高知市街地にワイン醸造所がオープン! 「よさ来いワイナリー」試飲もできます 軽やかなロゼなど県産ワイン並ぶ
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これまでの半導体産業では、微細化に微細化を重ねてきた。言わばこれは「トップダウン(top down)」の手法だ。しかし一方で、いっそのこと原子や分子といった物質の最小単位から、コンピュータを組みたててはどうかという「ボトムアップ(bottom up)」の手法も考えられるようになってきた。 現在のコンピュータの進歩は目を見張るものがあるが、弱点がないわけではない。数学者の間でよく知られている「ハミルトン経路問題」や「充足可能性問題」と呼ばれる、しらみ潰しに答を探す必要のある問題がそうだ。現在のコンピュータのそんな一面を補うことを期待して、現在研究が行なわれているのが、「量子コンピュ-タ」や「DNAコンピュータ」と呼ばれる、まったく新しいタイプのコンピュ-タだ。
直径100分の1ナノ・メートル(ナノは10億分の1)という極微の穴を持つ金属化合物を作り、二酸化炭素と酸素など気体の分子を“ふるい”にかけて種類別に分けることに、京都大工学研究科の北川進教授、九州大先導物質化学研究所の松田亮太郎助手らが成功した。環境汚染物質や温室効果ガスの除去などに活用が期待できるという。29日付の英科学誌ネイチャー・マテリアルズ電子版に掲載された。 北川教授らは、ニッケルイオンに有機物を混ぜた「金属錯体」という化合物で、サイズの違う2種類の格子状の穴を持つ物質を合成し、二つの格子を重ねるようにして、100分の1ナノ・メートル単位の穴を作った。 二酸化炭素と酸素などの混合ガスを通すと、二酸化炭素だけが吸着し、分離を確認できた。格子のすき間に入るイオンを代えることで穴の大きさを調節でき、分離するガスの種類を変えられるという。
昨年8月20日、世界的に著名な米国の物理学誌「Physical Review Letters」に、「Hall Effect of Light」という論文が掲載された(*1)。この論文は、レンズや光学機器の設計などに古くから使われてきた幾何光学の基礎方程式が拡張されるという内容を持ち、それは、「スネルの法則」と呼ばれる教科書でもおなじみの基本的な反射・屈折の法則が補正を受けることを意味している。 今までのスネルの法則によると、光の入射、屈折、反射を考えたとき、その3つの光線は、同一平面上にあるということが法則の一つとされていた。しかし、今回発見された法則によると、光の偏光の性質により、入射光、屈折光、反射光は同一平面上ではなく、入射光に対して屈折光、反射光が横にずれる、という現象が起こることが示された。今までこれが明らかにならなかった理由は、通常はそのずれの程度は波長程度以下であり、目立たな
光の偏光が光の伝播に影響し、誘電率の変化と垂直な方向にシフトすることを発見 物理学の基本法則である光の反射・屈折の法則に新たな補正を与える フォトニック結晶を用いた制御理論により、光通信、量子コンピュータ分野における新たな技術に可能性をひらく 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】強相関電子技術研究センター【センター長 十倉 好紀】(以下「産総研強相関センター」という)の小野田 勝研究員は、国立大学法人 東京大学【総長 佐々木 毅】工学部【学部長 平尾 公彦】(以下「東大工」という)の村上 修一助手、永長 直人教授と、光の波束の伝播における偏光の効果を研究することにより、この効果を取り入れた新たな幾何光学の基礎方程式を導出した。さらに、この方程式により、理論的に誘電率の変化と垂直方向に光線がずれるという現象を導き、これを光のホール効果と名づけた。これは小学校の教科書にも出て
飛行機が空を飛ぶメカニズムは「ベルヌーイの定理」 (翼表面では気流の流れが速くなり、それが揚力を生む) で説明できるというのが、定説だ。しかし、デービッド・アンダーソンは従来の航空力学は間違っていると主張する。 この記事は英ニューサイエンティスト誌 2001 年 5 月 5 日号に掲載された『Taking Flight』を翻訳・転載したものです。このほかの同誌転載記事のバックナンバーはこちらでご覧いただけます。 飛行機はなぜ空を飛ぶのか。航空工学の教科書に従えば、「ベルヌーイの定理」で説明できる。翼表面では気流の流れが速くなり、それが揚力を生むという。だが、フェルミ研究所の物理学者デービッド・アンダーソンは、流体力学による解説を一蹴する。 飛行機はニュートンの運動の法則で説明できるというのが彼の持論だ。自ら操縦桿を握るアンダーソンは、共著『飛行を理解する』Understanding F
風車が各地で倒壊、自然外力の最大瞬間値はこれでいいのか? 青森県東通村の風力発電施設で、風車1基が倒壊する事故が先日、ありました。報道によると、高さ約68mの風車が、基礎部分から折れるように倒れていたとか。設計では毎秒60mの風速に耐える設計だったとのこと。 風力発電所の風車の事故は、以前にも台風で大きな被害が発生したことがあります。沖縄県の宮古島では、2003年9月11日に、台風14号の直撃を受け、島内にあった6基の風力発電施設が、すべて倒壊、もしくは破損という“ほぼ全滅状態”に陥ったのです。 宮古島の事故は、“想定外”の風速だったようで、最近、沖縄電力が公表した報告書によると最大瞬間風速90mを記録したそうです。 風速といっても観測地点は限られており、まばらな観測地点で測られた数少ないデータの中での「最大瞬間風速」が、常識となっていますが、一度、疑ってみた方がいいかもしれません
研究センター(通称:道徳科学研究センター)では、毎年の1月と2月にモラロジーの学問的研究と倫理道徳研究の推進を目的に講演や研究発表会を開催しています。 今年は「徳について考える」をテーマに、「講演」「個人研究発表」「 … “第46回 モラロジー研究発表会のご案内” の続きを読む
理化学研究所では、現在のコンピュータとは比較にならないほどの高速処理を実現する「量子コンピュータ」の研究を進めている。RSA暗号を無効化してしまうといわれる超高速コンピュータには、量子力学的原理が活用されている。 「量子コンピュータ」という言葉を聞いたことがある方は多いだろう。現在のコンピュータと比較して、非常に高速な処理能力を持つ未来のコンピュータとされているものだ。 だが、「コンピュータの処理速度なんて時代とともにどんどん高速化するもの」と考えている人は少なくないだろう。実際、10年前のコンピュータとは比べものにならない処理速度を持つパソコンが、ごく普通に量販店で売られている時代だ。しかし、量子コンピュータの処理速度はそういったレベルの話ではない。このまま時間が経てば、いつかたどりつくというシロモノでもない。今のコンピュータが何千年もかけて解く、複雑きわまりない難問をわずか数時間程度で
RSA暗号を無効化するほどの高速処理ができる「量子コンピュータ」は、なぜそれほど高速なのか? 理化学研究所が研究を進める量子コンピュータの速度の理由と、その難しさ、実現性をレポートする。 前回は、量子コンピュータの研究の歴史と可能性を紹介した。そこで今回は、最強といわれるRSA暗号を、わずか数時間で解読してしまう可能性を持った量子コンピュータが、どうしてそれほどの処理速度が出せるのか、その理論と研究の現状についてお伝えする。 超並列計算で全体の処理速度を高速化 量子コンピュータは、非常に高速な処理が可能になる。しかしこれは、現在のコンピュータが行っている処理すべてを高速化できるという意味ではない。RSA暗号を無効化するという因数分解の計算は、量子コンピュータが最も得意とするものだとされている、「超並列計算」ができるからだ。 因数分解は、ある程度総当たり的な計算を行う必要がある。桁数が増えれ
なにげなく季刊d/SIGN(デザイン) no.13の表紙を見たら「特集 ロボットのデザイン」の文字。おおっと思って著者人を見ると「國吉康夫+佐々木正人」ときたもんだ。ロボットの身体性でも語っているのかと思ったら、ある意味裏切られたような、でもすばらしい内容でした。 國吉康夫さんはロボットを開発しているわけですが、ロボットを作ること自体が最終目的というわけではなく、ロボットを作ることで人間の理解を進めることを目的にされています。早速ですが、國吉さんの研究室サイトにある「スクワット起き上りロボット」の動画を見てください(ページへの直接リンク)。 (画像はWebサイトより直接リンクで引用) このロボットは寝た状態から足を上げて、それを振り下げる勢いで膝を曲げたスクワット状態で起き上がりをします。動画をみてもらうと、すごく人間くさい。起き上がった瞬間にはゆらゆら身体を揺らして踏ん張っているのがわか
「ネズミの脳」が飛行機を操縦 2004年10月29日 コメント: トラックバック (0) Lakshmi Sandhana 2004年10月29日 フロリダ州のどこかで、ラットの体から切り離された2万5000個のニューロン(神経細胞)が、米軍の最新鋭ジェット戦闘機『F-22』の操縦について考えている。 これらのニューロンは、マルチ電極アレーの上で培養され、生きた「頭脳」を形成している(写真)。そして、これがデスクトップ・コンピューター上のフライト・シミュレーター(写真)に接続されている。シミュレーター上の飛行機の水平/垂直方向の動きの情報が電極からの刺激によって脳に伝達されると、ニューロンは興奮し、ある種のパターンの電気信号を発生する。その信号パターンを利用して、「身体」――この場合はシミュレートされた飛行機――を操れるようにしているのだ。 フロリダ大学の医用生体工学教授で、このプロジェク
IBMは、コンピュータに脊椎動物のような思考を持たせる手法を開発した。 IBMのバイオメトリカル・コンピューティングチームのCharles PeckとJames Kozloskiは、「ミニ円柱(minicolumn)」と呼ばれる大脳新皮質の小型円柱組織の働きを真似る数学的モデルを作り出したと発表した。ミニ円柱とは、ニューロン(神経細胞)からの刺激をまとめる組織の細い糸の集合を指す。この研究がさらに進めば、やがてロボットが人間のように「認識」し、センサーから得た情報を利用して適切な判断を行うことになるかもしれない。 Peckの説明によると、人間の脳はおおよそ280億の細胞で成り立っているという。このうち、2億あるミニ円柱は、簡単にいうと感知したデータを集め、それを組織して脳のより高度な部位に提供している。またミニ円柱には、内部接続を通して互いに通信を行う機能もある。ミニ円柱はおおよそ直径20
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