東京理科大学。 そこは、各大学が研究費や国際性、技術力といった分野でしのぎを削る中、 「留年の多い大学」という競争率0の分野で首位を牛耳る私立大学である。 もはや理科大では、当たり前となっている留年。しかし実際に留年する学生とは、一体どのようなものなのか。 このような学生にフォーカスした記事は、意外にも世にあまりでまわっていないように感じる。 そこで今回は、理科大に通う学生の中でも留年に詳しい男、畑 洋樹にその真相を迫った。 profile 畑 洋樹 (はた ひろき) 工学部情報工学科三年。1996年、京都に生まれる。最寄り駅は等々力だが、徒歩30分の自由が丘が最寄りと言い張る。食パンがきらい 「この世には二種類の人間がいる。留年する者と、しない者。」 そう、熱く語る畑。 そんな彼はというと、まさしく後者である。 畑はいま、留年の危機に瀕している。 過酷な挑戦と向き合う
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