沖縄戦で消えた鉄道に光 北九州空港 那覇便利用促進へ絵画展 2010年2月2日 01:28 カテゴリー:九州 > 福岡 鉄道線跡の写真とCGイラスト作品が並んだ会場 太平洋戦争期の沖縄戦で破壊された鉄道を写真やイラスト画で紹介する「沖縄軽便鉄道絵画展」が1日、北九州空港(小倉南区)のターミナルビル3階で始まった。14日まで。入場無料。 戦前、沖縄には軽便鉄道と呼ばれた与那原、嘉手納、糸満の3線に約40の駅があったが現在は知る人が少ない。鉄道エッセイストの桃坂豊さん(49)=香春町高野=が「沖縄の隠れた魅力をPRし、5月上旬で廃止になる那覇便の利用促進につなげよう」と企画した。 桃坂さんは「戦禍で失われた鉄道文化を後世に残したい」と鉄道線跡を記録。自身が撮影した鉄道線跡の写真と、那覇市在住のイラストレーター松崎洋作さん(68)が当時の鉄道を再現したコンピューター・グラフィックス(CG)計約