うがいの研究論文は少ない風邪やウイルス感染予防策として、手洗いうがいは昔から大切とされてきました。確かに手洗いは感染予防策としてかなりの効果が認められています。 しかし一方で、実はうがいに関しては信頼のおける科学的なデータがあまりないという状況になっています。これだけ日本全国、老若男女問わず根付いている習慣なのに意外ですよね。 ただし一応、うがいをすると風邪に罹りにくいという研究結果はあります。根拠は少ないけれど今のところ存在する論文を見る限り効果はありそうだ、という感じですね。 なので科学的には、手洗いほど大事!というわけではないのです。 うがいで風邪の発症率が大幅に下がる京都大学健康科学センターで公衆衛生学の研究をしている里村一成教授、川村孝教授らの2005年の研究では、うがいを行うことで風邪に罹るリスクが減少するという結果が出ています。 この実験は18-65歳の健康な男女387人を対
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