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ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (13)

  • 内容の無いコミュニケーションを馬鹿にしている人は、何もわかっていない - シロクマの屑籠

    「あいつらは、内容の無いことばかり喋っている」と言って、学校や職場の同僚を馬鹿にする人は多い。思春期にありがちなセリフかと思いきや、年配の人が、同じようなことを喋っているのを見て驚くこともある。ほとんどの場合、このセリフは人望が無い人の口から出てくる。 いつも哲学している人や、いつも世界の重要事についてだけ考えている人は、世間には滅多にいない。いや、実のところ、「あいつらは内容の無いことばかり喋っている」と言っている人だってそうなのだ。有意味なこと・重要なことだけを喋る人間など、まずもって存在しない。仮にいるとしたら、事務的な内容や数学の解法のような内容しか喋らない、ロボットじみた人間になるだろう。 少なくとも、「あいつらは内容の無いことばかり喋っている」などという、内容の無いことをペラペラ喋ったりはしないだろう。 「コミュニケーションの内容」より「コミュニケーションしていること」のほう

    内容の無いコミュニケーションを馬鹿にしている人は、何もわかっていない - シロクマの屑籠
  • 【たすけて!所属欲求!】1.承認が足りないおじさん・おばさんは所属しろ! - シロクマの屑籠

    *これから、所属欲求についてのブログ記事を連載します(全三回)。承認欲求はよくわかるけれど所属欲求はよくわからない人、『認められたい』の拡張パッケージ的な文章が読みたい人に、特にお勧めです。* 認められたい 作者: 熊代亨出版社/メーカー: ヴィレッジブックス発売日: 2017/02/28メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る はじめに 新著『認められたい』では、承認欲求と所属欲求について、なるべくわかりやすく解説したつもりです。それでも、よく見かける承認欲求という言葉に比べて、所属欲求という言葉はイマイチわかりにくい読者さんもいらっしゃったかもしれません。 また、執筆段階では十分意識できていませんでしたが、最近、ネットユーザーのモチベーション源として、所属欲求が承認欲求に並ぶほど機能しているさまが捉えやすくなってきました。2010年代後半のネットユーザー

    【たすけて!所属欲求!】1.承認が足りないおじさん・おばさんは所属しろ! - シロクマの屑籠
  • 褒められるためのスキルよりも、褒めるスキル、おだてるスキルのほうが大事 - シロクマの屑籠

    togetter.com 借金玉さんのツイートがtogetterにまとめられていた。タイトルは「AD/HDの仕事の進め方について」だが、後半パートには全ての人に役立つことが書いてある。 心に響いたのは以下のフレーズだ。 いいか、圧倒的に自分より優れた人間を褒めるスキルなんてのはいらないんだ。そんなことは誰でも出来る。犬でも猿でも電信柱でも褒め上げるスキルをつけろ。それだけでとりあえず死ななくて済む。— 借金玉 (@syakkin_dama) 2017年1月12日 リピートアフターミー!「承知しました!」— 借金玉 (@syakkin_dama) 2017年1月12日 「流石ですね!」— 借金玉 (@syakkin_dama) 2017年1月12日 「勉強させていただいてます!」— 借金玉 (@syakkin_dama) 2017年1月12日 こういうのって、何歳になっても忘れてはいけない処

    褒められるためのスキルよりも、褒めるスキル、おだてるスキルのほうが大事 - シロクマの屑籠
  • ニュータウンに日は暮れて――歴史なき街の、生と死 - シロクマの屑籠

    「日人が過疎地の人口をニュータウンに移民させるようになって既に四半世紀が過ぎていた。地方都市の周りの巨大なコクドウ沿いは日人の第二の故郷となり、人々はジャスコで出会い、子を育て、そして死んでいった」 2013-05-28 18:02:58 via Twitter for Android 地方の国道沿いに住んでいると、ときどき、山間のひっそりとしたニュータウンを訪れる機会がある。 もともと誰も住んでいなかった山野を切り拓いてつくられたニュータウンには、歴史も氏神も伝承も存在しない。来、都市なるものが多かれ少なかれ背負っているであろう歴史文化の蓄積がまっさらで、出身も出自もバラバラの核家族が好き勝手な生を生きているのだから、統一した文化・統一した歴史など望むべくもない。考えようによっては、不思議な空間だ。 敢えて統一したカラーを挙げるとしたら、全国共通の没個性なマイホームが、どこまでも

  • 人にたくさん好かれたいなら、人をたくさん好きになったほうがいい - シロクマの屑籠

    人を好きになる、技術。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。 「人を好きになる技術。」 “技術”という言葉をあてがって良いのかわからないけど、大切なことが書いているように思った。 幸福を追いかけるにあたって、他人に認められたがる・好かれたがること自体は間違っていない。承認欲求を充たして幸福感を感じ取れる主体は、どこまでいっても自分だけだからだ。けれども、その発想だけで幸福になれるかといったら……なかなかそうもいかない。 「他人から承認されたいと思う者は、どこかで他人を承認できていなければならない。」 承認欲求には「承認は天下のまわりもの」みたいなところがある。多く与える者には承認が集まりやすいが、ちっとも与えない者には承認がなかなか集まらない。ためしに、身の周りにいる承認上手な人達――周囲からよく認められ、承認欲求に飢えていなさそうな顔をしている彼/彼女のことだ――を思い出してみて欲しい。

    人にたくさん好かれたいなら、人をたくさん好きになったほうがいい - シロクマの屑籠
  • 「彼女がいない」より、「惚れない」ことのほうが深刻なのでは? - シロクマの屑籠(汎適所属)

    彼女がいる人に質問です。 彼女が欲しいです。 彼女が欲しいが、… - 人力検索はてな “彼女が欲しい”、かぁ。 問いの立て方が、今風だなと思う。○○ちゃんと付き合いたいとか、××さんと一緒に夕べたい、とかじゃなくて、“彼女が欲しい”。「○○さんにアプローチする方法を教えて欲しい」や「好きな女の子とお喋りするノウハウを教えて欲しい」という問いをみると、ああ、この質問者は誰かに恋してるんだな、と思うんだけど、「彼女欲しい」と「俺モテない」という独白からは、コミュニケートしたい・交際したい対象としての異性の影はあまり浮かび上がってこない。渇愛の念は強く感じられるにしても。 この問いに対しては、はてなブックマーク側にも細々としたアドバイスや返答が書かれているわけだが、そんなものより遥かにクリティカルな条件は、 1.「誰かを好きになること」 2.「その誰かに対して、(たとえ不出来不完全とはいえ

    「彼女がいない」より、「惚れない」ことのほうが深刻なのでは? - シロクマの屑籠(汎適所属)
  • “お金に困っている人は、えてしてお金がかかる” - シロクマの屑籠

    精神保健福祉の分野では、精神科医はわりと脇役で、社会復帰や自立支援にかかわる職種(市役所の福祉課職員、保健師、精神保健福祉士、民生委員 など。ときには警察官や弁護士も)がメインとなって連携が成立している。そうした、他職種の人達とお金の問題をディスカッションしている時に、ふと右のようなことを思うことがある。――「お金に困っている人は、えてしてお金がかかる」んじゃないか――と。 どういうことかというと、生活費が入ると右から左へ全部使ってしまう人や、いわゆる“やりくり”が出来ないというより“やりくり”が完全に欠落しているような人が、精神医療の内側にも、精神医療の外側にも、どうやらそれなりの確率で混じっているっぽいからだ。 1.買い物をする際に、金銭の節約という概念が無い。欲しいと思ったら我慢せずに買ってしまう。放っておけば、一ヶ月の収入の大半をたちまち使い果たしてしまう。 2.生活技能・生活感覚

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  • 「思春期の後半」という季節の重要性 - シロクマの屑籠

    26歳ってもう新しいことを始めても年齢的に上には行けないよね 悔しい…若い人たちが羨ましい… | ライフハックちゃんねる弐式 「26歳になって新しいことを始めても、もう上にいけない」。二十代前半の人ならそう言うかもしれないし、私も24歳ぐらいの頃、案外似たようなことを思っていたかもしれない。 けれども実際に通り過ぎてみると、26歳〜30代前半ぐらいの年齢って、人生にとって物凄く大切な、勝負どころのような時期じゃないのか?と思う。 (自分自身を含めて)さまざまな26歳〜30代前半をみてきたけど、思春期という大風呂敷が形になるのも、30代中盤以降の生き方の大枠が固まるのも、この、思春期後半をどう過ごし何を経験してきたか次第のようにもみえる。 この勝負の季節にさしかかって「もう上にいけない」と匙を投げるなんて、早合点もいいところだ。まだどう転がるか分からないゲームを試合放棄するのに等しい。 すご

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  • 誰かを尊敬する力、他人に敬意を抱く力 - シロクマの屑籠

    自分に自信が持てるような「力」ならともかく、他人に尊敬や敬意を抱き続けることのどこが「力」なんだと言う人がいるかもしれない。 けれども実際には、誰かを尊敬する力・他人に敬意を抱く力の強弱は、その人の世渡りと心象風景にかなり影響する。 まず、他人からなにかを学びとるにあたって、相手を尊敬しているか・敬意を抱いているかは大きな影響を与える。自分が尊敬している人物を先生として何かを学びとるのは割と簡単だが、見下しの対象を先生として何かを学び取るのは非常に難しい。また、尊敬や敬意を抱いている相手の発言であれば苦い忠告にも耳を貸せるかもしれないが、尊敬や敬意を抱ける人物の範囲が狭い人の場合、「どうしてあいつなんかの忠告を聞かなきゃならないんだ」という風に、苦い良薬を飲み下すチャンスは乏しくなる。必然的に、ごく限られた人物にしか敬意や尊敬の念を感じられない人のほうが、唯我独尊の袋小路に陥りやすい。 ま

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  • 「これからモテたい」人にファッションが寄与する可能性について - シロクマの屑籠

    オタクファッションガイド 作者: 久世,トレンド・プロ,晴瀬ひろき出版社/メーカー: オーム社発売日: 2005/10/26メディア: 単行購入: 10人 クリック: 357回この商品を含むブログ (112件) を見る がんばって脱オタクファッションをやったのに、モテない。だけどモテたい、モテたい、モテたい…。 この手の執着は、脱オタクファッションを頑張る人には数多く見受けられるが、『脱オタクファッションガイド』を熟読し、その内容を十分に実践したからといって、“見た目でモテモテ”になれるとは限らない。「俺はフツメンになりたかったんじゃなくてモテモテになりたいんだ」という要求水準の高い人達には、脱オタクファッションに加えてプラスαが必要になってくる。 しかし、このプラスαを、服飾や髪型だけで達成することは不可能だ。モテるのさらに手前、“好感を持って貰いやすい”状態すら、美容院に行きまくっ

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  • “非モテ餓鬼道” - シロクマの屑籠

    友達がほしいという毎度おなじみの愚痴 非モテは彼女ができても非モテ この手の“自称非モテ”の文章は、インターネット上にほとんど定期的にあがってくるが、一体全体、彼らはどういう状態まで辿り着いたら満足の境地に至るのか、当にわからない。 せっかく彼女ができたのに、そのことを喜ぶ前に「俺は青春がしたかったんだー」などという人は、おそらく、4年前に彼女が出来たんだとしても、それならそれなりに「俺は○○がしたかったんだー」と言っているだろうし、高校生や大学生の時に彼女が出来たなら出来たなりに「俺はもっとかわいい彼女と青春したかったんだー」などと言っているのが眼に浮かぶ。一歩前進した自分を評価するでも、彼女に感謝するでもなく、不満と不足を口にする人の欲求に際限があるとは思えない。 また、オタクだと自認し、なおかつオタクな会話に飢えているくせに、周りのオタクをショボいと見下して「当の友達がいない」な

    “非モテ餓鬼道” - シロクマの屑籠
  • 違和感を与えない脱オタクファッション――「服の独り歩き」を避けるための心得 - シロクマの屑籠

    オタクファッションガイド 改 作者: トレンド・プロ,久世,晴瀬ひろき出版社/メーカー: オーム社発売日: 2009/11/21メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 4人 クリック: 216回この商品を含むブログ (17件) を見る オタクのためのファッション入門書『脱オタクファッションガイド』が、新しいバージョンで再出版されるらしい。 オタク界隈全体がカジュアル化したことも手伝ってか、最近はコミックマーケットや同人ショップでも、なかなかオシャレな服を着た男性をみかけるようになってきた。控えめに言っても、オタク界隈のファッション平均レベルはかなり底上げされていて、一昔前の秋葉原で頻繁にみかけたような、何回洗濯したのか分からないようなヨレヨレのシャツや、丸坊主なのにフケだらけの頭髪といったものを、今では滅多にみかけなくなった。 けれども、上質の服を身につけている人ほど良い見た目かという

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  • 危ない異性に対する“免疫”を持つには - シロクマの屑籠

    痛いニュース(ノ∀`) : 「婚前旅行に行く」とブログに書いたプラモ好き41歳男性、自殺に見せかけ殺される→相手の女の周りでは、男性4人が不審死 - ライブドアブログ あれだけ趣味を究めた人でも、異性への執着を前にすれば眼が曇るんだなぁ。 この事件は殺人事件として世間に知られるに至ったが、これに類する話なら幾らでも転がっており、40〜50代でヘンな女やホステスに嵌りこんだ挙句、メンタルや人生や家庭をぶちこわしてしまう男性は後を絶たない。そして、男の人生を吸い取って生きているサキュバスみたいな女、あるいはドロボウネコは、今も昔も、娑婆のあちこちに生息している。 では、どうすれば悪い異性を寄せ付けずに済ませられるのか? どうすれば悪い異性に対する“免疫”を持つことできるのか? 「俺が異性に興味を持つわけがない」「俺は趣味に生きるんだ。女は諦めた」と必死に自分に言い聞かせているような人達は、たぶ

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