東京メトロは、グループ会社が行っている列車の車輪に車軸を取り付ける作業で、基準を超える圧力で行ったうえ数値を書き換える不正があったと発表しました。国土交通省は、19日から東京メトロなどに対し、特別保安監査を行う予定です。 これは、今月、JR貨物で不正が発覚したことを受け、国土交通省が全国の鉄道事業者に緊急点検を指示し、明らかになりました。 東京メトロによりますと、17日までに行った緊急点検の結果、グループ会社の「メトロ車両」が行った車輪に車軸を取り付ける作業が、社内で定めた基準を超える圧力で行われていたことがわかったということです。 基準を超えて取り付けられた車軸は225本で、日比谷線を除く8つの路線の車両だということです。 「メトロ車両」が車両整備を行っている東葉高速鉄道、埼玉高速鉄道でも合わせて8本の車軸で基準値を超えていました。 これらの現場では基準値を超えた場合、数値を基準値内に書