言葉の中には人と人の対立を促すような種類のものがあります。 たとえば「左翼」とか「右翼」という言葉がありますが、個人や組織にこのレッテル貼りを行うことで、人為的に対立構造が発生されられてしまいます。 個人的にはそうした言葉の使用はなるべく控えようと思っています。 ネット上で対立を促す言葉が飛び交う様子を長年見てきましたが、そこから何かしら生産的なことがらが生まれるのを見たことがないからです。 現実の人間も組織もそんな単純なレッテル貼りに収まりきってしまうほど単純なものではなく、複合的な要素のつながりによって成立しているはずなのですが、どうもそういった物事のとらえ方ができる人が減っているのではないかな、という気もしています。 そういった状況から脱却するための一歩として、対立構造を生み出す源泉となる言葉の使用を控えるべきかな、と考えています。 ここ数年で目につくのが、世代間での対立を生み出す「