【読売新聞】 神奈川県内54警察署の管轄区域ごとに設置され、地域の交通安全活動を担う「地区交通安全協会」(安協)の存続が危ぶまれる事態になっている。運転免許証の更新時に署を訪れるドライバーを勧誘し、その会費を活動資金としてきた安協だ
【読売新聞】 文部科学省は、全国の私立大学を対象にふるさと納税制度を利用した外部資金の獲得状況について、近く実態調査に乗り出す。18歳人口の減少で私大の経営は厳しさを増しており、調査で把握した先行事例を周知して導入を促す方針だ。 ふ
【読売新聞】 利用者が少なく、将来の廃線が懸念されているJR関西線について、三重県は21日、沿線企業の従業員を対象に募集していた通勤モニターの期間を、当初の9月末から12月末に延長すると発表した。 7月に始めた1度目の募集の際には、
【読売新聞】 ダイエットや筋力アップなどを目的に、トレーナーから個別指導を受ける「パーソナルトレーニング」で重傷などを負う事故が相次いでいる。近年の筋トレブームを背景に被害は増加傾向で、消費者庁の消費者安全調査委員会(消費者事故調)
兵庫県たつの市は、職員が業務中に身に着ける名札ケースと記章(バッジ)を作り、10月から貸与を始めた。ただ、名札ケースは正職員と非正規職員で色分けし、記章は正職員のみに渡すなど、採用条件によって差をつけた格好に。市側は「正職員の自覚を促すことなどが目的で、差別する意図はない」と説明している。 名札ケースは地場産業の天然皮革製でベースの色はベージュだが、正職員用だけ上部を茶色にしている。市は「市民からの声もあり、一目で正職員とわかるようにした」としている。 市によると、正職員は再任用を含め575人、非正規は約230人。市幹部は「正規と非正規では公権力を行使できる範囲に違いがある。臨時職員は補助員として位置づけている」としたうえで、「市民は、正職員に厳しい意識を持つことがあり、色分けした」と話している。(中筋夏樹)
北九州市議会(定数57)の一部議員が、6月のスペイン視察で公務中の昼食時に酒を飲んでいたことがわかった。外部からの指摘を受け、井上秀作議長は不適切な行為だったとして、今後、国内外を問わず、視察での日中の飲酒を禁止する通知を10日に出す方針を決めた。 市議会事務局によると、視察には、市議8人と議会事務局職員2人が参加。会派別の内訳は自民党4人、公明党2人、ハートフル北九州2人だった。再生可能エネルギーの利用状況調査などを目的として6月24日~7月1日、スペインやフィンランドを訪れた。 6月25日と27日、スペインのマドリードとバルセロナでの昼食でワインが出され、議員の一部がグラス1杯程度飲んだという。読売新聞の取材に対し、飲酒した議員は「スペインの習慣と思い、口をつけた。気が緩んでいたと言われても仕方ない」と釈明した。飲酒後も視察は続き、25日はプラド美術館、27日はサグラダ・ファミリア大聖
2022年度末と見込まれる北陸新幹線敦賀(福井県)延伸に向け、加賀温泉駅での「全便停車」を訴える石川県加賀市のPR動画が人気だ。 市民らが出演し、金沢への対抗心や、自虐的な要素を加味して“面白い加賀市”を強調。昨年8月下旬の公開以来の視聴回数は11万回に迫る勢いだ。 動画は、誘致プロジェクト「東京2023加賀」のホームページ(http://www.tokyo2023kaga.jp/)で、「活動報告」として公開されている。同市の架空組織「新幹線対策室」の加賀停太郎(とめたろう)室長を中心にした市職員や市民らによる加賀温泉駅への新幹線停車実現に向けての“奮闘”を4話のドラマ仕立てにした。加賀美人が誘致にあたる「レディー加賀作戦」のほか、金沢に対抗し、加賀市の施設を「兼六園」ならぬ「兼七園」、「金沢21世紀美術館」ならぬ「加賀22世紀美術館」と改名する“迷案”など、1話ごとにネタが満載だ。 「金
外国人観光客が急増している京都市で、バスの混雑が問題化していることから、同市は24日、観光地などを結ぶ路線が乗り放題となる「1日乗車券」(500円)を、来年3月から600円に値上げすることを決めた。 観光客らで車内が満員となり、市民から「バスに乗れない」との苦情が相次いでおり、混雑を少しでも緩和するのが目的だ。 1日乗車券は、均一運賃区間(230円)であれば、市バスと、民間の「京都バス」が乗り放題となる。3回乗れば元が取れる割安感が観光客に人気を呼び、2000年度に700円から500円に値下げされると、発売枚数は100万枚に達し、15年度には6倍の614万枚まで増えた。 購入者の多くは外国人とみられ、数年前から、大きなスーツケースを抱えた外国人らで車内が混雑することが常態化。停留所で待っていた一般市民が乗れなかったり、観光客の乗降に時間がかかったりし、運行の遅れも目立っている。
女子高校生に工学部に興味を持ってもらおうと新潟大工学部が、女子学生の目線で学生生活を紹介する冊子「工学女子」を発行した。 初の試みで8、9日に開催されたオープン・キャンパスなどで配布した。 今年5月現在、工学部の学部生約2000人のうち女子は236人で、女子学生の割合は大学内で最低。学部長の金子双男教授は「工学は数学、物理、化学などを基礎に実際の物作りを行う。商品開発など女性の目線が欠かせない」と、女子学生の活躍に期待する。 同学部では昨年10月、工学部祭に合わせて「目指せ!工学女子」と題したイベントを開催。同学部にメンバーの1人が在学するご当地アイドル「Negicco」が参加するパネルディスカッションなどを行ったが、高校生の来場は期待よりも少なかったという。 そこで今回は「オープン・キャンパスは時間が限られる。じっくり読んでもらえるものがいい」(野口亜希子学務係長)と冊子を作ることにした
運転手が操作しなくてもトラックを自動で運転する技術を日本自動車研究所(茨城県つくば市)などが開発し、25日に走行実験が報道陣に公開された。 大型トラックが縦一列になって、同市内のテストコース(1周約3・2キロ・メートル)を自動走行した。 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)によるプロジェクトで、大学と自動車メーカー、研究機関が参加。トラックはレーザー光を用いたセンサーとカメラで、車線や前方の車、障害物を捉えることなどが可能で、これらの情報を基にコンピューターがハンドル操作や加減速を行う。後続車は先頭車から、ブレーキをかけた情報などを受信することで衝突回避できる。 実験では、人間による操作では不可能な時速80キロ・メートル、車間距離4メートルを維持した状態でトラック4台を自動走行させた。監視役の人が乗ったが、操作はしなかった。この状態で走ると、前のトラックが風よけになって空気抵抗が
21日告示された秋田県大潟村議選(定数12、26日投開票)で、立候補した15人が、選挙カーから支持を訴えることを自粛する“紳士協定”を結び、異例の選挙戦を繰り広げた。 食糧増産を目的に八郎潟を干拓して誕生した村は、職住分離の街づくりで住宅が中心部に集中。選挙カーが頻繁に行き来し、「音がうるさい」という住民の声に配慮したという。 大潟村は1964年に創設。大部分を農地が占め、村民約3300人の約1090世帯が、役場など公共施設を配した「総合中心地」に集中している。そのため、過去の村議選で「寝ている子供が起きる」「生活に支障をきたす」といった声が上がっていたという。 候補の一人は、住宅地の空き地で演説を終えると乗用車に乗り込んだが、移動中の拡声機による訴えはなし。「選挙カーを使わないで、どう訴えていけばいいか手探り状態。街頭演説をしていくしかない」と話した。別の候補者は「はがきなどの選挙公報で
JR東日本が、信号機や自動列車制御装置(ATC)などを必要としない新世代の列車制御システムを国内で初めて導入することを決めた。 同社と共同開発を行う企業の応募を15日に締め切り、年内に先行開発に着手、2022年までに常磐線に先行投入する。現行のシステムは安全性が高いものの、地上設備の信頼性を維持するためのコスト負担が大きいことが背景にあり、今後は大手鉄道各社にも広がる可能性が高い。 導入するのは、列車をデジタル無線で一元的に運行制御する「CBTC」システム。JR東によると、過密ダイヤの大規模通勤路線での導入は世界的にも例がない。国内外の複数企業が共同開発を打診している。 半世紀近くにわたって鉄道の安全運行を支えてきた現在のシステムは、信号機や自動列車停止装置(ATS)、ATCなどの端末、通信ケーブルなど膨大な数の地上設備で構成されている。日常的な点検が必要なため、鉄道各社は大量の保守要員を
東京スカイツリー開業を前に浅草が注目される中で、浅草・神谷バーの看板リキュール「電気ブラン」の人気が上がっている。 電気ブランは、神谷バーの創業者である神谷傳兵衛が1893年(明治26年)に生み出したリキュール。ブランデーをベースに、ワイン、ジン、ベルモット、キュラソーなどをブレンドし、ほのかな甘味の中にビリリと刺激的な舌触りが感じられる。「浅草浪漫の味」として親しまれてきた。 オエノンホールディングスによると、スカイツリーの見学が増え始めた2009年ごろから売り上げが増え、5年間で販売数量は 1・4倍になったという。明治時代を連想させる化粧箱入りの360ミリリットルボトルは、お土産用として好評で、07年と比べ11年は44%伸びた。
深刻な財政危機で3年間に約180億円の収支改善が必要な東京都目黒区が、新たな財源捻出に躍起になっている。 区施設の「命名権売却」や自動販売機の「設置料公募」まで、考えられる様々な手立てを“総動員”したい考えだが、それだけやっても、今のところ見込める効果は数千万円程度。今後、保育料や学童保育の値上げなど、財政危機の痛みが広がることから、「区民の理解を得るためにも可能な限り努力しないと」と区も懸命なのだが……。 区が期待を寄せているのが、区施設の命名権売却だ。例えば「めぐろパーシモンホール」は定員1200人の大ホール、同200人の小ホールを備える本格的な施設。区の担当者は「ある程度の値が付くのでは」と期待を寄せるが、最近は命名権売却自体、人気に陰りもあって見通しは決して明るくはない。 目黒区のお隣、渋谷区では2008年度、区立複合施設「文化総合センター大和田」の命名権を公募したが、本体施設は2
正月の第88回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で、松蔭大4年の梶原有高(ありたか)(23)が、関東学連選抜のメンバーとして「史上初」の4年連続出場を果たした。 学連選抜は、予選会で敗れた大学から個人記録などを参考にして選ばれた選手でつくる混成チーム。参加が始まった第79回大会(2003年)以降、4年連続で箱根路を走った選手はいなかった。 梶原は静岡・藤枝明誠高から日体大に進学したものの、部の雰囲気が合わずに退学し、神奈川県厚木市などにキャンパスを置く松蔭大に入り直した。1万メートルで28分台の記録を持つ実力者だが、チームは予選会を一度も突破できなかった。「やっぱり松蔭大として出たかったけれど、4年間こういう形で走らせてもらい、得難い経験になった」と言う。
JR東日本が山手線の品川―田町駅間(東京都港区)で、約40年ぶりに新駅を建設することがわかった。2013年度に新駅を含む周辺の再開発工事の着工を目指す。 山手線の新駅は1971年に完成した西日暮里駅(荒川区)以来で、30駅目。再開発エリアは11年末、外資系企業の誘致を図る国の「国際戦略総合特区」に指定され、新駅は同エリアの利便性を高める要となる。 新駅が予定されているのは、両駅間の港区港南、芝浦付近で、品川駅の北側約1キロの地点。両駅間は2・2キロと山手線の駅間で最も長い。新駅には並走する京浜東北線も停車する計画だ。 品川駅は東海道新幹線が停車し、羽田空港までは京浜急行線で約15分で結ばれている。27年にはリニア中央新幹線で名古屋まで40分で行ける東京の新たな玄関口となるが、新駅は品川駅から所要約2分で、最も近いJR駅となる。 再開発が計画されているのは、品川―田町駅間にある車両基地「田町
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