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文学に関するkent4989のブックマーク (2)

  • 過去は現在に作り変えられる―――嵐が丘、T.S.エリオットから、ガラスの仮面、童夢まで―――鴻巣友季子さん「円環する古典文学」講演会まとめ

    過去は現在に作り変えられる―――嵐が丘、T.S.エリオットから、ガラスの仮面、童夢まで―――鴻巣友季子さん「円環する古典文学」講演会まとめ 鴻巣友季子さんとEve Zimmermanさんの講演&座談会を見てきた。 お二人とも日英両語に精通し、多岐にわたる翻訳書を上梓されている研究者だ。古典が新たな訳を得て、「新刊書」として世に出るときに「ねじれ」が生じる現象や、原作←→新訳が互いに及ぼす影響について、お二人が濃密に語り合う90分間だった。 現在が過去に及ぼす影響 最も興味深かったのは、文学における現在が過去に及ぼす影響の件だ。 「ん?逆じゃね?過去から現在への影響でしょ?」 わたしも同じことを感じた。過去は既に確定したもので、時は過去から現在に流れるものだ。従って「過去→現在」への影響はありこそすれ、「現在→過去」は無いだろうと思った。 ところが鴻巣さんは、「翻訳」と「翻案」を手がかりに、

    過去は現在に作り変えられる―――嵐が丘、T.S.エリオットから、ガラスの仮面、童夢まで―――鴻巣友季子さん「円環する古典文学」講演会まとめ
    kent4989
    kent4989 2023/12/18
    詳細レポートありがたし。
  • 文学は精神に作用するテクノロジーだ『文學の実効』

    「文学は役に立たない」という人がいる。 データに基づく科学とは異なり、文学は主観的な解釈をベースとしており、客観性・再現性は低い。小説を読んでも、実用的ではないという主張だ。 そんな人に真向勝負を挑んでいるのが、書だ。 文学作品が人の心を動かすとき、脳内で起きている変化を神経科学の視点から解き明かす。感動は主観かもしれないが、客観的に計測でき、かつ再現可能なテクノロジーだと説く。 著者はアンガス・フレッチャー[Angus Fletcher]、神経科学と文学の両方の学位を持ち、スタンフォード大学で教鞭をとり、物語が及ぼす影響を研究するシンクタンクの一人である。 『オイディプス王』『ハムレット』『羅生門』『百年の孤独』など具体的な作品を挙げて、それらが脳のどの領域にどう作用し、それがどのような効果を及ぼしているかを説明する。 もちろん、受け継がれてきた作品は、それぞれの時代背景を反映している

    文学は精神に作用するテクノロジーだ『文學の実効』
    kent4989
    kent4989 2023/10/12
    これは読んでみたい本だが、前提となる書籍で未読が多そうなのが悩ましいところ。『ジュリアス・シーザー』と『百年の孤独』は読んでから挑むか。
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