前回検証したWiMAX 2+と「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD14」(以下、HWD14)のハンドアップ/ダウン、ハンドオーバー特性のチェックに続き、今回は実通信速度を既存のWiMAXルータと比べて違いがあるかを検証する。 まずルータスペックとして、HWD14は既存のWiMAXネットワークも使用できる機器ではあるものの、WiMAXにおける送信速度の高速化/通信可能エリアの拡大につながるWiMAXハイパワー非対応など少し気になる部分が存在する。このためWiMAX接続時の速度や動きの違いも調べるため、WiMAXハイパワー対応のWiMAXルータ「URoad-SS10」も併用。条件をほぼ同一、速度計測はspeedtest.netの東京サーバに統一して測定することにした。 まずは以前よりWiMAXの電波状態がきわめて良好なことを確認しているJR大森駅前の喫茶店にて。ここは2階の窓際