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ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (47)

  • はてなカラス列伝 - シロクマの屑籠

    はてなカラス作法心得 - シロクマの屑籠 はてな娑婆世界のなかには、めざとく老練な恐るべきカラス達が住んでいるといわれています。彼らの足が三なのかどうかは定かではありませんが、少なくとも、彼らが幅広い索敵能力と陰険な攻撃能力、巧みな防御能力を持っているのは間違い在りません(勿論お喋りなカラス達です!)。はてなカラスとして快楽を貪りいたいと思っている人は、先輩カラス達の巧みな振る舞いを研究すると、きっと色々なことがみえてくるしわかってくるに違い在りません。では以下に、私が見聞した何羽かの大カラス達をご紹介します。 ステータスの見方 ・索敵:獲物や揉め事を発見する視野の広さ ・攻撃:皮肉ったり揶揄したりする際の文章力 ・防御:ブックマークを迎撃された時の耐久力や、迎撃を回避する能力 ・統率:ほかの兵隊カラス達を統率する能力 I11のはてなブックマーク(ラージアイ・イレブンのブックマーク)

    はてなカラス列伝 - シロクマの屑籠
  • 地域コミュニティが消失し、流動性と自由度の高い社会が訪れた果てについて - シロクマの屑籠

    “村の掟”が不要な人/必要な人の明暗 - シロクマの屑籠 上のテキストで私は、“村の掟”“村のマナー”による不自由な(行動・判断・マナー)枠付けによって、むしろ適応が維持されていたかもしれない人々について指摘してみたわけだ。社会による一定の枠付けによって自由を一定の制限下に置いたほうが適応できる人、それどころか枠付けがなければ欲望のまま迷走してしまう人がいるのではないか、というわけである。 こういう考え方は、個人の自由を最大限に尊重する人達や、人間は十分な機会・教育を与えられれば自由を適切に使いこなして前進出来ると考える人達からみれば、きわめて保守的で不愉快な考え方にうつるかもしれない。そして、個人、自由、といったものを尊重する現代の気風からみて時代遅れと揶揄されるかもしれない。 だが、私個人は、狩猟採集社会から連綿と受け継がれるホモ・サピエンスの平均的スペックというものは、現在の都市空間

    地域コミュニティが消失し、流動性と自由度の高い社会が訪れた果てについて - シロクマの屑籠
  • “村の掟”が不要な人/必要な人の明暗 - シロクマの屑籠

    私が記憶している平成初期と比べると、“どうしてこの人はこんな選択肢を選ぶんだろう”“ちょっと考えれば、それがヤバい事ぐらいわかるでしょ?”“こんなになる前に誰か引き留めなかったんだろうか”と首を傾げるような若い大人を見かける機会が増えたような気がする*1。夜中にも関わらず幼稚園児をファミレスに連れていく母親や、リスクを勘案しないで高利貸しを利用して搾取され尽くす男性などなどの、この手の実例はあなたも沢山みたことがある筈だ。 私はムラ社会なり地域コミュニティなりが崩壊した影響について色々考えたがるほうだが、この手の若い大人が増加した要因のひとつ(あくまでひとつ)として、地域コミュニティの崩壊がとても重要なんではないかという意見を持っている。 例えばファミレスで格差を思う。 - 漂流する身体。で触れられているような、 深夜1時2時なのに子供は走り回り、親らしき人物は放ったらかしで携帯で誰かと話

    “村の掟”が不要な人/必要な人の明暗 - シロクマの屑籠
  • 科学者 - シロクマの屑籠

    凡百の失敗した科学者は、真実を描き出そうとした挙句、失敗にいたる。 多くの成功した科学者は、事実を写生しようと努め、ある程度の成功にいたる。 珍しくも偉大な科学者だけが真実を描き出すことに成功するが、困ったことに、彼らの真実のスケッチには必ず数割程度の脚色が混入している。

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  • おさえておきたい基本 - シロクマの屑籠

    「君があの獲物を啄まないのは、君がカラスじゃないからじゃなくて、ただ単に弱いからじゃないのかな。」 「君があのネズミをい尽くさないのは、君が無欲だからじゃなくて、ただ単にそのほうが得だからじゃないのかな。」 こうした基をさっさと迂回し、「俺は善良だ」とうそぶく人々に、どうかユピテルの裁きがありますように。いや、きっと裁かれるというか、既に裁かれている。そんなしまりのない「善良さ」を抱えた人は、もう既に快楽の神から呪われている。

    おさえておきたい基本 - シロクマの屑籠
  • 私が適応技術に拘り続ける背景(のひとつ) - シロクマの屑籠

    http://d.hatena.ne.jp/sync_sync/20060918#p5(mixi経由で発見) 結婚できない非モテ男って、右手が恋人のまま、AVとか時々見て、風俗行くのはためらいつつで、このままコミュニケーション能力も改善できず、気がつけば親が先に逝き、兄弟も居ない状態では、最後は孤独死するって運命なんですかね? はぁ・・・。 脱オタ戦争から数年。すっかり枯れ果てたとはいえ、こういう文章をみると昔を思い出します。否、過去の話ではなく今も、ですか。id:sync_syncさんが想像する、おそらく誰かに否定して欲しいけれども否定することが出来ずやはり認めざるを得ないこの認識、この絶望、この事実に、私はいつも怯えていました。おそらく、これからもそうでしょう。 非モテや脱オタに関する議論のなかでは「結婚出来ない」「恋愛出来ない」ことが最も頻繁に恐怖の対象になりがちですが、異性以外にも

    私が適応技術に拘り続ける背景(のひとつ) - シロクマの屑籠
  • 地方の中核ゲーセンが担うサロン機能――雛見沢化する地方ゲーセン風俗 - シロクマの屑籠

    地方のゲームセンターは淘汰の厳しい波に晒され、店舗の統廃合が進みまくっているため、地域の中核ゲーセンが遂に一つだけになっている例も少なくない。先日私が赴いたゲーセンもそういう地域のゲームセンターの一つで、地方都市の中心部にある唯一無二の「まともな」ゲーセンとしてプレイヤーのニーズを満たしている。 その活気あるゲーセンには、地方都市とその近辺のゲームマニアがぞろぞろと集まってくる。シューティングゲームに関しても、音ゲーに関しても、格闘ゲームに関しても、そこに行けば誰かがやっている。県下で一位二位を争うプレイヤーが凌ぎをけずり、ときに数十km離れた他のマニア店に遠征を計画することさえある。立地に恵まれていることもあってか、はたまたマニアとの交流を大切にする経営方針故か、一般客だけでなくゲーセンオタと呼ぶに相応しい人達が幅広く集まり、ゲーセン全盛期を彷彿とさせる活気が今も感じられる。 しかし逆に

    地方の中核ゲーセンが担うサロン機能――雛見沢化する地方ゲーセン風俗 - シロクマの屑籠
  • 自己実現の為にアクセス厨になった人は、無間地獄でのたうち回る - シロクマの屑籠

    [参考]:ブログアクセスアップ十訓 - 萌え理論ブログ [関連?]:2006-08-05 - BLUE ON BLUE(XPD SIDE)跡地 個人サイトをやっていくうえで、アクセス数の増大というのは気持ちよいものだ。沢山の人が自分に注目してくれるという錯覚や、何かひとかどの人物にでもなったような気分を味わうことが出来る。また、自分と自分のサイトが成長したような気分を堪能している人も少なくない筈だ。個人サイトだの個人ブログだのの大半は、アフェリエイトや売名などの実益を目標としてアクセス数を集めるというより、むしろ自己実現やアイデンティティなどの精神的な満足感を目標としてサイトを運営されている。だからこそアクセスアップの方法論は数限りなく消費されるし、思春期男女*1はサイトやブログに今後も執着し続ける。 しかし、実益ではなく自己実現やアイデンティティ確保の手段としてアクセス数に拘るのは、喉の

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  • 僕たちの、終わりなき魔女狩りと免罪符ごっこ - シロクマの屑籠

    情報の海に溺れ、「魔女狩りの如き決め付け」を繰り返す僕ら - シロクマの屑籠 情報の海に押し流され、いっこうに判断力の向上しない、不安で臆病な僕達。『博学は、まだ判断ではないbyゲーテ』とはよく言ったもので、古代・中世の人達よりもずっと沢山の知識を学んでいながら、僕達の判断は憶見と決め付けに満ちていて、そういった判断のショートカットをせずには臆病な心を守ることが出来ない。エポケーの重みに耐えられる人なんて、極少数に限られている。 だから僕らは続けるのだろう、愚劣な副作用に満ちた、「魔女狩り」やら「免罪符ごっこ」を。新しい知見を身につけるチャンスを狭め、資源を浪費し、相互不理解をますます酷くするような愚行を、21世紀になっても未だ繰り返すのだ。ほら、みてごらん?謂われなき犯人探しと、今の気分を慰める効果しか無い「免罪符ごっこ」が、あっちでもこっちでも繰り広げられているでしょう?情報が幾ら氾濫

    僕たちの、終わりなき魔女狩りと免罪符ごっこ - シロクマの屑籠
  • 情報の海に溺れ、「魔女狩りの如き決め付け」を繰り返す僕ら - シロクマの屑籠

    見渡す限りの情報。見渡す限りのテクノロジー。見渡す限りの他人。 想像を絶する数の選択肢と、想像を超えた速度で推移する世の中。 現在の僕たちが住んでいる世界は、あまりにも情報片と選択肢が多い。 だけど、判断する僕らの脳と情動は、古代人と大して変わっていない。 「情報が多いことは良いことだ」などと呑気に笑っていられる人は幸福な人か、とびきり頭が良い人なんだろう。これだけ他人や社会や自分の利益に関係した情報が増加したにも関わらず、未来は不透明で、自分の立場も不明確で、何を選択するのが適切なのかは分からないというのが娑婆の現況ってもんだ。いや、むしろ中途半端な情報片が増えたことによって、僕たちは「一層わからなくなってきている」。情報を収集すれば色々な事が見えてくると思ったら全然そんな風じゃなく、情報を集めてすぐに分かるのはせいぜい部分部分の拡大像ぐらいなもので、手元には不安げな断片ばかりが届けられ

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  • 確実に駄目な子が育つ方法の考察 - シロクマの屑籠

    一人一人の子どもはそれぞれ固有の遺伝的傾向を持ちつつも、周囲環境との相互作用のなかで独自の成長を遂げていく。ホモ・サピエンスの子どもは環境に合わせて成長していけるだけの学習汎用性を持っており、余程極端な環境でない限り、何とか環境に合わせたコーピング(対処行動・処世術)を形成していく。長所を伸ばし、短所をカバーしていくその適応力は、驚異的と言える。 然るに昨今、思春期以後のコミュニケーシーン・人間集団のなかでドロップアウトしてしまう子が後を絶たない。どうすれば、ドロップアウトしない子を育てる事が出来るのか?残念ながら、適応力のある子や凄い能力の子を育てる方法は、私には分からない。だけれど、高確率で駄目な子をつくりあげる手法だったら幾つか思いつく。大抵の子どもは猛烈な勢いで学習しながら成長していくわけだが、要はそれらを妨害すれば良いのだ。コミュニケーションスペックも、人並みの情緒性も育てさせず

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  • はてなブックマークを使い始める妹へ - シロクマの屑籠

    はてなデビューおめでとうございます。我が愚かな妹ことウニリン(仮称)ちゃん、これからのあなたには、過剰なまでの情報・快楽・怒り・嫉妬などに揉まれた、虚飾の前途が開けています。益々精進し、一層堕落していきましょう。兄は、その姿勢を応援するものであります。 ですが、このはてな界隈は魔物の巣でもあり、六道輪廻を具現化したような恐ろしくも危なっかしい側面も持ち合わせています。この文章は、我が妹個人向けに、はてなブックマークの導入と注意点について愚兄なりにアドバイスしてみたものです。 【はてなブックマークをやってみよう】 ・気に入った記事をブックマーク まず、あなたが気に入った記事をブックマークしてみましょう。邪悪で非モテマインドなあなたのことです、 サイコドクターぶらり旅 - ジェファーソン高校恋愛構造図やYouTubeや℃-uteイベントで公共の場にもかかわらず騒ぐロリコン基地外達は定めしお好き

    はてなブックマークを使い始める妹へ - シロクマの屑籠
  • 退屈が苦痛なのは何故か?(進化生物学系列) - シロクマの屑籠

    人間、とりわけ子どもにとって、退屈が苦痛に感じる理由をぼんやり考える。 退屈は来、生物にとってそう悪いことではない筈だ。特に安全で物も保証されている時、退屈な状況なら寝ればいい。エネルギー消耗を最小化することが出来るので、これは生物としても一見悪くない選択のような気がする。だとすれば、退屈になったら苦痛を感じずに速やかに眠る子どもがもっと沢山いても良い筈なのに、子ども達はお昼寝もしようとせずに退屈だ退屈だと喚き散らす。若い男性も同様で、退屈には強い苦痛が伴う。何故、退屈は苦痛なのだろうか? 答えは何となく分かっているような気はする。修練とか、餌取りとか、安全確保とか、社会的地位の獲得だとか、そういった狩猟採集社会の頃に要請された諸々が、今も引き継がれているって事なんだろうし、事実退屈な状況に苦痛を感じない遺伝子を持った個体は淘汰されやすかったんじゃないか、とは思う。だけど、当に「それ

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  • 最近のmyはてなライフ - シロクマの屑籠

    脊髄反射が続いている。思いついたことをろくに推敲もせず、ひたすら垂れ流す姿勢。ここ数日、「じっくり考えて丹念込めて」というよりも、脳に沸いた虫をそのまま陳列する日々が続いている。脱抑制のまま、能のまま、酔っぱらいのように垂れ流されるテキストは、一年後の自分の眉をしかめさせるに十分なものだろう。いい歳したおっさんが、何をやっているのだろうか? 「全ては脊髄の為に、全ては原始的な脳の為に、扁桃体の為に」 ああ、吐かれたテキストが正当で丁寧なテキストなのか、それとも垂れ流しテキストは、あくまで二番目以降の問題だったね。どちらにせよ、自分の利得を追いかけたテキストには違いない筈なんだから、排泄が気持ちいい時にはどんどん垂れ流そう。「あなたのはてなダイアリーは良いブログですね」とかいったわけのわからない評判を頂くよりも、垂れ流す快感のほうが高いなら後先を考えずに垂れ流す。後でほえ面かく可能性はある

    最近のmyはてなライフ - シロクマの屑籠
  • はてな六道輪廻 - シロクマの屑籠

    執着にまみれた、はてな娑婆世界へようこそ! はてな界隈に住まう者の精神世界は、儚く移ろいやすい泡のようなもので、一所に留まることがありません。あなたや私が住んでいるこの狭い界隈は、アフェリエイトや名声、自意識、優越感への執着や怨念に充ち満ちており、そうした有象無象によって刻一刻と姿を異にしていきます。 今日は、はてな亡者達が抜け出ることなく輪廻を繰り返す、このはてな娑婆世界の人々の有様について、「六道輪廻」のパロディ風に描写を試みてみます。はてな市民は誰しも、「天・人・修羅・畜生・餓鬼・地獄」という六つの狭間を飽きることなく行ったり来たりし続けるのでしょう。 【はてな天道】 最も高い位置にあるとされ、苦しみの無い世界と言われている天界。だが、この境地に達する者はそう多くは無い。また、天道に安らうとて、蓮華の葉の下は汚泥の世界である事を忘れてはならない。この天道に暮らしていたのに、油断したエ

    はてな六道輪廻 - シロクマの屑籠
  • はてな地獄巡り(八大地獄) - シロクマの屑籠

    はてな六道輪廻 - シロクマの屑籠 さて、はてな娑婆世界の六道を説明したもののついでに、はてな地獄に堕ちた者達の運命についても思いを馳せてみましょう。驕り高ぶり・自己中心的振る舞い・ブタのように肥え太った自意識・へどろのようなルサンチマン等々に由来する悪しき因果を溜め込んだ人の足元に、突如として地獄は口を開きます。かくいう私も、こんな罰当たりな事を書いてみたり、各種執着に憑かれたりしていますから、いずれは地獄にご案内なんでしょう。がくがくぶるぶる。皆さんは、以下のようなはてな八大地獄に堕ちないようにご自身を律してくださいね! では、以下にはてな仙人から聞いた地獄の話を書きのこしておきますね!(脱兎) 1.はてブ地獄 ここに堕ちた者は、自分の心を汚しながら意地悪はてなブックマークを数限りなくつけ続ける事になるそうな。はてブ地獄に堕ちる者は自意識過剰で虚栄心の強い者ばかりなので、ブックマークを

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  • 人生はドラクエには喩えられないが、ハードなMMOになら喩えられる - シロクマの屑籠

    2006-07-19 - すべての夢のたび。 恋人のいるブサイクちゃん、ブサイクくんは性格がメチャクチャいいに決まってる! - MORE系男子ぶlog 人生は、娑婆はロールプレイングゲームに似ている…とは思わないが、FF11やラグナロクのようなMMOには幾らか似ている。それも、初代ウィザードリィのような、レベルアップやレベル差に途方もない差のあるような、ゲームバランス無視のMMOに喩えられるかもしれない。レベルの上限もなければリセットボタンも無く、それでいて種々の時間制限に縛られた世界。人生世界RPGは、必ずしも誰もが楽しめるという前提ではない、洋ゲー以上にピーキーなゲームバランスに設定してあり、そこに何億ものプレイヤーがひしめき合っている。 MMO界隈にありがちな表現でこのゲーム世界を表現すると、以下のような感じだろうか。 効率、効率! アイテム!アイテム! 人脈!人脈! モテ!モテ!

    人生はドラクエには喩えられないが、ハードなMMOになら喩えられる - シロクマの屑籠
    kenjeen
    kenjeen 2006/08/27
  • 気をつけろ!『分裂勘違い君劇場』は“壊れた原子炉”だ! - シロクマの屑籠

    はてなグループ ああ、巨大はてな劇場『分裂勘違い君劇場』のid:fromdusktildawnさんから注意されちゃった!“利己的欲求”言葉は「放射性物質なみに取り扱いの危険な言葉」だから慎重に書こうね!というニュアンスらしい。巨大アクセスを誇る頭のいい人にこう言われるとプレッシャーが凄くて、チキンな僕の心臓がバクバク音をたてています。目には涙が浮かび、殆どパニック寸前でした。ああ、人間の行動のなかに利己的動機・インセンティブを探すのを趣味にしている僕は、もう怖くてエントリ書けなくなっちゃうかも。言葉に気をつけないと。読者さんにヘンテコな影響を与えるのも注意されるのも怖くなった僕は、冷蔵庫からウォッカを取り出して一杯やって気を紛らせようと思ったのでした。 よく冷えたアブソリュート・ウォッカはデンマークの至宝。ロックでやる一杯は最高です。なんだか気分が高揚してきて、僕のしょんぼりな気分も氷のよ

    気をつけろ!『分裂勘違い君劇場』は“壊れた原子炉”だ! - シロクマの屑籠
  • 僕なら科学をこう使う(行動学に助けられた日曜の午後) - シロクマの屑籠

    梅雨が明けたのか、久しぶりに良い天気に恵まれた。布団を干すチャンスだと思い、相方が布団をベランダに運び出した時、一匹の蝿が家に入り込んだ。黒くてうざったいソイツは、ブンブン音をたてて家じゅうを飛び回り、テーブルやら壁やら器棚やらに足跡をつけてまわった。 さて困った。蠅叩きで叩くと、叩いた所が汚れるし、無用な殺生にも繋がるし。第一、暑い日の蝿はとてもすばしこいから、追いかけ回すうちにこっちがへとへとになってしまう。なにか上手い手は無いものか。 そこで思い出したのは、「昆虫は明るい所に向かって移動する」という、行動学の知識だった。相方は布団をベランダに出した際、ベランダのカーテンを閉めていた。これはいけないと思った私は、ベランダの窓だけではなくカーテンも開け広げ、光がたっぷり注ぎ込むようにした。代わりに、他の部屋すべての電気を消し、カーテンを閉め、極力暗くするように努めた。果たして、蝿は次第

    僕なら科学をこう使う(行動学に助けられた日曜の午後) - シロクマの屑籠
  • ただ、蜻蛉の羽 - シロクマの屑籠

    数年前の僕もまた、自分の背中に白い羽が生えているんだと思いたがる思春期男性のひとりだった。自分はよいこでいたい。皆と常に生産的でありたい。悪を退け道徳的な自分でいたい。他人に迷惑をかけず、知人と慈しみあい、(人間的に)高く気高い未踏の地へと飛翔したい。そんな風に考えていた時期が俺にもありました。 そんな数年前の僕に、冷や水を浴びせるいけすかない中年男性がいた。その、仕事関係のなかでは先輩に該当するおっさんは、僕のこうした考えがあまり好みではないらしく、しばしば以下のような主旨の事を言っていたと記憶している。 白を求めるということは、黒から逃げるということじゃないのか。お前が白いなら、黒から逃げる必要は無いし、さらに目指すべき白もない。白がいつまでも白っていうなら、それは混じりけの無い白なんだろうから。お前が白を目指しているということは、お前は既に灰色という事だろ?お前のなかの黒は、捨てるも

    ただ、蜻蛉の羽 - シロクマの屑籠