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  • きまぐれな日々 「個」がない国民が小泉や天皇を頼り、秘密保護法案を許す

    今回も2週間ぶりの更新。今月の更新は2回にとどまり、月間の新規エントリは2006年4月のブログ開設以来最少になった。 秘密保護法案の衆院採決は、明日(26日)にも行われそうだ。しかし、法案に反対する言論は、東京新聞や毎日・朝日などがネットに先行している。ネット市民の反応は鈍く、『kojitakenの日記』に民主党が反対するんだそうな。てめえが作った(煽った)法案だろうが。こんな奴らが反対するなら賛成したくなる。 などとしたり顔に書く馬鹿者まで現れた。また、同じ『kojitakenの日記』で私が山太郎の「天皇お手紙事件」や小泉純一郎が自らの原発推進責任をろくろく反省もしないで「脱原発」でウケを狙ったことを繰り返し批判したことに対して、小泉・山を叩く暇があったら、法案の質を徹底的に批判するキャンペーンをすべきところであった。 とコメントしてきた人間もいたが、前述の通り、「法案の質を徹底

  • きまぐれな日々 「小沢判決」を前に膠着状態の政局下で強まる橋下の脅威

    今週末にはゴールデンウィークに突入するが、それを直前に控えて政局が一種奇妙な膠着状態にあるように感じられる。 もちろん、26日木曜日(チェルノブイリ原発事故26周年の日!)に下される小沢一郎被告への判決をにらんで「様子見」ということもあるのだろう。持っても今年秋の民主党代表選までとしか思えない野田佳彦(「野ダメ」)政権は、マスコミはあまり指摘しないのだが「死に体」に近くなっていて、消費税増税、原発再稼働、TPPの3つの懸案のうち、TPPは先送りが濃厚になってきた。原発再稼働は経産相の枝野幸男がぶれまくって墓穴を掘った形で、橋下徹をはじめ、京都府知事の山田啓二や滋賀県知事の嘉田由紀子の反撃に遭ってタジタジとなっている。原発の稼働が「一瞬ゼロになる」と述べた枝野幸男の発言も、「ゼロになる」ことに対する原発維持・推進派からの批判ではなく、「一瞬」という言葉への「脱原発」からの批判に対する釈明に政

    kenjiro_n
    kenjiro_n 2012/04/24
    いっそのこと小沢一郎氏を党代表にまつり上げるべきだという意見。しかし橋下徹氏
  • きまぐれな日々 「忖度政治」はもうごめんだ。小沢一郎は政策や理念を語れ

    つい最近知ったばかりなのだが、小沢一郎の側近がやる政治を「忖度政治」というのだそうだ。 鳩山政権時代の3月に、民主党で生方幸夫副幹事長を解任する動きがあったが、一転して留任となった際に用いられた。生方氏が小沢一郎幹事長(当時)を批判したとかで、小沢一郎の側近が過剰反応したのだが、小沢一郎自身が、何も解任するほどのことでもないと言ったとか言わないとかで、一転して解任が取りやめになった。この時以来、大親分である小沢一郎の意図を忖度して側近が動くことが「忖度政治」と揶揄されるようになった。 小沢一郎の側近らのやる「忖度政治」とは、「長いものには巻かれろ」式の思考に基づいており、これほど彼らがスローガンとして掲げる「国民の生活が第一」からかけ離れたものはないと思うのだが、そんな彼らが鳩山由紀夫前首相の別荘で「気合いだ!」と気勢を上げていたことにはドン引きさせられた。 軽井沢に160人もの民主党議員

    kenjiro_n
    kenjiro_n 2010/08/24
    「小沢一郎は民主党代表選に立候補して、菅直人と堂々と政策を議論すべきだ。」同意。
  • きまぐれな日々 「みんなの党」躍進の諸相 ─ 「公務員叩き」とリフレ政策

    参院選が終わって2週間が経過したが、頭を去らないのが「みんなの党」の躍進と共産党・社民党の不振である。特に、選挙前に一部知識人やマスメディアが「みんなの党」への雪崩現象を起こそうとしていたことが、非常に気になった。 ここでいう「一部知識人」として私が念頭に置いているのは飯田泰之であり、マスメディアとして念頭に置いているのは『週刊朝日』である。前者はロスジェネ世代に人気のある経済学者で、後者は小沢一郎シンパの間で最近評判が高い週刊誌だ。 ところが、これにとどまらず、「みんなの党」支持者は意外に広範な広がりを見せていた。たとえば、「小沢一郎よ、今こそ立ち上がれ!」と題したエントリを上げて、世の小沢信者を狂喜させた天木直人もその一人だ。天木は、前記小沢一郎にエールを送った2日前のエントリで、比例区も選挙区もともに「みんなの党」に投票したことを告白している(下記URL)。 http://www.a

    kenjiro_n
    kenjiro_n 2010/07/26
    阿久根であの市長がそれなりに人気を得ているのも公務員に対するシバキというか嫉妬があるそうだし、「公務員一般に対して厳しいことを言う」という目標は受け入れやすいのかも。
  • きまぐれな日々 憲法9条と憲法25条を関連づける潜在力を持つ20代の若者

    連休中は、裏ブログには毎日記事を書いたが、こちらは6日間お休みした。中6日のインターバルは、プロ野球の先発投手並みだが、当ブログとしては開設直後以来のことになる。 ゴールデンウィークというと憲法記念日の5月3日を含むが、憲法というと9条改憲の是非をめぐって、9条改憲賛成・反対両派の意見がメディアに取り上げられるのが常だった。しかし、今年は政権交代で改憲が遠のいたと見られたためか、改憲派の集会が盛り上がらず、各種世論調査でも改憲支持派の漸減傾向が続いていることが報じられた。 私事だが、最近香川県を離れ、東京に出てきたこともあって、5月3日に「自由と生存のメーデー」の「サウンドデモ」に参加してみた。今年で5回目だそうだが、数年前、私と年齢の近いのさるブロガーがこのデモに参加した体験記を書いていて、それによると、いわゆるプレカリアートのデモは「若者の運動」と紹介されることが多いけれども、実際には

  • きまぐれな日々 志の低い野合新党「たちあがれ日本」に議席を与えるな

    新党「たちあがれ日」が10日に発足した。 この新党を精力的に追っている『日がアブナイ!』は、同党の結党会見は突っ込みどころ満載で、何をどこから書いていいかわからないぐらいだと書いているが、同感で、どこから批判していけばよいか、書きながら迷っている。 エントリが長くなりそうなので最初に書いておくと、この「新党」は、自民党がもともと持っていながら、ベクトルの向きが互いに異なる「自主憲法制定」と「消費税大増税」という二つの主張をともにより強調した、いわば自民党の持つ方向性をよりデフォルメしたような政党だ。「真正自民党」という形容がふさわしい。 これと比較すると、たとえば「みんなの党」には、「自主憲法制定」に見られるような復古的・国家主義的な主張はあまり見られず、新自由主義に特化した政党だ。また、ほんの少し前まで平沼赳夫やその子分・城内実、あるいは自民党の安倍晋三、稲田朋美らは、経済政策には関

  • きまぐれな日々 「取り調べの全面可視化」に反対する衆院議員の名前を晒す

    小沢一郎は結局「嫌疑不十分」により不起訴処分となった。先週末、小沢が二度目の事情聴取を受けたあと、自らの進退に言及した時には、私は小沢が立件されると思ったし、野党や民主党内の反主流派も勢いづいた。民主党で特に目立ったのは前原誠司と野田佳彦の「偽メール事件」コンビだった。前原も野田も、私の大嫌いな渡部恒三が名づけたという「七奉行」のメンバーだそうだが、渡部の言う「七奉行」とはそもそも渡部自身や小沢一郎を含む「竹下派七奉行」に由来するものだろう。昨年末に、過去の栄光にすがる前世紀の遺物・渡部を囲む会などをやったという連中に、これからの日を背負って立つことなど到底できそうにない。小沢一郎の不起訴で、彼らは一転してあわてふためいていることだろう。 まあ、浮かれていたのは何も民主党内の反主流派だけではなく、自民党もそうだっただろうし、われらが城内実センセイにいたっては、「小沢一郎民主党幹事長の例の

    kenjiro_n
    kenjiro_n 2010/02/05
    松野頼久代議士は民主党の所属では?/コメント欄の匿名の指摘で直ってた。
  • きまぐれな日々 「減税は善、増税は悪」という観念こそマスコミによる刷り込み

    今回のエントリでは鳩山由紀夫首相が暫定税率分の維持を決定したことと、それに絡んで環境税のことを書くつもりだった。だが、それ以前にバカバカしさを感じることが多過ぎて気合が入らない。そこで、せっかくのクリスマスの週末だが、愚痴を書き連ねることにする。 NHKスペシャルで「ワーキングプア」が初めて取り上げられたのが、小泉政権末の2006年。その前年の2005年に、小泉純一郎は「郵政総選挙」に圧勝した。この選挙に向けた自民党のマニフェストには、「郵政民営化なくして、小さな政府なし。」と書かれている。また、同じ選挙のための自民党のパンフレット「改革を止めるな。」の初めの方にある、「小泉改革のめざすもの」の冒頭にはこう書かれている。 小泉改革のめざすもの ■小さな政府をつくります。 「小さな政府」とは、官が民の邪魔をしない政府のことです。 官の組織を小さくして、官が使うお金を減らします。官の規制や許認

    kenjiro_n
    kenjiro_n 2009/12/25
    それこそキャンペーンをうてばある程度逆に持っていけるとも思っている俺としてはこの件はマスコミによるすりこみではなく単純に「俺らの稼ぎを取っていくな」ということでは?
  • きまぐれな日々 城内実とナベツネが接近─新政権が転ぶと極右が台頭する

    当たり前のことだと思うのだが、『事業仕分け』とは、予算をできるだけ切り詰めようとする財務省と、切り詰められてはたまるものかとする他省庁とのせめぎ合いである。だから、かつて小泉構造改革を熱狂的に支持し、今なお民主党政権の「事業仕分け」に拍手喝采するのは、財務省の高級官僚をほくそ笑ませるだけである。 それに気づかない者が、医療費の切り詰めを狙う財務省の後押しをする。そして今回は、その中に「反小泉」ブロガーとして有名なきっこさんもいた。それが一連の「漢方薬騒動」の質である。そんな中にあって、『村野瀬玲奈の秘書課広報室』のコメント欄でことの質を明らかにしようと活発な投稿を繰り返したみどりさん(ブログ『労働組合ってなにするところ?』管理人)の果敢な言論は特筆に値するものだったし、『きっこの日記』を支持したのは良いけれども、みどりさんに対して誹謗中傷を繰り返した「学士様」kaetzchenのコメン

  • きまぐれな日々 不名誉な「化石賞」を受賞した日本と、それを報じない読売・産経両紙

    温室ガス削減の中期目標を取り上げた昨日のエントリは、やはり不人気だった。ブログへのアクセスは、トップページ(http://caprice.blog63.fc2.com/)への訪問が多く、これは普段と変わらないのだが、個別エントリのURL(昨日のエントリだとhttp://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-926.html)へのアクセス数が普段のおよそ半分だった。これは、昨日のエントリに限ったことではなく、環境・エネルギー問題を取り上げた時はいつもそうだ。おそらく、読者の関心が非常に薄いのだろう。先月来日したノーベル賞学者のポール・クルーグマン教授は、「環境関連主導の回復となりそうだ。実際に芽吹くにはもうしばらく時間がかかるが、それが回復につながる可能性が高いと思う」と述べており、テレビでも報道された。これが世界の常識なのだが、日は世界からすっかり取り残され

  • きまぐれな日々 クルーグマン教授の政策採点 & 経団連が日本を滅ぼす

    朝日新聞に、ノーベル賞経済学者で米プリンストン大のポール・クルーグマン教授と与謝野財務・金融・経済財政相が対談し、クルーグマン氏は定額給付金の支給について「0点だ」と指摘するなど、日政府の景気対策に辛口の評価もしたと報じられている。0点とした理由は、給付金はほとんどが貯蓄に回ってしまって使われないからで、ブッシュ政権末期にアメリカが同じ誤りを犯したのにそれを見ていなかったのかと、批判は痛烈だった。 記事にもあるように、これは、昨日(24日)、フジテレビの「新・報道2001」が昨日放送したもので、クルーグマン氏は日政府に積極財政を求めた。マスメディアが好意的な自民党の与謝野馨や民主党の岡田克也は、ともに緊縮財政指向であり、マスコミは積極財政策にすぐ「バラマキ」のレッテルを張るが、そうやって誤りを繰り返してきたのが90年代以降の日だった。 クルーグマン氏の評価で面白いと思ったのは、自公政

    kenjiro_n
    kenjiro_n 2009/05/25
    「私自身は自民党も民主党も、道路より年々やせ細っている公共交通網の復活に力を入れてほしいと思う。」
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