id:deveconさんのエントリで、ウィリアム・イースタリーがオンラインによるプロジェクト援助のシステム、グローバルギビングに好意的に言及していることを知った。実は"The White Man's Burden"asin:0143038826:は前半部だけ読んで理解した気になっていたので、この機会に後半部を読んでみた。で、改めてイースタリーという人は面白い人だと思う。実はこの本の後半部はその多くの部分が欧米諸国(White Man)が非西洋社会に対してこれまで行ってきた植民地支配や軍事介入などの「悪行」をこれでもかと並べ立てるような内容となっている。また、彼は植民地支配や、その結果としての恣意的な国線の設定が途上国の経済パフォーマンスにどの程度マイナスの影響を与えるか、という計量的な分析も行っている。 バークレーで彼の講演を聴いた時に印象的だったのは、サックスその他彼のいうところの"Pl