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ブックマーク / www.tachibana-akira.com (10)

  • ベーシックインカムはどうですか? – 橘玲 公式BLOG

    ゴンザレスさん 「ベーシック・インカム」(以下BI)制度についてぜひ橘さんのお考えを伺ってみたいと思った次第です。 私にはさまざまな社会問題を解決できるとてもよいしくみのように思えるのですが、一方で、日での実現は難しいかなー…とも感じています。 橘さんはBIには賛成、反対どちらでしょうか? 橘さんの視点から見たBIについての気になる点や提言などを、ブログ等でお聞かせいただければとてもうれしいです。 なかなか難しいテーマかと思いますが、よろしくお願いいたします。 *                   *                   *                   *                   *                   *                   *                   * ベーシックインカム(BI)は(日だけでなく世界

    ベーシックインカムはどうですか? – 橘玲 公式BLOG
  • 地方創生にはカジノより大麻特区を 週刊プレイボーイ連載(171) – 橘玲 公式BLOG

    カジノを含む統合型リゾート(IR)の立地促進をめざす「カジノ法案」が国会に提出されました。安倍首相は「成長戦略の目玉」と力を入れていますが、「ギャンブル依存症を増やすだけ」との反対論もあります。「政治とカネ」の問題で法案の成立が不透明になっているようですが(その後、自民党が成立を断念)、この問題をどのように考えればいいのでしょうか。 誰もが知っているように、日ではすでにさまざまなギャンブルが行なわれています。 期待値が50%の(賭け金の半分しか当選金に分配されない)宝くじサッカーくじは、最高額を7億円や10億円に引き上げて射幸心を煽っています。ジャンボ宝くじで7億円が当たる確率は1000万分の1以下で、交通事故で死ぬ確率(3万人に1人)よりはるかに低く、宝くじを買いつづけるとほとんどのひとは大損します。賭け金の25%が問答無用で差し引かれる競馬や競輪、オートレースなどの公営賭博も同じで

    kenjiro_n
    kenjiro_n 2014/12/24
    どうやって「しぇしぇしぇのしぇー」を防ぐかという問題はあるけど、大麻だとそういう幻覚を見るのも弱いということなのかしら?
  • “リベラル”とはいったいなんだろう? 週刊プレイボーイ連載(118) – 橘玲 公式BLOG

    すこし前に「リベラルが保守反動になった」という話を書いたところ、「リベラルの定義はなんですか?」という質問をいただきました。これはなかなか難しいのですが、わかる範囲でこたえてみましょう。 まず、議論の前提として私たちは「近代」の枠組みのなかで生きています。近代というのは、政治思想的には、「自由」「平等」「人権」「民主政」などを至上の価値とする社会です。 ところで世界には、近代の理念とは別のルールで動いている社会もあります。代表的なのはコーランの教えに基づいて政治を行なうイスラム原理主義の国で、「神政」は「民主政」と水と油のように相容れません(それに対して中国のような一党独裁は民主政への移行過程とみなされます)。 かつては「文化相対主義」の名の下に擁護されていた近代とは異なる価値観は、9.11同時多発テロによって(すくなくともアメリカでは)全否定されました。「お前はテロリストを認めるのか」と

    “リベラル”とはいったいなんだろう? 週刊プレイボーイ連載(118) – 橘玲 公式BLOG
    kenjiro_n
    kenjiro_n 2013/10/15
    俺はこの三者のうちのコミュタリアンということになるのか?
  • “憲法改正”論議がカルト化していく理由 週刊プレイボーイ連載(108) – 橘玲 公式BLOG

    この記事が掲載されるのは参院選の翌日で、事前の選挙予想では自民党の大勝が確実視されています。衆参のねじれが解消されれば、アベノミクスや消費税増税とならんで憲法改正が政治の争点として浮上することになるでしょう。 安倍政権の音が憲法9条の見直しにあることは、昨年4月に自民党が発表した憲法改正草案を見ても明白です。ところがこの「草案」が強い批判を浴びたことで、憲法改正のハードルを下げるために96条先行改正へと方針変更されました。 日において常に憲法が問題になるのは、それが敗戦後の米軍支配下において、マッカーサー元帥率いるGHQによってつくられたものだからです。「日側の意見も取り入れられた」との主張もありますが、現行憲法が英語版を日語訳したことは歴史資料においても明らかです。 ところで、私たちはなぜ憲法を「押し付けられた」のでしょうか。それは、大日帝国が無謀な戦争に突入して無残な敗戦を喫

    “憲法改正”論議がカルト化していく理由 週刊プレイボーイ連載(108) – 橘玲 公式BLOG
  • 税をめぐる道徳と正義について 『熱風』2013年5月号 – 橘玲 公式BLOG

    スタジオジブリの『熱風』2013年5月号の特集「グローバル企業とタックスヘイヴン」に掲載された「税をめぐる道徳と正義について」を、編集部の許可を得てアップします。 *********************************************************************** フランスでは昨年5月、新自由主義的な改革を目指していたサルコジを破って、格差是正を掲げたオランドが大統領に就任した。オランド政権は富裕層への所得税増税を選挙の公約に掲げており、年収100万ユーロ(約1億3000万円)を超える個人の所得税率を40%から75%へと大幅に引き上げようとした。反発の大きさに新政権は、増税を2年間の時限措置にすることで理解を得ようとしたが、高級ブランドを展開するモエヘネシー・ルイヴィトンの最高経営責任者(CEO)がベルギー国籍を申請するなど、富裕層の国外脱出が止ま

    税をめぐる道徳と正義について 『熱風』2013年5月号 – 橘玲 公式BLOG
  • 日本的雇用からブラック企業が生まれた 週刊プレイボーイ連載(85) – 橘玲 公式BLOG

    2008年12月末、東京・日比谷公園の一角に突如、巨大なテント村が姿を現わしました。 世界金融危機に端を発した景気後退で製造業を中心に多くの派遣社員が職を失い、社員寮からも追い出されてしまいました。彼らが路上で年を越すのは政府の責任だとして、NPO法人が厚生労働省の目の前に「年越し派遣村」を開設したのです。 これをきっかけに、マスメディアは派遣社員の過酷な労働環境を連日のように報道し、経済格差が大きな社会問題になっていきます。そこでの論調は、「派遣社員はかわいそうだから正社員にするべきだ」というものばかりでした。こうして、年功序列、終身雇用を理想とする“正社員神話”が蔓延していきます。 解雇がきびしく制限されている日では、新卒で正社員として就職すれば定年までの約40年間「終身雇用」が保証されると考えられています。これは一見すると、労働者にとって法外に有利な契約です。だからこそ企業は派遣な

    日本的雇用からブラック企業が生まれた 週刊プレイボーイ連載(85) – 橘玲 公式BLOG
  • 「強いリーダー」はなぜいないのか? 週刊プレイボーイ連載(34) – 橘玲 公式BLOG

    昨年末には北朝鮮の金正日主席が急逝し、今年は米大統領選や中国共産党の政権交代など重大イベントが目白押しで、ユーロ危機はあいかわらず薄氷を踏むような状態がつづいています。そんななか、日にも「強いリーダー」が必要だとの声が日増しに大きくなっています。 ところで、日にはなぜ強いリーダーがいないのでしょう。この疑問はふつう「政治家がだらしないからだ」と一蹴されてしまうのですが、そんな簡単な話ではないかもしれません。 1980年代から、世界80ヶ国以上のひとびとを対象に、政治や宗教、仕事教育、家族観などについて訊く「世界価値観調査」が行なわれています。これだけ大規模な意識調査はほかになく、その結果もきわめて興味深いのですが、2005年調査の全82問のなかで、日人が他の国々と比べて圧倒的に異なっている質問がひとつあります。 近い将来、「権威や権力がより尊重される」社会が訪れたとすると、あなたの

    「強いリーダー」はなぜいないのか? 週刊プレイボーイ連載(34) – 橘玲 公式BLOG
    kenjiro_n
    kenjiro_n 2012/01/23
    よくわからん。橋下氏がああも簡単に大阪市長に鞍替えできたことを考えると「日本人は強いリーダーを望んでいない」というこの文章での結論も嘘くさく感じてしまうのだが。
  • “無責任社会”は無限責任から生まれた 週刊プレイボーイ連載(28) – 橘玲 公式BLOG

    名門企業オリンパスが、20年にわたり巨額の損失を隠してきたことで会社存亡に機に立たされています。事件の概要はすでに報じられているとおりですが、基的な構図は97年に経営破綻した山一證券と同じで、財テクの失敗を隠蔽するために歴代経営陣が粉飾決算を繰り返してきたというものです。 海外メディアでもこの事件は、日企業のコーポレートガバナンス(会社統治)の問題として大きく報道されています。 ガバナンスというのは、組織内の権限と責任を明確にして、権力構造(指揮命令系統)をだれでもわかるようにすることです。軍隊では、作戦部から末端の兵士まで命令が効率的に伝わるようにしなくては戦争に勝つことができません。ところが日の組織では、このガバナンスがおうおうにして失われてしまいます。 もちろんどのような組織でも権力構造があることに変わりはありませんが、日の組織はそれが水面下に隠れてしまい、外部からはどこに

    “無責任社会”は無限責任から生まれた 週刊プレイボーイ連載(28) – 橘玲 公式BLOG
  • イゴールの人生 – 橘玲 公式BLOG

    ツァールスコエ・セローはサンクトペテルブルグの南にある「皇族の村」で、ピョートル大帝が妃エカテリーナ1世のために建てた豪華な宮殿と美しい庭園で知られている。 第2次世界大戦でサンクトペテルブルグ(当時のレニングラード)を包囲したドイツ軍はこの宮殿に陣を構え、冬を迎えた。時に零下20度を下回る極寒に、ドイツ兵たちは庭園の樹々をすべて切り倒して薪にし、それがなくなると宮殿内の調度品をつぎつぎと火にくべた。貴金属や美術品は収奪され、戦争が終わる頃には絢爛たる宮殿はただの廃屋と化していた。 宮殿の復旧はソ連時代から進められていたが、サンクトペテルブルグ出身のプーチンが権力を握ると国家の威信をかけた一大事業となり、2003年、サンクトペテルブルグ建都300周年にその全貌が一般公開された。 宮殿には壁一面が琥珀細工で覆われた「琥珀の間」があり、その美しさは世界的にも知られていた。ドイツ軍は撤退の際に、

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  • お金はなぜ“汚い”のか 週刊プレイボーイ連載(20) – 橘玲 公式BLOG

    世の中のほとんどのひとは、お金を汚いものと思っています。それと同時に、「お金より大事なものはない」ともいいます。これはいったいどういうことでしょう。 この秘密は、私たちが異なるふたつの世界に暮らしているからです。 私たちにとっていちばん大事なのは親子や兄弟姉妹、夫婦や恋人との人間関係で、これを「愛情空間」とします。次に大事なのは友だちとの関係で、これが「友情空間」です。愛情空間や友情空間を含む、身近な知り合いの住む世界を「政治空間」と呼ぶことにしましょう。私たちの人生のほぼすべては、この政治空間のなかで営まれます。 政治空間の外側には、近所の八百屋のおじさんからアメリカ中国のインターネット通販業者まで、お金のやり取りでしかつながりのない茫漠とした世界が広がっています。これが、「貨幣空間」です。 貨幣空間(市場)はモノとお金を交換する世界ですから、お金がなければ生きていくことができません。

    お金はなぜ“汚い”のか 週刊プレイボーイ連載(20) – 橘玲 公式BLOG
    kenjiro_n
    kenjiro_n 2011/10/03
    おごってもらって当然、という考え方の人にこの文章が届くといいな。
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