今のテック市場がバブルだという証拠を得たければ、スタートアップの資金調達状況を調べてみるのが良いだろう。調べる対象はUberやAirbnbクラスではなく、ステルス状態にあったり、プロダクトをまだ一つも売っていない段階のスタートアップだ。 フォーブスでは今回、プロダクトのローンチ前に大規模な資金調達に成功したスタートアップのリスト作成を試みた。その結果、1億ドル(約120億円)以上の資金を獲得した企業が3社存在し、ここに挙げた11社は合計で12億ドル(1448億円)をシードラウンドで調達していることがわかった。その詳細をランキング形式でお伝えする。 1位を獲得したのは、Magic Leap。今話題の拡張現実分野のスタートアップだが、実物の製品を見た者はほとんどいないだろう。同社のウェブサイトには、「今こそ世界に魔法をかける時だ」というスローガン以外にはほとんど記載がない。しかし、同社が開発し