JR北海道・釧路駅の乗車数減深刻 特急運休影響が顕著 最近10年で最少の可能性 (12/04 10:58) 年間乗車人数が10年間で最少となる可能性が出てきた釧路駅=9月4日 観光客がピークとなる7~9月のJR釧路駅の乗車人数が3カ月とも前年同月を割り込んだ。特に9月は1割減と大きな落ち込みとなり、2004年以降の10年間で最少の4万8千人にとどまった。相次ぐトラブルに伴う特急「スーパーおおぞら」(釧路―札幌)の一部運休の影響が如実に出た形で、年間乗車人数も10年間で最少となる可能性が出てきた。 今年の釧路駅の乗車人数は6月から集計が出ている10月までは毎月前年割れ。特に一部運休が始まった7月以降は毎月千人単位の落ち込みで、9月は前年同月比5695人減となった。 この結果、今年1~10月の合計乗車人数はこれまで最低だった10年同期よりも3834人少ない47万1817人と、10年間で最少とな