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2017年9月6日のブックマーク (5件)

  • なぜ「アルジャーノン」と命名? ダウン症治療に“光”の新物質 京大に聞く

    京都大学は9月5日、妊娠中のマウスに投与すると、胎内にいるダウン症の子どもマウスの症状を改善するという物質を発見し、「アルジャーノン」と命名したと発表した。脳の発達不全を起こすダウン症の、出生前治療につながる可能性があるという。 脳、マウス、アルジャーノン――これらの単語からダニエル・キイスの小説『アルジャーノンに花束を』を思い浮かべる人もいるだろう。アルジャーノンは、作中に登場する白ネズミだ。ネット上では「多くの命が救われるかもしれない」と好意的な意見がある一方、小説の結末が明るくないこともあり、「そのネーミングはやめたほうがいい」という声も出ている。 なぜアルジャーノンと命名したのか、京都大学に聞いた。 「アルジャーノン」とは? ダウン症は、染色体異常による疾患。通常2ある染色体が3に増え、遺伝子が過剰に働いてしまうのが原因とされている。ダウン症の脳では、神経細胞の元になる細胞(神

    なぜ「アルジャーノン」と命名? ダウン症治療に“光”の新物質 京大に聞く
    keloinwell
    keloinwell 2017/09/06
    これだけ話題になったのだし、この名前は大成功だと思う。
  • 9月4日 あくびがうつる現象の脳科学(9月11号Current Biology掲載論文) | AASJホームページ

    毎日発表される論文を眺めていても飽きないのは、重要な発見や新しい考えに出会うだけでなく、馬鹿げて研究の対象になどなりえないと思うようなことが結構真面目に研究され、論文になっていることを知り、ホッとすることができる点だ。 例えばシマウマのシマができた理由を研究した論文は、2014から約2年間になんと3編も論文が出ていたのに驚いた。しかし一見トリビアのように見える論文にも、当は深刻な問題がある場合もある。例えば以前「スパイスの効いた事と死亡率」という論文を紹介したことがあるが(http://aasj.jp/news/watch/3931)、これが中国四川省からの論文だと知ると、その土地の人たちには極めて重要な研究であることがわかる(結論は酒を飲まずスパイシーな事をしている人ほど死亡率は下がるという結果)。 今日紹介する英国・ノッチンガム大学からの論文もそんな研究の一つで、「また面白いタイ

  • 9月5日:初期胚の微小管オーガナイザー(9月1日発行Science掲載論文) | AASJホームページ

    微小管は細胞分裂時に染色体分配に関わるだけでなく、細胞極性などの構造、さらには細胞内の分子輸送に関わっており、細胞生物学でもっとも研究されてきた分子の一つだと思う。これらの機能は、微小管が中心体をオーガナイザーとして方向性を持って伸長できる性質に依存しており、この点についても研究が進んでいる。 ところがこの中心体は卵には存在しない。では卵はどのように分裂するのか?この論文を読むまで、私自身は受精により精子から供給された中心体がオーガナイザーとして作用すると思っていた。しかし、中心体が構成されるのは6回程度分裂が終わって、胚の外と内が決まってからで、それまでは明確な中心体を形成せず分裂が起こっているようだ。 今日紹介するシンガポールの分子細胞生物学研究所からの論文は、この時期の微小管の伸長が細胞膜直下の彼らがブリッジと呼ぶ構造をオーガナイザーとして使っていることを示した研究で9月1日号のSc

  • China launches brain-imaging factory - Nature

  • Cassini’s 13 years of stunning Saturn science — in pictures - Nature