メモせよ、メモせよ、メモせよ、とよく言われますね。私もよく言います。 しかし、そのメモされるものの中身って一体どんなものなのでしょうか。 私は「思いついたこと、気になったことすべて」と返すことが多いのですが、この説明ではわかったような気はするものの、具体性がまるでありません。朝ご飯に何を食べたかを尋ねられて、「ごはん」と答えるくらいには大雑把です。 そこで今回は、メモされるものについて考えてみましょう。 PoICの4カード まずは、ヒントになるものを探してみましょう。 現代版の情報カードシステムである「PoIC」は4つのカード・タイプを持ちます。記録、発見、GTD、参照の4つです。 それぞれ解説を引用します。 記録。 記録カードは、私たちの身の回りの事実や現象を記述するのに使います。例えば、日記(生活、仕事、夢)、お金の収支、健康状態(体温・血圧・体重)、食事、天候(天気・気温・湿度)など