トランプ氏に対する3度目の起訴は、過去2件の起訴よりも重要な意味を持つという/Drew Angerer/Getty Images (CNN) 「アメリカ合衆国対ドナルド・J・トランプ」は、たちまち米国史上最も重要な文書の一つになった。 1日に公表された45ページの起訴状は、米国をかつてなく深い、悲劇的でさえある地点へと導いた。 史上初めて、米国は自国の民主主義システムを破壊しようとした罪で大統領経験者を裁判にかけようとしている。理由は起訴状にある通り、当人が選挙に敗れたにもかかわらず「権力の座に居座ろうと決意した」からだ。しかも本人は、単なる大統領経験者では全くない。大統領選で現在共和党の指名獲得争いのトップを走るトランプ氏は、世論調査によれば本選を想定したバイデン大統領との対決でも接戦を演じるとみられている。 起訴状には、明白かつ身も凍るような策略の疑惑が詳しく記されている。その目的は2
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