府が泉北高速鉄道を運営する第三セクター「大阪府都市開発」(OTK)の株式を米投資ファンド「ローンスター」に売却することについて、大阪維新の会内部から反対論が出ていることに対し、維新幹事長の松井一郎知事がいら立ちを見せている。 堺市議会の自民、公明、民主系、共産の4会派が提出するローンスターへの売却方針撤回を求める決議に、維新市議団が同調する動きを見せたため、松井知事は「幼稚な判断だ」と維新市議団に電話で伝えたという。29日、府庁で記者団に語った。 781億円の株式購入額を提示したローンスターの運賃計画(乗り継ぎ料の10円値下げ)が、720億円で敗れた南海電気鉄道の提案(同80円値下げ)を大きく下回っているため、府議会で過半数を占める維新府議団からも反対論が出ている。これに対し、松井知事は「府民の財産が60億毀損(きそん)する部分はどうするのか。府議団の中でしっかりとした理由で決めてもらいた
府南部を走る泉北高速鉄道を運営する第三セクター「大阪府都市開発」(OTK)の株式売却を巡り、沿線にキャンパスがある桃山学院大学(和泉市)、プール学院大学・短大(堺市)、帝塚山学院大学(堺市)の3大学は3日、松井一郎府知事宛てに、運賃値下げを求める要望書を提出した。 要望書では、「3大学は泉北高速鉄道の和泉中央駅および泉ケ丘駅を最寄り駅としており、他路線との乗り継ぎ運賃の負担感が大きく、通学定期が大手私鉄に比べて割高」などと指摘。(1)乗り継ぎ運賃(2)定期代の大幅値下げを要望している。 桃山学院大の担当者は「学生アンケートやオープンキャンパスで意見を聞くと『泉北高速鉄道は運賃が高い』という声が必ず出る。学生や保護者の負担を軽減してほしい」と話している。 公募で敗れた南海電気鉄道は(1)泉北高速と南海高野線の乗り継ぎ料金を80円値下げ(2)通学定期割引の拡大で利用者負担の約25%引き下げなど
泉北高速鉄道などを運営する第三セクター「大阪府都市開発」(OTK、同府和泉市)の株式売却の優先交渉権を米投資ファンド「ローンスター」が得たことをめぐっては、次点だった南海電鉄関係者から「5年後にわれわれが高値で買わされるのでは」との疑念が上がっているほか、経済界から安全面で異論が出ている。 府の公募条件では、新たな事業者にOTK株や事業の譲渡を5年間禁止することや、安全運行のため鉄道事業法の順守を盛り込んだが、金融関係者は「ファンドは投資家に利益を分配しなければならず、できるだけ早く投資を回収したいはず」と指摘。5年が経過すればすぐにでも売却するとみている。 その際、地理的条件や泉北高速鉄道との相乗効果の観点から南海以外に買い手はないとみられ、「高値で買わざるを得なくなる」との懸念がくすぶる。 関係者によると、三菱商事が収益性の高いOTKのトラックターミナルに興味を示している。このため、府
大阪府市統合本部の「地下鉄民営化・成長戦略プロジェクトチーム(PT)」が、市営地下鉄民営化に合わせた運賃値下げについて、初乗り料金(現行200円)を180円に引き下げた上で、料金区割りを見直す案を8日午後の同本部会議に提示する。 民営化は2~3年後の実現を目指すとしている。 運賃値下げを巡っては昨年12月、橋下徹市長の指示で市交通局が3案を提示。いずれの案も初乗り料金を20円値下げした上で、さらに230~360円の中・長距離区間も一律20円下げるなどだった。 PT案では3案のうち、初乗りを20円値下げし、梅田―なんば(230円)を30円、梅田―天王寺(270円)を40円下げる案をベースにした。減収幅は3案では130億~65億円だったが、今回は約60億円と試算。関西大手私鉄5社の初乗り運賃は140~150円。
関西国際空港と大阪(伊丹)空港の7月の経営統合に向け、政府が全額出資する両空港の運営会社「新関空会社」が1日、発足した。 新会社は両空港を一体運用して競争力を高めたうえで、運営権を2014年度にも売却し、関空会社の抱える約1兆3000億円の負債一掃を目指す。 新会社は統合に備えた準備会社で、資本金3億円、社員数約50人。統合時には資本金を数千億円規模に増資し、社員も現在の関空会社に在籍する約1000人(連結)の大半が移る。負債の大半を引き継ぐ関空会社は、関空の土地保有会社となり、新会社から地代を受け取る。 国は両空港の運用方法を定めた「基本方針」を6月にまとめる。関空への配慮と騒音問題から、長距離路線の開設や運用時間が制限されている伊丹空港について、どこまで規制緩和に踏み込めるかが焦点となる。年間10億円余りの営業利益を稼ぐ伊丹空港のターミナルビル事業は統合の対象外で、この収益力をどう取り
File Not Found. 該当ページが見つかりません。URLをご確認下さい。 お知らせ 事件・事故のジャンルを除き、過去6年分の主な記事は、インターネットの会員制データベース・サービスの「京都新聞データベース plus 日経テレコン」(http://telecom.nikkei.co.jp/public/guide/kyoto/)もしくは「日経テレコン」(本社・東京 http://telecom.nikkei.co.jp/)、「ジー・サーチ」(本社・東京、 http://www.gsh.co.jp)のいずれでも見ることができます。また、登録したジャンルの記事を毎日、ネット経由で会員に届ける会員制データベース・サービス「スカラコミュニケーションズ」(本社・東京、http://scala-com.jp/brain/) も利用できます。閲読はともに有料です。 購読申し込みは下記のページから
株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。 空港もインフラ投資やインフラ整備の1分野であり、世界を見渡せば様々な動きがあります。先日はトルコの最大手空港オペレーション会社のTAV Airportsが中東の空港案件への参画を活発化させているという報道がありました。銀行からの融資900億ドル分を確保しているそうです。 Gulfnews.com: Turkish airport operator eyes investments in Middle East トルコでは航空需要が急速に伸びており、空港新設の案件も複数あるようで、同国最大手空港オペレーターTAVとしては波に乗っているというところでしょう。 昨日成立し
京阪電気鉄道は1日、大阪、京都、滋賀、福井の4府県で展開しているタクシー事業から撤退したと発表した。債務超過に陥っていたタクシー子会社4社の全株式を業界大手の第一交通産業(北九州市)に売却した。売却額は公表していない。 京阪タクシー(京都市)など4社とその傘下にある3社の従業員約1200人を、タクシー656台とともに順次、第一交通に引き継ぐ。第一交通は事業拡大につなげる。 規制緩和でタクシーの台数が増え、競争が激しくなる中、京阪のタクシー事業は2007年度から3年連続で税引き後赤字が続いていた。第一交通は大阪を除く3府県には拠点がなかったが、買収で営業区域は全国33都道府県となり、保有台数は7251台となった。第一交通は、大阪府南部で営業していた南海電気鉄道のタクシー子会社も01年3月に買収している。
京阪電鉄がタクシー関連事業から撤退するそうです。 ■京阪がタクシー事業撤退 福岡の第一交通に7社売却 47NEWS 京阪タクシーなどタクシー関連事業の会社の株式を売却するそうです。売却先は福岡の第一交通という会社。過去3年間赤字続きだったことから黒字化を諦めたとのことです。詳しくは記事を見てみてください。 タクシー事業から撤退といってもこれからも売却先が運営するので、たぶん僕たち利用する側からすればタクシーの名前がかわるぐらいの変化しかないと思います。 京阪の公式サイトにはタクシー事業の詳しい収支状況が掲載されていました。 ■子会社株式の譲渡に関するお知らせ(PDFファイル) 京阪タクシーの売上高と経常利益(カッコ内)を見てみると、 平成20年 18億2100万円(マイナス2000万円) 平成21年 16億3100万円(マイナス5100万円) 平成22年 13億2100万円(マイナス410
兵庫県豊岡市奥山を走る市営の路線バス「イナカー」が、来年3月で廃止されることになり、奥山と近隣の2地区が10月にも乗り合いタクシーを運行する計画を進めている。 奥山への路線は現在、予約制で月曜日だけ1往復の暫定運行で、他の曜日に病院へ通うなどする住民は利用できなかった。このため、乗り合いタクシーでは病院やスーパーなどをルートに含むコースを検討中だ。 徳網武男区長は「すでに通院や買い物にタクシーを利用するなど経済的負担が大きくなっている。生活を守りたい」と話す。 「病院に通えなくなったら、どうしようと不安なんよ」 奥山地区の川見ふみ子さん(84)は、高血圧などの治療で出石町内の病院に通院している。独り暮らしで車の運転免許は持っておらず、3月末まではつえをついて自宅から約100メートル離れたバス停まで歩き、運賃400円のイナカーを利用していた。 しかし、今年4月以降、イナカーは予約制となって週
JR福知山線脱線事故を巡る国土交通省航空・鉄道事故調査委員会(現・運輸安全委員会)の情報漏えい問題で、遺族らを交えた国交省の検証チームが3日、大阪市内で会合を開き、事故当時、福知山線に乗務していた運転士を対象としたアンケート結果を公表した。9割がダイヤに「余裕がなかった」、4割が事故現場のカーブ手前に「ATS(自動列車停止装置)が必要」と感じていたことが判明。事故発生前から運転士の多くが現場カーブに危機感や不安を抱いていたが、会社上層部には十分伝わっておらず、双方の認識の隔たりが浮き彫りになった。 2007年発表の事故調の最終報告書に盛り込まれた運転士アンケートについて、同チームが「不十分」として実施。今年6〜7月、事故当時の運転士504人に調査票を配布。記名で回答のあった391人分を集計した。 その結果、事故の一因とされている過密ダイヤについて、朝夕の通勤・通学時間帯に限定した場合も含め
東京羽田のモノレールは急行があるくらいのスピード運転なのに、大阪のそれは何故あんなにノロノロ運転なのでしょうか? (大阪府・ラビパパ) 確かに「東京モノレール」が「モノレール浜松町駅」から「羽田空港第2ビル駅」までの10駅(起終点駅含む)距離17.8kmを「普通列車」で約23分、空港直行列車である「空港快速」では約18分で結んでいるのに対して、「大阪モノレール」は「大阪空港駅」から「門真市駅」までの14駅(起終点駅含む)距離21.2kmを約35分の所要時間となっています。 ただ、最高速度の比較では「東京モノレール」時速80km、「大阪モノレール」時速75kmと大した差があるわけではないのに、どうして「大阪モノレール」のほうはノロノロ運転と感じてしまうのでしょうか? 「大阪モノレール」を運行する「大阪高速鉄道」の話によると…「特に大阪空港駅から蛍池駅までは『急カーブ』が多く、さらに、蛍池駅
西日本鉄道(株)(本社:福岡市中央区、竹島和幸社長)は、4月2日(金)より、本州方面行き夜行高速バスのうち『福岡・北九州〜大阪線』『福岡・北九州〜京都線』の2路線を1路線に統合すると発表した。 福岡・北九州〜大阪線である「ムーンライト」号の起終点を大阪(梅田・阪急三番街)から京都駅八条口(ホテル京阪前)まで延伸し、福岡・北九州~大阪・京都線として運行する。 今回の路線統合は福岡、北九州地区から関西方面を結ぶ当該2路線の輸送人員の減少による採算性悪化の対応策で、同路線の運行維持ならびに効率化を目的として実施するもの。 これに伴い、福岡・北九州〜京都線である「きょうと」号の運行は、4月1日(木)出発便をもって終了、京阪枚方市駅停留所での乗降ならびに「きょうと号回数乗車券(4枚つづり)」の発売を終了する。 今回の路線統合により、京都駅八条口への到着時間が現行より70分長くなる。 なお普通運賃、往
個人的な出来事の話です。いつものようなソフトウェアの話ではありません。先週、海外からの研究者が3名ありました。米Yahoo!のインフラ研究開発やRIM(ブラックベリーのメーカ)からソフトウェア開発の効率化に向けた委託研究費用をもらっている研究者等、豪華なメンバでした。 そのうちの1人は、航空路線の関係で成田入りすることになり、その人の道案内をして、最寄り駅まで車で迎えにいくことにしました。成田から伊丹空港、関西空港への接続便が取れなかったそうで、電車移動にしたそうです。外国人向けの1週間乗り放題JRパスというのがあるそうで、それを購入し、成田から東京へ出て、そこから、ひかりに乗って新大阪に着きます(そのJRパスではのぞみは乗れないとのこと)。問題はそこからです。 話を中断しますが、私が所属している奈良先端科学技術大学院大学への交通はここにあります。ご覧いただくと以降の理解がスムーズになると
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