安倍元首相暗殺事件をきっかけに問題が噴出する旧統一教会と政治の関係。 かつては霊感商法で世間を騒がせ、今も献金トラブルを抱えるその教団が九州の地で「悲願」とするのが、日本と韓国を海底トンネルでつなぐ「日韓トンネル」だ。 佐賀県唐津市から長崎県壱岐・対馬を通り、韓国・釜山までの230キロに及ぶトンネル建設という前代未聞の構想。荒唐無稽との指摘もある中、多くの政治家や研究者が推進役に名を連ねる。教団の狙いは何か。政治家や研究者はなぜ「後ろ盾」ともいえる役割を担ったのか。 さらに、「反日組織」の顔も併せ持つ教団と日本の保守政治がなぜ結びついたのか。 TNCの報道番組「福岡NEWSファイルCUBE」と「報道ワイド記者のチカラ」がコラボし、数々の証言から日韓トンネルの「闇」に迫る特別番組。旧統一教会問題に詳しい専門家をスタジオに招き、安倍元首相国葬の日に、私たちの社会が抱える問題を考える。