PVなどで映像を視覚化する方法としては、多分いくつかのアプローチがあるような気がしていて、一つは以前音と映像の関係を巡る12 (1)、(2)で紹介したような、音色やリズムといった音そのものの構造に注目して、「音そのものを視覚化する」というのがある。これがもう一段階具体的になっていくと、「歌詞を視覚化する」というアプローチが見えてくる。歌詞の内容を再演するようなドラマ仕立てのPVを良くみかけるけど、あれも「歌詞を視覚化する」というアプローチでつくられたものだよね。今回紹介するいくつかの映像は、そういった歌詞=ドラマを再演する、というものではなくて、歌詞を単語や文字まで還元して、映像化してみるという、ちょっとかわった視点でつくられている。 Distorted Minds feat. Juice Aleem / Hexstatic Dir. Hexstatic 音と映像の関係を巡る〜でもPVを

  • 音と映像の関係を巡る12本 (2) - SLN:blog*

    いろいろ難しいことを考えるのもいいし、単純に楽しむのもアリ。 音と映像の関係について考えるための映像集その2 ■映像→音 シンクロミー Dir.Norman McLaren またしてもノーマン・マクラレン。これぞAudioVisualの記念碑的作品といえるのでは。昔のフィルムのオーディオレイヤーに直接落書きをする事で曲をつくっている。オーディオレイヤーをフィルム部にコピーして同時に映像も生成。映像がまるで、シュトックハウゼンの"STUDIE II"の譜面みたいに見えるのは偶然ではないと思う。音と絵/映像の関係を考える上で、図形譜面はものすごく重要。 Groove Tube Dir.Ken Shapiro リップシンクロのお手のような作品。議会様子を軽快なスキャットにのせて。1974年の作品。映画が始まる前に余興的にながされていたものらしい。 Amature Dir.Lasse Gjert

  • 音と映像の関係を巡る12本 (1) - SLN:blog*

    いろいろ難しいことを考えるのもいいし、単純に楽しむのもアリ。 音と映像の関係について考えるための映像集。 ■音→映像 色彩幻想 Dir.Norman McLaren ノーマン・マクラレンの傑作「色彩幻想」。1のフィルムを大きなキャンバスとしてフィルムに直接ペイントすることで制作された映像。ハイテンポのジャズと色彩の融合を試みている。質感だけで話をすれば、"mmm... skyscraper i love you"の時期のtomatoの映像とかに痺れてた人なんかはすんなり入ってくるのでは?これだけトンガっていて、なんと1949年の作品。 (※youtubeの映像は画質も悪いし、微妙に音と映像がズレていて台無しなので、今までに見た事が無い方は、ぜひDVDを見てほしい) Star Guitar - Chemical Brothers Dir.Michel Gondry 四つ打ちの曲を聴きながら

  • StumbleUpon - SLN:blog*

    StumbleUpon 面白いFirefoxのプラグイン。色々なサイトを見ている時に、このサイト好き、このさいと嫌い、というデータをポチポチと入力しておいて、暇な時にStumble!というボタンを押すと、自分の趣味趣向にあわせたサイトを次々ランダムに表示してくれるというもの。「自分にとって都合のいい偶然」発生装置。素晴らしいなー。先日紹介したchatsumもおもしろかったし、Firefoxのプラグインって面白いね。ただ、やっぱり敷居が高い感じは否めないから、どうやったらこういう面白い仕組みを一般に広めていくかがミソかも。 それにしても、こういう溜め込んだデータ偏差から最適値をランダムに抽出するってアイデアはいわゆる「Web2.0」的(なんだこの口に出す恥ずかしさ!「ストリート」みたいな恥ずかしさというか)とかいわれてるコンテンツに多いな。これ、いわゆるブログツールにしたら色々活用できるんじ

  • Mark Lombardi - SLN:blog*

    mark lombardi @ pierogi 2000 deven golden on mark lombardi at the drawing center ブッシュ家とビン・ラディン家、サウジ王家、BCCI他の関わる複雑な資金ルートを詳細に調査し、 グラフィックアート作品として発表、展覧会を開催して物議を醸した異色のアーティスト 2000年3月に首吊り死体で発見されている(享年48祭) アートとしてのダイアグラム。矢印に込められた意味。 図形譜面のような整然とした美しさ。 政治的なマネーフローを図式化したこの譜面はいったいどんな音楽を奏でるのか。 関連記事 音の記述/楽譜

    kei-s
    kei-s 2005/12/01
  • SLN:blog*: 「Pandora」自分の好きな曲を入れると、自動的に「好きそうな曲一覧」を出してラジオのように流してくれるサイト

    Discover Music - Pandora これはちょっとすごい。自分の好きな曲名やタイトルを入れると、その曲に似た「たぶんこれも好きでしょ」という曲の一覧を出してくれて、それをラジオのようにどんどん流してくれる。思わず知らない曲が見つかると、CD買ってみようって気になるなあこれは。 例えば、underworldのbornslippyを入力すると、Rezがセレクトされたり、似たようなキックがバスンバスン鳴ってるトランス風の曲がセレクトされたりする。(なつかしのIan Van DahlのCastle In The Skyとか出てきた!) Aphex TwinっていれたらちゃんとKID606が出てきたりとかね。でもKID606の後に当然RoniSizeが出てきたり、ちょっと「?」な所もあるのだけど、これは「気に入ったかどうか」というアンケートをとりながら補正していっているみたい。 (とい

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