Talked as a lightning talk at Envoy Meetup Tokyo #1.
Talked as a lightning talk at Envoy Meetup Tokyo #1.
現在のインターネットの基本をなしているIPv4というプロトコルには、広く知られた大きな欠点がある。パケットのアドレスフィールドの幅が32ビットなので、ネットワークに接続可能なホスト数の上限が2³²(約43億)になってしまっているのだ。その欠点を修正するために、1990年代後半にIPv6という新たなプロトコルが設計されたのだけど、いまだにインターネットではIPv6は少数派で、主流ではいまだにIPv4が使われている。 1990年代当時は、IPv6は規格を策定すれば比較的すぐに普及するはずで、それによってインターネットが抱えているアドレス枯渇の問題が解決されるという雰囲気だったように思う。1998年にタイムトラベルして、20年たってもまだIPv4を置き換えることに成功していないと当時の人のIPv6推進者たちに教えたら、多分すごくびっくりされるだろう。一体どうしてこんなに普及が遅れてしまったのだろ
ここから、DevとOpsが協力すればより効率的になる=DevOps、という言葉が生まれました。 当時は大企業においてはDevとOpsが分かれていることが当たり前だったのです。そして、大企業における当たり前が、当たり前ではないことに気付き始め、DevOpsを実現するためのツールができ始めたころでもあります。 ではなぜ、大企業ではDevとOpsが分かれているのが当たり前だったのでしょうか? ハードウェアの時代その昔、産業の主役はハードウェアでした。 そのため、多くの企業はハードウェアを作ることに対して最適化が行われました。 ハードウェアには研究開発、製造、運用サポートといった大きな区分けが存在します。そして、それぞれの仕事において要求する人材レベルは異なります。 加えて、大量生産された製品の運用サポート(設置作業員、サポートセンタ)には、大量の人員が必要になってきます。 したがって、組織を研究
2019年3月から、さくらインターネットで働いている、自称「構成管理おじさん」です。 チームでの役割としては下記のようなことをやっています。 コンテナ実行基盤の構築 メトリクス管理、監視基盤の構築 ログ管理、監視基盤の構築 今回は、コンテナ実行基盤の構築について少しだけお話しさせていただきます。 内容 世の流れは Kubernetes だけど、 Docker + Nomad + Consul + Traefik を組み合わせるとこんなことができ、この構成に至るまでにどのように思考していったのかについて書いています。 Nomad + Consul を利用したコンテナオーケストレーションを行っている国内の企業がここにもいますよということをアピールしておきます。(いつか対面でお話できる日がくるとよいなと思っています。) LINEの金融系サービスを支えるサーバーエンジニアの仕事 Consul・No
1982年生まれ。ウィーンに住んでいるのに、わざわざパレスチナやらトルクメニスタンやらに出かけます。 岡田悠さんと「旅のラジオ」更新中。 前の記事:ジョージアの廃墟の町で「スターリン温泉」に入る > 個人サイト ウィーンと私と、旅する子どもたち (上記9枚の写真は、アジャリア観光資源開発庁からの提供) アジャリア『自治』共和国 「アジャリアは、通貨も言語もジョージアと同じです」と、政府職員が私に応えた。 「それって、ほんとうに国と言えるんですか?」 すこし意地悪な質問をぶつけてみると、 「まあ、だから『自治』共和国と名乗っているのです」 どこか飄然とした回答なのであった。 アジャリアの首都バトゥミは、ジョージア国旗の左下の「赤丸」部分(出所:トビリシの古本屋で買った歴史の教科書) 街中でアジャリア国旗を見かけたが(写真奥)、数としてはジョージア国旗の方が多かった(写真手前) トルコと隣り合
本記事は「GYOMUハック/業務ハック Advent Calendar 2019」にリンクされている記事です。つい先日、仙台からリモート参加したニワカです。よろしくお願いいたします。 ■ 自己紹介 はじめましての方ははじめまして。またお前かの人は毎度どうも。仙台でコーポレートエンジニア(=情シス・社内 SE )を生業としているふらふらと申します。 ガチの開発から身を引いてもう 15 年位になります。技術そのものよりも「その技術で何ができるのか」「実践したらどうなるのか」という課題解決のほうが好きな性質なので、地方中小企業で社内 SE というのはある意味、天職だなあと思っています。 どういう経歴でどういう考え方の持ち主なのかについては、下記を見てもらうのが良いでしょう。みんなで情シス!第4回でお話したときの資料です。 なんのことはない、職歴の汚い「オッサン SE」です。タイトル通り業務ハック
JBL社の受付(撮影/大野洋介)この記事の写真をすべて見る 厚生労働省で記者会見を行う女性(撮影/小林美希) 育児休業の取得後に正社員から契約社員になったのは、「マタニティーハラスメント」にあたるとして、原告女性(38)が勤務先に慰謝料などを求めた訴訟の控訴審判決があり、東京高裁は一審の判決を覆し、逆転敗訴を言い渡した。マタハラには相当せず、勤務先に違法性はない、と断じた裁判長は女性の請求の大半を棄却し、衝撃が走った。一審で勝訴したマタハラ訴訟の判決はなぜ、大きく覆ったのか?。その舞台裏を追う。 【画像】記者会見を行う女性 東京高等裁判所の第809号法廷――。 2度の延期の末、約4カ月半も遅れて判決が言い渡された11月28日、法廷には何人もの裁判所職員が配置され、物々しい雰囲気に包まれた。女性の応援者が大半を占め満席状態となった傍聴席に筆者も座った。裁判官が入室すると法廷は静まり返り、皆が
ABEJA Advent Calendarの1日目です。 はじめに 昨年はABEJA Platformに関するAdvent Calendarでしたが、今年はプラットフォームに限らず幅広い技術を扱おう、ということで縛りを作らずに様々な技術を紹介していきます。 さて、皆さん、社内でのコミュニケーションツールは何をお使いでしょうか。色々なツールがあると思いますが、Slackを使っている所が多いのではないかと思います。Slackはとても良いツールなのですが、使いこなす会社側にその運用ルールが委ねられています。中でも、DMやプライベートチャンネルでの秘密の会話による情報格差などが発生することが問題になり、オープンチャンネルに限定している会社も多いのではないでしょうか。しかしながら、オープンに会話をすれば、皆が平等かつ平和に会話ができるか?というと、全くそんなことはありません。オープンにすると下記のよ
おはようございます、ritou です。 qiita.com これの初日です。 なんの話か 皆さんは今まで、こんな記事を目にしたことがありませんか? Cookie vs JWT 認証に JWT を利用するのってどうなの? JWT をセッション管理に使うべきではない! リンク貼るのは省略しますが、年に何度か見かける記事です。 個人的にこの話題の原点は最近 IDaaS(Identity as a Service) として注目を集めている Auth0 が Cookie vs Token とか言う比較記事を書いたことだと思っていますが、今探したところ記事は削除されたのか最近の記事にリダイレクトされてるようなのでもうよくわからん。 なのでそれはおいといて、この話題を扱う記事は クライアントでのセッション管理 : HTTP Cookie vs WebStorage(LocalStorage / Sess
created と mountedどちらもVuejsが提供するライフサイクルフック。たいていのサンプルでは、このライフサイクルフックのどちらかでAPIアクセスをするが、どんな違いがあるんだろう。 created インスタンスの初期化が済んで props や computed にアクセスできるDOMにはアクセスできないmounted created + DOMにアクセスできるAPIアクセスは created と mounted のどちらで行う?APIアクセスはほとんどのライブラリで非同期に行われる。そのため、 created と mounted のどちらでAPIアクセスを開始しようが、レスポンスが返ってきた時点でコールバックが実行される。 上記を踏まえて、レスポンス完了後のコールバックの中で、 propsにデータを設定するだけの場合は、 created を使う DOMを構築してる間にも、HT
JJUG CCC 2019 Fallで話した時のスライドです。
TL;DR ステートレスなJWTはそもそもセッションの代替では無い アクセストークンとしての利用が基本で数分レベルの短寿命な有効期限で利用 従来のセッションに近い概念はリフレッシュトークン。てか、リフレッシュトークンはセッションでも(たぶん)良い ユースケース的にモノリスには不要。SPAでMSAな時にメリットが出て来る。 はじめに Webで認証システムといえばセッション! と言う感じのレガシーおじさんなのですが、最近はJWTとかも出てきてとても気になっていました。新しいものは使ってみたくなりますよね? なので以前軽く調べてみたたのですが「JWTは危ない」とか「JWTをセッションに使うな」的な記事が大量に出て来ます。 co3k.org qiita.com 一方で反論記事もあり色んな議論が渦巻いています。そもそも利用を推奨する記事も多い。 auth0.hatenablog.com この辺りで「
この記事はGRIPHONE Advent Calendar 2018の9日目の記事です。 こんにちは。SREの徳田です。 今回はここ最近でETL基盤を作った際に、ワークフローエンジンとして使用したDigdagというツールについて紹介しようと思います。 ※この記事はGRIPHONE Advent Calendar 2018 9日目の記事です。 https://qiita.com/advent-calendar/2018/griphone https://adventar.org/calendars/3147 Digdagについては以下の3回に分けて解説できればと思います! Digdagについてとワークフローの定義・記述についてDigdag Serverの構成についてと構築についてDigdag Embulk を使ったETL処理の実装について Digdagとは Digdagはオープンソースで開発
何度か教えていただいているので、今度こそしっかり覚えておきたくて、まきさんからのコメントを記録。 ## メモリサイズの考え方 SpringBootのアプリをコンテナとして動かす場合には768MB以上必要で、1GBくらいは割り当てる必要があるのではないかという僕のコメントに対していただいたコメント。 それは不正確..Tomcatを使う場合は最大コネクション(スレッド)がデフォルト200で+50スレッドくらい余裕を見ると250M (-Xss1M)でデフォルトのReservervedCodeCacheSize 240MとDirectMemorySize 10M加えた上にMaxMetaSpaceSizeがざっくり50Mくらい足すと550Mくらい使ってこれHeapを足すとコンテナサイズ— Toshiaki Maki (@making) November 16, 2019 その前提であればHeap 2
2019年10月19日、LINE Fukuoka株式会社にて転職を考えるエンジニア向けに「LINE Financialエンジニア採用説明会 」を開催しました。「LINEほけん」「LINEスマート投資」「LINE家計簿」「LINE証券」など、さまざまな金融系サービスを展開する同社のエンジニアたちが、業務内容や働き方について紹介します。「LINE Financialの仕事の進め方 サーバーエンジニア編 」に登壇したのは、LINE株式会社 フィナンシャル開発センター 開発1室 サーバーサイドエンジニアの国兼周平氏。LINE証券開発チームの働き方や、現在取り組んでいるオンプレミスでのDockerコンテナクラスタの構築について語りました。 LINE Financialのサーバーサイドエンジニアの働き方 国兼周平氏:サーバーサイドエンジニアの国兼です。「LINE証券」の開発をしています。 去年の10月
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く