Published 2020/05/21 11:30 (JST) Updated 2020/05/25 15:03 (JST) 政府の判断で検察幹部の定年延長を可能にする検察庁法改正案は、今国会での成立が見送られた。政府・与党は継続審議にする意向を示しているようだから、大きな火種がそのまま残ることになる。それでも、採決が強行されるような事態が回避されたことは、率直に良かったと思う。(47NEWS編集部、共同通信編集委員佐々木央) 成立に突き進んでいた安倍晋三首相を翻意させたのは、多くの関係者が指摘するとおり、ツイッターの「#検察庁法改正案に抗議します」に数百万の賛同が集まったこと、元検事総長らが5月15日に出した意見書で公然と反対したことの二つが効いたのだろう。そこに黒川弘務氏の賭けマージャンに関する週刊文春の取材が入ったのだと想像する。 政府与党が改正見送りを決めた18日には、だめ押しの
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