「ブラジルとの試合ではアプローチを誤った」「イタリアとは互いにハイレベルな試合ができた。体調が良いならこういうプレーができると世界に披露できた」「メキシコ戦ではイタリア戦から疲れが回復していなかった」とコンフェデの3戦を総括していたザッケローニ監督。 3連敗も覚悟はしていた。ザック率いるチームがどこまでできるのかという期待のすぐそばには、1勝もできずに大会を去るかもしれないとの思いが潜んでいた。 だが、イタリアをギリギリまで追い詰めた直後の一戦である。レシフェの観衆を完全に味方につけた戦いをなぞることができれば、メキシコから勝点3を奪える。イタリア戦の内容を結果に結びつければ、チームは自信をつかめる。グループステージ敗退に終わったものの、世界のトップ・オブ・トップをどのようにしたら攻略できるのかという手ごたえをつかめる。 それだけに、突きつけられた現実は重い。 ブラジル戦とイタリア戦が示唆
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