厚生労働省は16日、医薬品のネット販売規制などについて議論する検討会の第4回会合を開いた。今回は医薬品のネット・通信販売が規制されると生活が困難になるケースなどについて関係者からヒアリング。その上で、今後検討すべき論点について議論を行った。 「ネットを使う人は情報リテラシーが高い」と主張 2009年6月に施行される予定の厚生労働省の省令では、、一般用医薬品のネット・通信販売に関して大幅に規制する内容になっているが、この省令を再度議論するため、「医薬品新販売制度の円滑施行に関する検討会」が設置。今回は第4回の会合となる。 今回の会合では、複数の構成員らの要望を受け、舛添要一厚労相が検討会設置を指示した理由の一つである「医薬品のネット・通信販売が規制されると生活が困難になる場合の救済措置」をより具体的に議論するため、インターネットで医薬品の購入を行っている消費者ら5人からヒアリングを行った。